お留守番です
アクセスの伸びが…… !半端ない!パタリ… (嬉しすぎて気絶)
おはようございます!と言ってもまだ暗いんですけどね。今日僕は、ホテル待機の日。とはいえみんなを送る事は出来ると思いまして早めに起きて見ました。
「エアおはよう。入館者の状況を教えて下さい」
「おはようございます、オーナー。現在喫茶店にて、ミック、サーシャが皆さんの朝食の給仕をしています。既に食事を終えたクライムメンバーは外の警戒にでております。因みにライ様、リル様も起きております」
うわ!ライ君達まで早い!僕最後じゃないですか!急ぎ着替えて準備しないと!バタバタと着替えてオーナールームを出ると、既に正面扉のところにみんなが集まっています。
「お!トシヤおはよう!」「見送りに来てくれたんか?」
声をかけてくれたのは、「セイロン」のリーダーゼノさんと魔法使いのハックさん。昨日から親しげに会話してくれる様になったんですよ。
「皆さんおはようございます。せめて見送りだけでもしようと思いまして」
「悪いな。だけどもう一度念を押しておくからな。トシヤ達はここから絶対にでないことが俺達の為になる事。特にトシヤ、お前は俺達の誰かが迎えにくるまで絶対出るな」
僕の挨拶に答えながらも釘をさすのは「テラ」のリーダーボルクさん。外に出ませんから、大丈夫ですよ。僕は戦えませんからね。
「みんなちゃんとかえってくる?」「けがしない?」
ライ君とリルちゃんの心配する言葉に一番に反応するのは、「セイロン」の紅一点ケニーさん。二人をぎゅっと抱きしめています。
「もおお!可愛いんだから!大丈夫よ!私が絶対みんなを無事に連れて帰ってくるからね」
ミック君達のほっぺに顔をつけてスリスリしながら、答えていますね。ライ君リルちゃんはキャッキャしながら抱きついています。そんなライ君の頭を優しく撫でる「セイロン」剣士のヒースさん。
「大丈夫だ。みんな強い」
優しい目で言ってますねぇ。その様子を見て「良いもんだな、こうやって心配されるのって」と「しっかりしなきゃいけないって思うもんな」と言っている「テラ」の魔法使いのグレッグさんと斥候のスレインさん。
「行くぞ」
と「テラ」のジェイクさんの声で動きだすメンバー達。サーシャさん、ミック君も大きく手を振って「「いってらっしゃい!気をつけて!」」と声をかけています。「「いってらっしゃーい」」とライ君リルちゃんも声を上げます。「クライムのみんなにも気をつけてと伝えて下さい!」と僕。やっぱり心配ですからねぇ。
みんな片手をあげて(ケニーさんだけは両手を振って)正面扉から外へ出ていきます。
少し寂しそうにしている子供達。まだ朝も早いからもう一度寝ていてもいいのですよ、と声をかけても「みんなが心配だから起きてる」「眠くないもん」「ライも!」「リルも!」と健気な子供達。
じゃ、僕らはみんなが帰って来た時のために、館内を増設しましょうか。休憩所狭くなっていたんですよね。しかも【館内設備】面白いもの増えていました。
・フリードリンクコーナー(宿泊者限定) MP20,000 [ソフトドリンクサーバー(コーラ・メロンソーダ・オレンジジュース・ブドウジュース・ジンジャーエール・いちごオレ・ウーロン茶・緑茶)、生ビールサーバー(一◯絞り)、焼酎サーバー(黒◯島&ニ◯堂)、ウィスキーサーバー(JIME ◯EAM、Dew◯rs)、チュウハイシロップ(白桃、巨峰、グレープフルーツ、マスカット、りんご)、チュウハイ&ハイボールサーバー(キ◯ンサワー、ホワイト◯ース)各一台ずつ 各種グラス グラス食洗機付き]
正直これ出して良いものか迷います…… うわばみいますしねぇ……それにもう一つ。
・オープンラウンジ Bタイプ MP15,000 [一人掛けソファー×12 丸テーブル×3 ]
こっちは確実に出そうと考えています。後はマッサージチェア 一台 MP2,000 これも。
さてどうしましょう?と考えていると「トシヤお兄ちゃんどうしたの?」「何か具合悪いの?」とサーシャさんとミック君。ライ君達も僕を心配そうに見上げています。なんて可愛い子達でしょう。
僕はみんなの頭を撫でながら、相談します。
「実は帰って来たみんなを驚かそうと思っているんです。でも、お酒提供する場が増えるのは、みんなの教育上良くないかなって考えていたんですよ」
「サーシャ大丈夫だよ」「ライも!」「リルも!」
僕の言葉に答える子供達。んー、ライ君リルちゃんはわかっているかわかりませんが、サーシャさんは大丈夫って言ってますね。ミック君は?
「僕が出来る事でみんなが喜ぶなら手伝うよ!お父さんもお酒は疲れがとれるんだって言ってたから」
ミック君なんて良い子なんでしょう!協力までしてくれるそうです。でも七歳児にサーブさせるのはどうなんでしょう……
「あのね、エルお姉ちゃん達も七歳から食堂でエール配ってたよ。だから私もできるよ」
サーシャさんもフォローを入れて来ます。そっか、異世界では子供達も生きる為に早くから働いているんですね。まぁ、基本自分でやって貰いますし、キイやグラン、エアもいますし、僕も見ていればいいでしょうかねぇ。
「良し!じゃ、みんなを喜ばせましょう!今から設置しますよ!」
「「わあ!」」「「わーい!」」
可愛い子達が喜ぶ姿はやりがいがありますね。早速僕はエアに頼みます。
「エア、オープンラウンジ Bタイプとマッサージチェア3台、フリードリンクコーナーの設置をお願いします」
「畏まりました。オープンラウンジ Bタイプ MP15,000 [一人掛けソファー×12 丸テーブル×3 ]、マッサージチェア 三台 MP2,000×3、フリードリンクコーナー(宿泊者限定) MP20,000 [ソフトドリンクサーバー(コーラ・メロンソーダ・オレンジジュース・ブドウジュース・ジンジャーエール・いちごオレ・ウーロン茶・緑茶)、生ビールサーバー(一◯絞り)、焼酎サーバ(黒◯島&ニ◯堂)、ウィスキーサーバー(JIME ◯EAM、Dew◯rs)、チュウハイシロップ(白桃、巨峰、グレープフルーツ、マスカット、りんご)、チュウハイ&ハイボールサーバー(キ◯ンサワー、ホワイト◯ース)各一台ずつ 各種グラス グラス食洗機付き]を設置いたします。本日オーナーの残りMPは7,700でございます。
そしてフリードリンクコーナーもグランの担当になります」
エアが話し終わるとすぐに休憩所が広がっていきます。その様子に「「「「わぁっ!」」」」と歓声を上げる子供達。
喫茶店のガラス壁も撤去され休憩所と行き来ができるようになりました。休憩所の隣りに新たに出来たオープンラウンジBタイプ。今度はテーブルを囲んでソファーが四つずつ配置されています。それが三組。
壁際にびっしり並んだフリードリンクコーナー。腰迄の高さの棚の中に大きめの食洗機と各サーバーで使うグラス等がズラリと並んでいます。棚上は、ソフトドリンク、コーヒーメーカー、チュウハイ、チュウハイシロップ、生ビール、焼酎、ウィスキーサーバーという順で並んでいます。
エアによると、各サーバー美味しく飲める様適温にて管理、補充の為一日約MP1,500は必要らしいですね。更に人数も増えたので、毎朝の館内清掃にMP1,000も使わせて欲しいとの事。となると僕の毎日の定期消費MPは3,800ですか。で、現在残りMPは6,200ですね。
それにしても、こんなに一挙にMP持っていかれてもだるく無くなりましたねぇ。もしかして僕の魔力量ももう少ししたら上がるんでしょうか?
僕がそんな事を期待していると、「うわぁ!広くなったぁ!」「すごーい綺麗!」とサーシャさんとミック君が感動している中、「すごい!」「すごーい!」と走り回るライ君リルちゃん。いやぁ、これだけ喜んでくれるとやった甲斐がありますねぇ。
僕は喫茶店近くの壁側に配置された、マッサージチェアに向かいます。ふふふ、これ疲れているときはいいんですよね。
「トシヤ兄ちゃんこれ何?」と僕についてきたサーシャさん。
「これはマッサージチェアって言います。疲れた身体をほぐしてくれる良いものなんですよ」
うん、近くに使い方の表示が絵でありますし、大柄な皆さんにも対応するサイズですね。
「うわぁ!おっきい」「おっきいねぇ」と真っ先に乗るライ君リルちゃん。足届いてないですよ。全身揉みほぐすタイプですが、これ拷問機に見えませんよね…… まぁ、説明しましょうか。
さて、フリードリンクコーナーは……
うん、想像以上に凄い。え?エア、スタッフはここ無料ですか?僕とエアの会話を聞いていたサーシャさん、ライ君リルちゃんは「「「やったぁ!」」」と言って突撃していきます。
「トシヤ兄ちゃん、エアさん貸してくれる?僕全部の使い方覚えたい」
ミック君!なんて素晴らしいサービス精神!僕は喜んでエアを渡します。エアを囲んで楽しそうに子供達がワイワイやっている中、僕はグランとキイと話します。休憩所と喫茶店が一体化したので、二人とも協力出来る幅が広がったらしいですよ。
じゃ、ミック君のサポートも出来そうですね。なんかサーシャさんもミック君と一緒に覚えようとしていますし。あ、ライ君達はソファーに座って美味しそうにジュース飲んでますね。
ふむ、僕も良い仕事しました。
待っている間、僕もミック君サーシャさんと一緒に学びましょうかね。
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アクセスありがとうございます!ちょっと遅くなりました。それにしてもブックマークが!評価が!嬉しすぎます!ありがとうございます♪もう一本頑張ってみますが、どうなるかは未定です(^_^;)やる気はあるのに時間が無い…… 。でも明日も頑張りますよー!更新午後になると思いますがアクセスして見てくだされば嬉しいです(*´꒳`*)