32.夜明けの孤独
学校を卒業して数カ月がたつ。
学校を卒業してから高校の人とは会っていない。
会いたいとは思わないが寝ているとたまに高校の人が夢に出てくる。
高校の人は今頃何をしているのだろうか。
大学人生を楽しんでいるのだろうか。
好きな異性と遊んでいるのだろうか。
勉強をしているのだろうか。
・・・・・・・・・。
たまに物思いにふける時がある。
寂しくなる時がある。
そんな時私は夜明け前に家を出る。
自転車で20分ぐらいした所にある海にいく。
人は誰もいない。
夜明け前という事もあり少し陽ざしが出てきている。
海の音がザバーザバー。
鳥が鳴いている。
夜明け前という事もあり音が澄んでいる。
正直気持ちがいい。
そこで私は砂浜に座りイヤフォンをかけある女性歌手の曲をかける。
「夜明けの孤独」という歌だ。
まさに今の景色、今の私にピッタリ。
~♪
夜明けに家を出て過去なんか捨てたけど自分のその足音に追いかけるんだ
誰にも気づかれず何処かに消えてしましいたいよ。
影のできないまだ薄暗い街へ~
引き止めるもの もう何もない
誰かの優しさが何だか重荷に思えてきた。
わざと蒸して嫌われたかった。
そんな器用に生きられない。
命とは何なのでしょうか?誰の為にある?使い道どうすればいいか。
答え探しながら歩いていく。
生きるとは孤独になること。何を捨てればいい。
降り出した雨に濡れながら今日は昨日よりも強く生きる
~♪
この歌を聴くと心頭の中にあるモヤッと感が掃除され新しい空気が流れる。
心が少し浄化される。
頭が少しスッキリになる。
みずきにとってこの歌はまさに精神安定剤だ。
少ししてまた何事もなかったように家に帰る。
以上私の心の精神安定剤でした。
終了。




