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02.初めての幼稚園

みずきが3歳になり4月から幼稚園に行く事になる。

歩いて15分ぐらいした所に幼稚園のバスが来る。そこに7人ぐらいの園児がバスに乗り幼稚園に向かう。

幼稚園での初日みずきは今日から幼稚園に行くなんて親から知らされていなかった。

いきなり早く起こされて訳の分からない服(後になってそれが制服なんだと知る事になった。)に着させられ帽子とバッグを持ち母親と集合場所にいく。

そしたらバスが来る

。私が乗った後てっきり母親も一緒に乗る物だと思ったら母親はバスに乗らない。

乗るのは私だけだ。私が引き返そうとしたらバスの扉が勝手にします。


「おい、まて!私を何処に連れていこうとしているのだ。」


そう思ったら急に恐くなり私はワァンワァン泣き始めた。


「どうしたの?泣かない、泣かない。」


一緒にいた幼稚園の先生が言う。

恐らく幼稚園の先生は母親が恋しくて泣いているんだろうと思っていたに違いない。


私はそんなんじゃない。


周りの人達が恐くて信用出来なくて泣いていたんだ。


私はこれから何処かに売られにいくのか?


まるでドナドナの子牛でなないか。


~ドナドナドナ~荷馬車が走る~♪


って歌っている場合ではない。


私は家に帰るまでずっと泣いていた。


改めて自分の親は恐い存在だと思った。


母親に対しての人間不信が強くなった出来事だ。



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