可愛いは正義
今回短めだぇ
妖精可愛い
何これ、可愛すぎる……パタパタと飛んで辺りをキョロキョロ見渡して、少しすると私の肩の上に止まったりして鼻歌歌って……
あかん鼻血が出そう
いかんいかん……まずは精霊眼で鑑定を…
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風妖精
風と魔力が混ざり合い生まれた妖精
風魔法が得意
成長すると風精霊になる
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ふむ……簡素だなぁ…
「ママ!ママ!ここすっごい綺麗!ママのおかげ?」
「あー……どうなんだろう……多分そうだね。私がここにいるから、漏れ出た魔力で精霊の力が宿ったらしい」
「でもママの魔力漏れでてないよ?」
小首を傾げながら
「練習したからね!……あれ、そういえば君は漏れ出てないの?」
「私は出ないよー!制御してるもん!」
「な、なん……だと…?!」
娘は生まれつきできているのに練習してできるようになった母親(幼女)
『(笑)』
アシストボードさんにも笑われたんですが?
「ねぇねぇママ!わたしお腹すいた!」
「あ、そうだね、ご飯にしようか!」
あれ、そういえば妖精って何食べるん?
『妖精は基本食べ物であればなんでも食べて自分の魔力に変換します。毒物などが混ざっている場合普通に状態異常になりますので無害なものを食べさせてあげてください。』
丁寧に教えてくれてありがとね
「これとかどう?」
例の桃を渡す
「わぁ!美味しそう!いっただっきまぁす!」
自分と同じぐらいの大きさの桃にかぶりつく風妖精……
ウッ…………可愛すぎて目眩が……
………ここでふと思う。この子に名前がないと言うことを
「ねぇねぇ」
「?」
顔に桃の果汁がベッタリとつき、口パンパンに桃を詰め込んだ顔でこちらをみてきて
「名前…欲しい?」
コンヌッチー!
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