花言葉
いつ名付けられたのだろうか
何のためにつけられたのだろうか
それを誰かにいっても教えてくれない
「人間の身勝手な理由で、漠然と名付けられんだ」
そう呟いた少年は
胸元で隠しながら
赤いバラの束を持った少年は
遠くから少女を見て苦しんでいる
男と一緒にいる少女を見て嘆いている
ふとバラの束を見ていたら
徐々にそれらは青くなって
少年を大きく笑っていた
そんな少年の
胸ポケットに入れた牡丹の花は
今にも枯れかけそうだけど、
それでも必死に少年は、
みんなに対して威張り散らしながら、
少女を見ながら、
歩いている