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あの娘へ

作者: 京極秋彦

葉子ちゃんへ

すっと好きでした。

今でも好きです。

おとなしくて、話しかけてもなかなか話してくれなくても好きです。

女の子達の誘導尋問にひっかかって、貴女が好きだとばれてから階段ですれ違いましたよね。

照れて俯いて此方を見てくれなかった貴女。

とても愛しく想いましたよ。

一年生の時、毎日の反省会で班長だった僕は貴女に何かあった?と毎日欠かさず聞いたのですが、言葉を発してくれませんでした。

そんな貴女が気になって仕方がなかった。

気になった訳は、実は照れ屋の僕は、元気な女の子となら平気でよく喋るが、大人しい女の子が実は好みで、性的魅力も感じたりするのです。

恥ずかしがって、イヤって言っておきながらついてくるマゾとも取られかれないそんな娘が好きです。

二人っきりになって、手を繋ぐと、顔を真っ赤にして俯くくせに手をぎゅーと握って離さない。…いいですねぇ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 気持ちがぎっしり詰まってると思いましたー 表現として面白かったです。
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