表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コミュ症日記  作者: 猫自慢


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/42

16.家族の事(3) 万引きした兄の事


中学2年生の10月のとある土曜日

天候は晴れ。

秋晴れのいい天気の時の事だった。

時間はおよそ15時頃。

自宅には学校から帰って自分の部屋で本を読んでいた私と

祖母の部屋で大きな声でテレビを観ていた祖母だけだった。

父と母は普通に仕事に出かけている。


何気ない日常の風景だ。

暫くすると真ん中の兄が高校から帰ってきた。

「ただいま。」っと挨拶をする訳でなく兄の部屋にいった。


別に何気ない日常の風景だ。

それから暫く(およそ30分ぐらい)すると父が帰ってきた。


???

何気ない日常の風景ではない。


こんな時間に父が帰ってくるなんてめずらしい。

忘れ物でもしたのかなぁ。

帰ってくるや早々父は兄の部屋に入った。


みずきの部屋にでも声は聞こえてくる。


父:「本屋から電話があり万引きをしたという事を聞いた。

  何でそんな事をするんだ。」

兄:「・・・・・・・・・・・・・。」

父:「言いたい事があれば言えばいいじゃないか?

  そんな事をするんじゃない。」

兄:「・・・・・・・・・・・・。」


そんなやり取りがおよそ3~5分ぐらい続いた。

父は又仕事場に戻っていった。


私は驚いた。

まさか兄が万引きをするなんて。

もし高校にばれたら退学になるかもしれない。

恐らく本屋の人は高校には言わず親に連絡をしたのだろう。

何となくそう思った。

しかしどんな本が分からないがよっぽど欲しかった本なのだろうか?


・・・・・・・・・・・・


いや違う。

問題はそこじゃない。

その本が欲しければ買えばいいだけの事。

本なんてどんなに高くてもせいぜい2000~3000円程の物だ。


万引きをしてしまう。


よく分からないが兄もこの古臭い田舎の檻(=自宅)の中で見えない

ストレスに押しつぶされてしまったのだろうか?

見えないストレスに押しつぶされて万引きをしてしまったのだろうか?



何かで聞いた事がある。

家の中で何か問題がある時一番真ん中の兄弟がストレスを感じてしまうという事。


兄は兄で大変な思いがあったのかもしれない。





応援宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ