最初の謎
どうも猫亭です。
今回の事件のなぞをとくかぎは、なぜ現場を密室にしたかです。Γ急いだ方がいいな」Γお兄様」。10分前、探偵の兄妹、緑星涼成と緑星亜久里は、パーティーにさんかしていた。宮本啓介が主催する、謎解きパーティーに。何でもこの家の主はこの手のパーティーを、一年に一回は行うらしい。Γ涼成さんに亜久里さん、ちょっとよろしいですか」。宮本啓介の奥さん、宮本光子が急に声をかけてくる。Γこんな手紙が」。その手紙の内容を要約すると。こんなふざけた、パーティー、あっていいはずがない、もし中止にしないばあい、本物の事件が起きる。霧島命より。Γこの霧島命とは」。Γ五年前になくなった、私の甥でした」。Γ笑いになるかもしれませんが、私はこの手紙が本物に思えて」。その時だった、銃を撃つ音がした、Γ亜久里いくぞ」。Γお兄様」。Γ主人の部屋からです」。光子は青ざめていた。部屋に向かう途中、宮本夫妻の息子、宮本夏彦と、親戚の鳥居新吾と出くわした。確認してこの部屋には、鍵がかかっていた。
Γ貴方、貴方」。光子は何回かドアをノックしたが、応答はなかった。Γ全員退いてろ」。涼成が鍵穴からから、部屋の中を見ようとした。涼成の顔に緊張が走った。Γこの部屋の鍵は」。Γそれが見つからなくて、いつもはこのバックに中に入れてあるんですが」。Γなら仕方ない、壊す他ない」。涼成の指示に、だれももんくは言わなかった、まるで涼成が、このメンバーの主導権を、握ってるかに思えたからだ。部屋の鍵を壊すのに、そう時間はいらなかった。Γ貴方」。パーティーの主催者と主の宮本啓介は銃殺されていた。
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