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5竜同行

5竜同行


その晩はどうやら竜族にとっては懐かしい顔ぶれに、積もる話で盛り上がった。

端から聞いていると何時の話かは全く分からない、そりゃそうだ5千年前の話など竜族以外に知る者はいないのだから。


「そうかでは街並みも全て変わってしまったのだな」ラーサー

「私もせいぜい2千と少ししか生きておりませんので詳しいことは分かりませんが」ジャクライン

「いやいやそれでも昔の事を少しでも知っている人族と話せるとは思わなかった」

【すまぬな俺もまだ3千と少ししか生きておらぬので詳しいことは祖父の言い伝えでしか知らぬのだ】

「まあ、それでも私たちの知らない間の事は分かりますわ」エアルータ

「キュキュキューキュキュー」

(わたしもつい先日まで卵のままだったのでその間の事は分からぬ)

「そうなんだ」ラポーチ

「王よ我らはこのまま聖竜様と同行するのが運命かと…」ゴードン

「そのようだな」

「聖女様と聖竜様がおられるならば同行するうちに我らの進む道もおのずと分かろうという物です」ファターハ

「うぬ、そうするのが神の思し召しか…」

「お父様、私も同行してもよろしいですよね?」

「もちろんだ、だが危険な旅に変わりはない、戦闘がおこった時は言う事を聞いて隠れているのだぞ」

「はい」

「大丈夫だよ私が付いているから エヘ」

「少々危なっかしいけどね」レドラ

「あはは」マリー

(スゲー竜族に聖女なんておら肩身が狭いぞ)


まさかこうなるとは思いもよらなかったが、どうやら王様は自分の国が無くなっている事や過去の事は受け入れているようだ。

彼らの身の振り方は今後考えるとしていよいよ明日は洞窟進行も終盤に差し掛かる。

残る中継地点はあと2か所、そこから先は十中八九敵の魔族がいるだろう。

場合によっては戦闘はもとより、村人たちの救出も考えておかなければならない。

その後、夜半過ぎになり先行していた斥侯から魔族の先兵が次の町で待ち構えているとの知らせが入った。


帝城攻略編    完


こんにちは夢未太士です、ここまでお付き合い有難うございます。

出来る限り軽く読めるように書いておりますが、訳が分からなかったらすみません。

帝城攻略は戦いと言っても魔族側の手違いで大した戦闘などあまりなく、うまいこと行きましたが次の編では戦闘が各所で起こります。

但し仲間になった元王様やお后様のステータスは相手の魔族をかなり上回ると言って良いでしょう。

お后様は天竜と言う事で元の姿になれば空を飛べちゃったりします。

勿論お子様である姫様も小さいながら飛行能力が有り、こちらはラポーチを背に乗せて魔王国へ殴り込みに…

おっといけないここまでにしておきましょう、では次の魔王国攻略編をご期待ください。


令和4年9月末日


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