会いにいきたい女王
だいぶ短めになりました。ネタがつきかけている……
村に少年〜送り返した時ライアンという名前だと聞いた〜を送り返して数年が経ったころ、あの後からその村とは交流(一方的)が生まれ、村近くの森の入り口に小さな祠が作られた。
そこには私をデフォった感じのちっちゃい木彫りの人形が置かれている。
数日おきに村でとれた作物が置かれていたり、村の子供たちが置いてくれているのか綺麗な小石やお花なんかが置かれてることもある。
村長からは村からの感謝とこれからも同じようなことが起こった際に助けてもらえるようにということなのでありがたくいただく。
小石や花は妖精たちが嬉々として集めており、みんなで代わる代わる持ってはキャーキャーはしゃぎながら小躍りを踊っている。
そんなこんなでほのぼのと暮らすこと数年
さらに妖精たちの数が増え、さらに名前のつけていなかった子たちの何人かが精霊に進化した。
進化した子達は名前持ちの子達の次に新しく生まれた子達だった。
やはり時間と共に成長し、進化して行くのだろうか。
そして、名前を持つとその分強化され、成長速度も早まるとか恩恵があるのかな?
そして精霊になった子達は一度私のもとにやってきて名前持ち達の中で、自分と同じ属性の精霊の元に行くのだと伝えてきた。
その後それぞれが抱擁を求めてきた。順番にハグしてあげると、皆満足したように旅立って行く。
やはり進化したことで精神が少し大人になるのか妖精の頃のようにはしゃいだりはしていなかった。まぁまだ見た目も精神も小学生高学年ぐらいにとどまってはいるが……進化した瞬間に身長を抜かされるのはなかなか……べ、別に悔しくないし?ママ悲しくないもん!
………
はい、落ち着きました。
ま、まぁね、お母さん的にはみんなが成長することは嬉しいことだしね。ただまぁみんなとお別れは寂しいかな…
『名前持ちの方達の場所は把握しておりますし、ご自身で会いに行かれるのもよろしいのではないでしょうか?』
おおぅ…だいぶ久しぶりだねアシストボードさん
確かに……会いにいくのもありっちゃありだね……でも妖精だけここにいさせるのも困るし村のことも心配だしなぁ…
ちょうどいい人材がいたらなぁ……
来週頑張る……