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援交

「う~」


「お前、よく寝てたな」


「クンクン、お兄さん、オナニーした?精液の匂いがする」


「す、するわけ無いだろ」


こいつ、どれだけ鼻いいんだよ。この状況は不利だ。


「わたし使った~?気持ちよかった~?」


「だから、してないって(怒)」


「絶対ウソだ~」


「そんなことより。早く出てけよ!!朝までの約束だろ」


「あっ、、、でてくよ、うん邪魔だよね」



自分に言い聞かせるようにして悲しそうな表情をした。


「じゃあね、バイバイ、」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夜中の12時を廻ったのに、私は露頭に迷っていた。


今日はいつも以上に難航している。12月という寒さが、グングン体温を奪われるのを感じる。


周りには酔ってる酒臭い中年男性だウロウロしている。


「おじょ~ちゃん、カワイイね~オジサンとあそぼ」


サケクサッ


この人にはついて行ってはダメだと、未熟な勘が訴えかけてくる。


私の経験上、酔い過ぎてる人についって行ってロクなことになったことがない。


しかし、ここで頼らなければ、次に神(泊めてくれる人)が現れる保証はない。


カラオケやネカフェに行きたいが、児童保護?みたいなのがあるらしくて、年齢確認できないと入れてもらえないし・・・

 

「、、、、、、、いいですよ、、、どこ行きますか?」


寒さのあまり、体が勝手に答えていた。


正直体を売ることには、慣れているし、恐怖も無い。セッ○スだって何回も経験している。


宿の提供してもらう代わりにヤル。私からすると当たり前のサイクルだ。


「う~ん、そうだな~おじさんお金ないから公衆トイレ行こうか~」



気づけば逃げていた。


コレは、ヤバいと


いくら怖くないと言っても、さすがに、無理だった・・・・・


「はぁはぁはぁ、、、さすがに、、、ここまで離れれば、、、大丈夫か」


何ヶ月かぶりのダッシュを終え。


また、露頭に迷う。


ここはどこ?見たこともない場所だった。



それなりに、この辺の土地勘があるはずだが、一切心当たりが無かった。



どうやら住宅街に来てしまった、ようだった。


周りには、街灯に灯されているだけの公園と明るいコンビニしかない。


スマホはというと、朝方、カラオケで充電したが、1時間ほど前に電池なくなっていた。


予定通りいけば、今頃どこかのおじさんの家で充電されていた頃だろう。


「はぁ~、、、きょうはついてないなぁ~」


自然と口から弱音が見えていた。


自分で言うのも何だが、私はカワイイ方である。


肌も白く、ほっぺたはもちもち、体格もスラッとしているし、キレイよりカワイイ寄りの細身である。


強いて言うなら、胸の発育が遅いくらいだろうか。


まだ発展途上で、これから、、、、、、大きくなるよね?


「すいません。おねぇさん、警察のものなんですが、職務質問させて貰ってもいですか?」


前を向くと、男性の青い服を着た男性が立っていた。


そう、ヤツに見つかったのである。



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