スパリゾート設置しました 其の壱
今日は短めです。
「バージョンアップ、スパリゾート設置の為情報が更新されました。開示致します」
あ、そうでした。エアの報告で思い出しましたが、バージョンアップもしたんでした。今度はどうなっているんでしょう?
【名称】亜空間グランデホテル
【設定バージョン 7】1・カプセルホテルAタイプ
2・カプセルホテルBタイプ
3・ビジネスホテルAタイプ
4・ビジネスホテルBタイプ
5・シティホテルAタイプ
6・シティホテルBタイプ〈エグゼクティブスイート〉
7・リゾートホテルAタイプ〈コンドミニアムモデレート〉
8・リゾートホテルBタイプ〈コンドミニアムスーペリア〉
【バージョンアップ】0/1,000,000(魔石数)
(別館ドリームホテル・ツリーハウスタイプ)NEW!
【限定オプション店】
6F グランデバーラウンジ・憩[エグゼクティブフロア内]
2F 漫画喫茶「Green Garden」
会議室三部屋&館内Wi-Fi
スパリゾート・癒 [ターミナル側通路有り]
1F グランデツーリストアルコ[連絡通路]
コンビニエンスストア
ビュッフェレストランottimo
B1 フィットネスクラブ
B2 温水プール・脱衣室・簡易シャワー付き
(亜空間庭園 MP 200,000)NEW!
*ドリームホテル・ツリーハウスタイプ開放後購入可能。
【空調設備】 ON /(OFF)一日MP700消費
【室内清掃】毎朝(館内全体) ON/(OFF)一回MP12,000消費
【室内防音、消臭】館内全室 ON/(OFF)一日MP2,000消費
【音声対応設定】ON/(OFF) 初期搭載機能
【フリードリンクコーナー補給】 常時 ON/(OFF)一日MP1,500消費
【スパリゾート・癒[メンテナンス・泉質、水質管理・清掃]】常時 ON/(OFF) 一日の消費 MP15,000
うわぁ!来ましたね!ツリーハウス!僕小さい頃から憧れていたんですよ!しかも亜空間庭園?亜空間に庭園出来るんですか?凄いなぁ。日本式に出来るんでしょうか?楽しみが増えます!
それに希望通りです!スパリゾートに向かうターミナル通路が有りました!そうなんです、僕が考えていたのは「癒し」。ターミナルを使って移動する人達、職人さん、被害を受けた人達の心と身体のケアをできないかと思っていたんです。
僕も「スパ」ってあんまり意識してなかったんですけど、エアによると英語で療養目的の温泉の意味があって、療養温泉って事らしいですよ。まあ、広い意味で捉えられているみたいですが、僕はだからこそ設置したんですけどね。
「おいおい、トシヤ?本当に設置したのか?」
「いつもなら光るわよねぇ」
スレインさん、ティアさんが困惑するのもわかりますねぇ。と思っていると、グランからの館内放送が流れます。
「入館中のお客様にお知らせ致します。新たな施設スパリゾート・癒が設置されました。こちらは日々の疲れを癒し、身体の回復、治療を目的とし、美容を追求されるお客様にピッタリの施設となっております。本日は設置記念とし、無料開放キャンペーン実施中です。当ホテルからは二階専用連絡通路より入館可能です。どうぞ皆様「癒し」の言葉の意味をご体験下さいませ」
グランナイスタイミングですねぇ。そして無料の言葉は強い!館内にいる入館者の皆さんが移動していきます。
「成る程なぁ。二階に通路が出来たのか」と納得するスレインさんの隣りでは、「何しているの!私達も行くわよ!」と僕の腕とスレインさんの襟首を掴んで意気込んで乗り込もうとしているティアさん。
「うげっ!ティア!待て!」「おわあああ!」と叫ぶスレインさんと僕を軽々引っ張るティアさん。2階に上がるエスカレーターでは僕を担ぎ、スレインさんを横に掲げて持ち「うおおおお!」と上がって行きます。
おかげで?連絡通路に着き、その先にある広めの動く歩道を通りすぎて「スパリゾート・癒」入り口に到着です。
「ティ、ティア……お前覚えてろよ……」「うう……気持ち悪い」
やっと降ろしてもらったスレインさんと僕は、移動による振動で既にフラフラです。片やご機嫌ティアさん。「もう!何しているのよ!美しくなった私をみんなが待っているのよ!」とウキウキ入り口の自動ドアから中に入って行きます。「誰も待ってねぇ……」というスレインさんのボヤキと共に。
入り口を入ると広いエントランスに受付カウンター。受付カウンターには5台固定型タブレットが置かれています。どうやらアレで手続きするんですね。その後ろには大きなモニター。……いましたねぇ。
「おい、トシヤ。アレって」「あら、新しい子じゃない?」スレインさんとティアさんも慣れたものです。さて、今度はどんなタイプでしょう?
「ようこそいらっしゃいました。初めまして、オーナー。私は琴と申します。この館内を管理させて頂いております。メンテナンスや清掃、水質管理は本館さんと一緒になっておりますから、館内のご案内をさせて頂きますね」
なんと!日本人の女性さんじゃないですか!綺麗な着物を着た所作の綺麗なTHE若女将!うわぁ、良い……。
「トシヤ?目が更に下がってるぞ」元々です、スレインさん。「あらぁ、こう言うタイプが好きなのねぇ」気にしないで下さいティアさん。まぁ、それは置いといて……
「ゴホンッ琴、宜しくお願いします。説明をお願いします」
「うふふ、畏まりました。では館内のご説明を致します。当館は温泉施設、エステ施設、レジャー施設がご利用頂けます。基本一日の入館料をお支払い頂くと、館内どこでも利用可能となります。現在は無料開放キャンペーンですので、この機会に全て体験をおススメ致します。
温泉施設、エステ施設は男女別となっておりますので、どなたでもお気軽にご利用できます。レジャー施設は男女一緒となり、規定の水着着用の上お遊び頂けます。
1階がレジャー施設、2階が温泉施設、3階がエステ施設となっており、移動はそちらの4基あるエレベーターのどれからでも移動可能でございます。ご質問ございましたら、各階各所設置されているモニターに話しかけていただければご案内致します」
成る程、超大型施設な訳ですねぇ。これは別館になるわけです。納得している僕の隣りで「ねえ、エステって何かしら?」と早速質問するティアさん。あ、そうか、わからない人多いですよねぇ。
「はい、正式名称エステティック、略式名称エステとは、全身美容のことであり、当方の特殊設備において、人の皮膚のお手入れ(スキンケア)、体型を整える(プロポーションメイキング)、リラクセーション等の施術および指導の事でございます。美しくありたい、若々しくありたいという願いをお持ちのお客様は是非一度ご来店下さいませ」
琴による案内が終わると、それを聞いていた女性入館者から「きゃあ!」「やった!」「今日休みで良かった!」と黄色い声が。アレはセクトの商業ギルド員さん達ですねぇ。うんうん、更に綺麗になって下さい。……ってティアさん?
「コレよ!トシヤちゃん!私はこういうのを待っていたのよ!エステが私を呼んでいるわ!トシヤちゃん!亜空間内だもの、護衛は大丈夫ね!」
ち、近いです!ティアさん!そして怖い!「勿論大丈夫です!」と叫ぶ僕に「ヨシ!」と野太い声で頷くティアさん。そのまま「行って来るわね〜」と上機嫌でエレベーターで3階に移動して行きます。
嵐の様でした……「トシヤ、お疲れ」とポンと僕の肩を叩くスレインさん。ええ、なんか疲れました。それじゃ僕らは温泉に……「ヨシ!行くぞ!」スレインさんにガシッと肩を組まれます。ん?なんか嫌な予感が……
「目指せ!1階!今日は遊ぶぞ〜!!」
「うああ!やっぱり〜!」
いつの間にかレジャーについて聞いていたスレインさん。眠気が吹っ飛んだそうですよ。いや、まぁ僕も遊ぶのは構わないのですが体力が違うんですよね……いや、悔しくないですよ!別に!
アクセスありがとうございます♪さあ設置しました、スパリゾート!しかし内容は明日から。導入部が意外に字数とりました。区切りのいいところでちょっと短めです。明日はレジャー施設からです。是非アクセスしてみて下さいませ(*´꒳`*)あ、宜しければいいねもお願いします!




