表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/29

気分転換に地竜討伐

「よし、依頼を受けようか!」


ララノアさんと今日は冒険者ギルドに来ています。そして、ララノアさんが、クエスト掲示板の前に立って、急に、宣言し出すので、私を含めて、周りの冒険者達も動きを止めて、ぽかんとしてしまいました。


「依頼を受けるのですか?」


「そう!最近、練習ばっかで退屈だったでしょ?たまには、気分転換しようかと思ったんだよね。」


唐突ですわね。計画性の欠片もございませんわ。でも、確かに、気分転換は良いですね。


「じゃあ、どんな依頼受けようか。クラフト系も良いけど、折角なら、討伐系を受けたいよね。たまには、魔物にアイスシャベリン撃ち込みたいんだよね。」


何だか、ララノアさんが、掲示板に貼られた依頼書を見ながら、物騒なことを言われていますが、無視して、受ける依頼を探します。


「これが良いかなぁ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Bランク

・地竜の討伐


領都オマールから歩いて3時間ほどの、ヘルボ村の畑に地竜が出て、作物を荒らしている。地竜を討伐して欲しい。


報酬は、金貨3枚。地竜の素材の所有権は討伐した人に全て譲ります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


地竜は、ドラゴン種の中では飛竜(ワイバーン)、騎竜と並ぶ弱いドラゴンで、Bランクの6人以上のパーティーなら重装備をしていたら、比較的楽に討伐出来るドラゴンだ。因みに、素材は、革や爪、牙、肉が採れ、肉は固いため、人気は低いが、量が多いため、結構な金額になり、その他の素材も売れば大金になる。


「地竜ですか?私達だけで倒せるのでしょうか?」


「簡単には倒せないけど、ストレス発散にアイスシャベリンの的にするのに丁度、良いんだよね。防御は、私、物理攻撃無効の大盾持ってるし、ミストちゃんはその鎧なら、攻撃通らないから、大丈夫だよ。」


「...なんとも言えないですが、私は受けても良いと思います。」


「じゃ、地竜討伐に決定ね!」


依頼書を剥がし、ララノアさんはカウンターへ依頼の受注処理をしに向かわれました。処理が終わると、街道を村まで歩きながら、作戦を相談します。


「地竜はね、大体、お腹を攻撃すれば、物理攻撃は通るんだけど、魔法は高位魔法以上じゃないと、攻撃は通らないわね。だから、魔法は牽制したり、足止めに使うくらいしか出来ないわね。高位魔法は、詠唱が長いからね。でも、私は詠唱を省略できるし、前衛も出来るから、問題はないし、ミストちゃんもそのドレスアーマーなら攻撃は通らないから、ゆっくり氷魔法を行使して、練習してね。」


ほとんど、力押しのような気がします。力が通らなくても、弾き飛ばされて、それで怪我しそうなのですが.....


そんなガバガバな作戦に不安を覚えつつも、地竜の弱点や、防御のコツを教えてもらい、3時間も経たずにヘルボ村へと着きました。






「おお、地竜退治を引き受けてくださった冒険者の方達ですな?私、ヘルボ村の村長をしております、ノルマンと言います。何卒、地竜を退治してください。よろしくお願いいたします。」


村に着くと、村人に地竜退治に来たことを伝えると、村長のノルマンさんを連れてきて、ノルマンさんに挨拶されました。


「ご丁寧にありがとうございます。私、Aランク冒険者の、ララノアと言います。地竜退治はお任せください!過去に何度も地竜退治はしているので、大船に乗ったつもりで安全なところに隠れていてくださいね!」


「初めまして、私、Fランク冒険者のミストと言います。ランクは低いですが、ララノアさんから大丈夫だと言われていますので、精一杯、頑張りますわ。ですから、安心して待っていてくださいませ。」


「おお、それは頼もしいですな。しかも、Aランク冒険者とAランク冒険者の方のお墨付きですか、これで枕を高くして寝れますな!」


その後も、地竜についての情報を村長から聞き、村長の話によると、2週間ほど前から目撃されるようになり、作物を荒らすようになったようです。人的被害は慌てて逃げた人が転けて、擦り傷を負った程度で、被害は作物だけのようですね。


「では、ちょっと地竜がやって来る方向を見に行ってきますね。明日になっても帰ってこなかったら、ギルドに連絡をお願いします。地竜が見つからなかったら、朝には戻りますね。」


「了解です。では、お気をつけて。朝、戻られたら休めるよう、用意しておきますので。」


村長の家を出ると、地竜がやって来る大きな森の中へと地竜を探しに入っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ