私とお兄ちゃんだけの秘密の秘め事。
私は、子供の時から歳の離れた兄の事が大好きだった!
普通の女の子は、パパが好きと言う女の子が多い。
現に私の周りでも、パパが好きと言う子は多いのだけど、、、?
中には、同じクラスの○○君の事がわたしは好きだなとか言う子もいるよ。
私のお父さんは、お母さんが大好きだから、、、!
私の事は、【2番目に好きだよ】とお父さんに言われたの!
・・・それと、【いつか未恋にも好きな男が出来たら分かるよ】と
お父さんに言われたのもある、、、!
この時、私はお父さんに思わずこんな事を言いそうになったの、、、。
『お父さん! 私、もうそういう男の人がいるのよ!』ってね、、、!
それが、私の大好きなお兄ちゃんだから、、、!
▼
私の名前は 『柿谷 未恋』19歳まだ大学生。
私のお兄ちゃんは 『柿谷 大河』31歳会社員。
この歳ぐらいになってくると、、、?
私とお兄ちゃんが一緒に歩いているだけで、【恋人同士】に見えるらしく
何度か? 友達にも私とお兄ちゃんが一緒にいるところを見られている。
そして、決まって言われるのは、、、?
『未恋のお兄さん、カッコいいけど、、、? 彼女とかいるの、、、?
なんだったら? わたしに紹介とかしてもらえると嬉しいんだけど、、、。』
『・・・ごめん、お兄ちゃん彼女はいないけど好きな女の子はいるから!』
『・・・そうなんだ、なんか? 残念だな~!』
『ごめんね、』
『いいよ! 未恋が謝る事じゃないし!』
『・・・ううん。』
▽
私のお兄ちゃんは、、、?
私と似ていない!
私はお父さんに似ている。
お兄ちゃんはお母さん似だ、、、!
だからなのか、、、?
二人で歩いていると、“恋人同士”に見えるのかな、、、?
凄く、背も高くてイケメンなお兄ちゃんだから、直ぐに紹介して
ほしいと私の周りの女の子達が私に言ってくるけど、、、?
【誰にも、お兄ちゃんを渡さない!!!】
お兄ちゃんは、私だけのモノだから、、、。
*
私は、家でお兄ちゃんと二人きりの時は私の気持ちを言っている!
『私は、お兄ちゃんの事が大好きだからね! だから、どんな事があっても
彼女とか作らないで! 私だけを見ていて! お願い、お兄ちゃん!』
『・・・分かったよ! 未恋!』
お兄ちゃんも、私の気持ちをしっかり受け止めてくれている。
それに、、、。
それだけじゃない、、、!
私とお兄ちゃんは、【兄妹の一線を越えてしまった、、、!】
▼
その日は、、、。
お父さんとお母さんが二人きりで旅行に出かけると言って。
私とお兄ちゃんが家の留守番をする事になったの、、、。
私はずっと、何時ものようにお兄ちゃんの部屋に居たのよ。
そしたら、その日は、、、?
何となく、二人はそんな雰囲気になりそのままお兄ちゃんの部屋のベットで
朝を迎える事になったの、、、!
あれから、、、。
お兄ちゃんとは、お父さんとお母さんが居ない時は、、、。
今も、そういう男女の関係を重ねているの。
この事は、、、。
お兄ちゃんと私の秘密の秘め事。
誰にも言えない事だわ!
*
そしてこの日も、、、。
『お母さんとお父さん、旅行に出かけるから? 二人とも家のこと!
頼んだわよ~! じゃ~行ってくるねぇ~!』
『うん! いってらっしゃーい! 気をつけてね!』
最後までお読みいただきありがとうございます。