スマホでガチャガチャするのが始まりだった
ガチャガチャを引く。
今日はこれに全てがかかっている。
スマホでガチャ画面が表示され、
僕はそれを引く。
(いいの、こい!)
天に願うものの、そうそういいものはこず。
「はぁ、Rかぁ」
外れだ、弱いスキルだった。
せいぜい料理が台所じゃなくても
炎が出せる程度である。
「まっ、当たるわけないよな」
課金者は課金できる。
無課金は贅沢できない。
この住み分けでゲームは成り立っている。
特にスマホゲームはそうだ。
今、自分がやってるゲームはそういう類いだ。
このゲームは一体のキャラクター、つまり、自分が
主人公である。そして、ガチャはスキルのみだ。
今回当たったスキルは料理に分類されるもの、
まぁこれはクエスト中に体力回復ができる。
しかし、組み合わせが大事であって、単体では使えない。
まぁ説明はそれとして、
ゲームを進めていく。
「退屈だなぁ現実が」
魔法とか、剣とかスマホでしか、
手に入らない、
この幸せというものは
やっぱり努力と犠牲があってのものだろうか、
そう思うと憂鬱になる。
タイクツタイクツタイクツタイクツタイクツタイクツ
ベッドにごろごろするとその分だけ、
自分がろくでもないものだと感じる
「PC持ちはいいよなぁ、」
ゲーミングPCがほしいが無理だ、
3年生だから、これも憂鬱だ。
どうして、「現実は厳しいものなんだ」
ため息がでる、ため息がですぎて憂鬱というオーラが
(連れていってほしいか?)
「あぁまぁな」
(スキルがある世界へ)
「ガチャガチャがあってね」
想像か夢か、よくわからない、夢ならば結構だ。
(わかった連れていくにゃー)
猫か、猫の姿か、かわいいな、アニメみたいだな
猫っていいなぁ見てるだけで
(ちなみに猫になるってことか)
「あぁ猫の姿になってみたいよ、」
人間疲れたし……
(では、ガチャとスキルの世界へGo!)
ウワァァァァ
ー続く?ー
すぐ失踪、挫折するかもしれないので、期待しないでください。