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青葉剣道物語  作者: 佐藤綾
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序章第一話

この物語は仙台の学校に通う少女が活躍するフィクションです♪登場する人物及び団体は現実とは関係ない架空の人物及び団体です。

皆さん、こんにちは、私は、河合恵。普通の女子中学生です。中学3年生で、もうすぐ受験です。

河合恵「もうすぐ、受験か」篠崎結衣「そうだね」

河合恵「結衣ちゃんは、どこの高校、受験するの」

篠崎結衣「私は、山辺西高校かな」

河合恵「そうか、山辺西は、エリート高だもんね、私も山辺西、目指してみようかな」

篠崎結衣「えっ、本気なの」

河合恵「うん、やっぱ、ダメかな、私みたいな馬鹿が、進学校の山辺西を目指すなんて」

篠崎結衣「そんな事ないよ、そうだ、よかったら、私が勉強、教えてあげるよ」

河合恵「えっ。いいの」

篠崎結衣「うん、一緒に頑張ろうね」

河合恵「うん」

その日から、私と結衣は、山辺西高校の受験に向けて、頑張った。一緒に合格する為に。でも・・・・・。

受験1週間前。

私は、親友の佐伯義宗と上原由香と井上夏希と曰野朱里と金井こよみと篠崎結衣と岡野優香と水島依緒と飯塚雅也と一緒に、近所の神社に参拝に来た。受験合格を祈る為に。

佐伯義宗と上原由香と井上夏希と曰野朱里と金井こよみと岡野優香と水島依緒と飯塚雅也は、通っている中学の付属の長沢高校を受験する。

佐伯義宗「久しぶりに家から出たよ。ずっと、家で受験勉強してたからな」

上原由香「私も、同じだよ」

井上夏希「私は塾に行ってたよ」

曰野朱里「私は、中高一貫高だから、受験はね」

金井こよみ「皆も、中学から、このまま、付属の高校に進めばよかったのに」

篠崎結衣「私は、中学と高校は別にするって、決めてたから、ずっと、山辺西高校って、決めてたから」

岡野優香「山辺西高校のどこが良かったの」

篠崎結衣「知り合いのお姉ちゃんが、山辺西高校に通っていて、制服が格好良かったから、私も、この制服を着たいって思ったの、あの時から、ずっと憧れだったの」

佐伯義宗「そっか、頑張れよ」

篠崎結衣「あ、うん、ありがとう、私、頑張るよ、絶対、合格するから」

佐伯義宗「ああ」

飯塚雅也「なあ、受験、終わったら、皆で、何処かに遊びに行こうぜ」

井上夏希「えっ」

水島依緒「何言ってんのよ、受験前の大事な時に」

飯塚雅也「だからだよ、受験終わったら、皆で、遊ぶって、目標があった方がいいじゃん」

河合恵「うん。そうだね」

そして、私達は受験当日を迎えた。

私は、頑張った。苦手な科目の難しい問題ばっかりで、大変だったんだけどね、親友の結衣と一緒に合格する為に頑張ったんだよ。

そして、数週間後。合格発表の日。

受験生の少年「やった。合格」

受験した女の子「嘘、駄目だった」

受験生の少女「あ、合格した」

受験生の女の子「あーっ、やった」

受験生の男の子「ラッキー」

受験生の高校生「やったー」

受験生の男子中学生「合格した」

受験生の女子中学生「やった、合格したー」

受験生の女子中学生「えっ、嫌、なんで、私は、不合格なの」

不合格だった女子中学生「ダメだった、うん」

合格だった女子中学生「よかった」

河合恵「うっ」

篠崎結衣「大丈夫、きっと、大丈夫だから、ねっ」河合恵「うん」

私は、自分の番号の286を確認する。

河合恵「あっ、あった。やった、合格した」よかった。合格した。凄く嬉しい。

河合恵「あっ、結衣、結衣は」

篠崎結衣「うん、352、えーっと、あっ、えっ」篠崎結衣の番号の352は無かった。

篠崎結衣は、不合格だった。

篠崎結衣「うっ」篠崎結衣は号泣した。

篠崎結衣「うっ。うわあ、なんで、何で、私が、私が、不合格なのよ、そんな、そんなのって、そんな事」

河合恵「結衣」

篠崎結衣「くっ」結衣は、鋭い目で私を睨む。

篠崎結衣「なんで、なんで、あんたが合格なのよ。私が落ちたのに、何で、落ちこぼれで、クズのあんたが合格するのよ」

河合恵「御免、結衣、私は」

篠崎結衣「くっ」篠崎結衣は、泣きながら、立ち去った。

合格発表の会場は、合格した受験生の喜びと不合格だった受験生の悲しみと絶望に包まれていた。

女子学生「おめでとう」

合格した受験生の女の子「うん、ありがとう」

数日後、私は、久しぶりに学校に登校した。そして、教室の前で、篠崎結衣と再会した。

河合恵「あ」

篠崎結衣「え、あ、くっ、恵」

河合恵「結衣、あの、私ね。私」

篠崎結衣「恵は優しいよね」

河合恵「えっ」

篠崎結衣「自己採点。本当は、私なんかより、ずっとよかったんでしょ」

河合恵「えっ」

篠崎結衣「恵は、優しいから、私の事が心配で、言い出せなかったんだよね」

河合恵「ごめんなさい」

篠崎結衣「優しさのつもり、それとも、哀れみ、同情かしら」

河合恵「なっ、私は」

篠崎結衣「恵は楽でいいわよね。私に頼るだけ頼って、用済みになった後は同情すればいいんだもん」

河合恵「えっ、違うよ、私は」

篠崎結衣「私、ずっと、あんたが邪魔だった、あんたのせいで、自分の勉強が全然出来なかった、あんたみたいなクズ、私の近くに居なければよかった、友達なんか、ならなければよかった、さようなら」

篠崎結衣は立ち去った。そして、その日から、卒業式まで、登校しなかった。

私は、死にたいと思った。死ぬ事でしか、結衣に償いが出来ないなら、死んで、償いを。

河合恵「うっ」

私は、自分の腕にカッターーナイフを刺した。リストカットって言う行為だ。

傷が浅くて、死ねなかったけど、気持ちが、少し楽になった。勿論、リストカットした事は、誰にも知られないように隠した。

そして、卒業式の日。中学校最後の日。今日だけは、結衣も登校した。

佐伯義宗「ここに通うのも、今日で最後か」

上原由香「悲しいよね」岡野優香「悲しいって言うよりは、寂しいって感じじゃないかな」

井上夏希「クラスの皆とも、お別れか」曰野朱里「部活の皆ともね」

佐々木芽衣「本当に、寂しくなるわよね」河合恵「ええ」卒業式が始まった。

校長の挨拶、主賓の挨拶。卒業生の挨拶、在校生の挨拶、生徒会長の挨拶などが行われて、卒業式は終わった。そして、卒業式が終わった後、私達は、教室に向かった。

河合恵「結衣」私は、篠崎結衣に話しかけた。

篠崎結衣「くっ」篠崎結衣は、舌打ちをして、立ち去った。結局、駄目だった。何も話が出来なかった。あの日から、一度も。

河合恵「結衣、どうしたら」

上原由香「恵」

河合恵「あ、由香、私は」

上原由香「大丈夫だよ」

河合恵「えっ」

上原由香「えい」

河合恵「うわあ」

上原由香は、河合恵を抱きしめた。

河合恵「ちょっと、由香」

上原由香「大丈夫だよ、恵、いつの日か、きっと、結衣も分かってくれると思うから」

河合恵「でも、私は」

上原由香「結衣と仲直り出来るまでは、私が恵の側に居てあげるから」

河合恵「えっ、あ、うん、ありがとう、由香」私は、号泣した。それは、多分、嬉し泣きだ。私の事を心配してくれる子が、側に居てくれたから。

その後、結局、私は、山辺西高校には通わなかった。結衣への償いの為に。

そして、私は、由香や義宗と一緒に、長沢付属高校に進学しました。

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