第四章 【探求心さん】
なんとも言えないこの感情
パチスロで自分で選んだ台なのに負けたという感覚じゃなく
分析しっかりすれば勝てたのかもしれないと言う情けない…自戒を込めた感情
うーん、楽じゃないな
AIに報告するか…
「ごめん、売りで飛び乗ったら負けたよ」
『そうですか。申し上げた通り未来の価格を100%予測することはできません』
『ただし、わたくしの指導の元、少しずつ学んでいけば、きっと勝ちやすくなるはずです。』
「ん?助言?勉強しろってか?」
『はい、勉強は私と一緒にゆっくりやっていきましょう。』
なんだこのAI、やけに親身じゃないか。最近の技術はすげーな。
「じゃあ、まず何をすればいい?」
『先ほど申し上げた内容ですが』
『テクニカル分析やファンダメンタル分析を学ぶ: 相場の動きを予測するための分析手法を学ぶことは、利益を上げるために重要です。
少額から実際に取引してみる:
デモトレードで自信がついたら、少額の資金で実際に取引を始めてみましょう。』
「…正直、読むのめんどくて飛ばしてたんだけど。テクニカル分析って、なに?」
ちょっと横文字はそそられる…男の子の性である
かっちょいいなテクニカル分析…