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プロローグとか色々

 時刻はたぶん夜、向かって来るよくわからん生物を斬り伏せる

「ふぅ……これでラスト」

 そう呟きながらよくわからん生物に刺さった刀を抜き軽く振って血を飛ばし鞘にしまう。

時間を確かめるために空を見上げると明るかった空は暗くなり月が『二つ』浮かんでいた

「……ここは月が二つか」

 今俺がいるのは日本じゃない、だからと言って海外でもない所謂『異世界』だ。

これだけ聞くと頭のおかしい奴に聞こえるかもしれんが事実だ、最初は俺も信じられなかったが

「信じられなかったのに、今じゃ異世界を巡ってるっていうね」

我ながらよくやってるよ、本当

「……さて、帰るか」

首にかかっている水晶を握り力を込めて目を瞑る、数秒経って目を開けると無事に自分の部屋にいた

「今回も収穫はなしか」

 自室にあらかじめ敷いていた布団の上に寝転がる。

 異世界を巡っている理由はちゃんとある、ただただ観光やら世界を救うなんてだいそれたことが目的じゃない(救ったりするけど)

「綾……」

 今この場……この世界にいない人の名前を呼ぶ、いつかまた会えると信じて


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 次の日、世間的には月曜で俺は高校生、となればやることは一つ

「……学校だりぃ」

 もちろん学校へ行くことの愚痴ではなく学校に行くことだ

「くっそ……学校がない世界だってあるのにどうしてここは……」

 愚痴をぶつぶつ言いつつも学校へ行く支度をする。

 俺が通っているのは普通の公立高校で勉学に関しては特筆する部分はあまりないが運動系の部活がやたら強かった。

 どのクラブも全国大会に進出、上位入賞をしているレベルだ。

 俺は部活やってない帰宅部だから関係ないが

「おぃーっす、神月」

 登校していたら声をかけられると同時に肩を叩かれた。

 ちなみに俺の名前は、神月みつき れい

「よー瀬川」

 後ろを振り返るとメガネに軽い天然パーマという個性的な顔をした友人がいた、名前は瀬川せがわ 知也ともや

「えらい眠そうだな、また行ってきたのか?」

「あぁ、まぁな」

 目を輝かせながらそう聞いてきた。

 こいつには最初冗談半分で異世界の話しをしたら信じてしまった。

 本人曰わく「変にリアリティがある」らしい

「それよか、明日ぼくゆうの発売日だな」

「おっと、マジか」

 こいつと話すことはラノベやらアニメやらの話しだ、好きだから仕様がない。

 自分がそういう人間だからって興味ないと思うな!寧ろありまくりだ!

「買わなきゃな」

「買えるのか」

「金はある」

「羨ましい限りだ、燃えればいいのに」

「貨幣は燃えん」

「お前ん家」

「ひどくないか?」

 こんなくだらない話しをしてる間に学校に到着。

 校舎に入り自分たちの教室がある二階へあがり教室に入る。

 そして窓際の自分の席に着いてからは異世界の話しをする。

 割と、いやかなり長いから一週間かける、そして土日にはまた異世界に行く、こんなサイクルがいつの間にか出来上がっていた

「で最初に着いた場所が森の中だったんだわ」

「ほぅ」

「とりあえず情報を集めるために歩いていたんだ」

「うんうん」

「そしたらゾンビが出てきたんだわ」

「おー!」

「倒しても復活するわ数が増えるわ面倒だった」

「流石はゾンビ」

「面倒くさくなって森ごと燃やしたんだよ、それで……」

「ちょっと待て」

 続きを話そうとしたら急に話しを止められた。

少し不機嫌になる

「なんだよ?」

「いや森は燃やしちゃダメだろ!」

「環境破壊は気持ちいいゾイ!」

「そんなわかり辛いネタを使うんじゃない!」

 おぉ!通じた、流石!

「いや、実際なあの森近くの街の人は燃やしてほしかったらしく感謝された」

「マジか、この世界なら犯罪なのに」

 まぁ向こうに法律なんてないしな

「で、だ。燃やしてから……」

「おはよう神月君、瀬川君」

「「ん……?」」

 続きを話そうとしたところでまたしても邪魔が入った。

 しかし、邪魔する声が瀬川でもなく、全く別のところからきて何だ?と二人してそっちを見た。

 そっちを向くと黒髪を腰辺りまで伸ばした綺麗な女子生徒が立っていた

「おはよう、笹森さん」

「おはよ」

 わざわざ挨拶してくれたのは笹森ささもと はるかさん誰隔てなく接してくれる優しく人だ、性格に加え容姿もいいからちょっとしたアイドルみたいになっている

「なんの話し?」

「妄想話し」

「えっ……?」

 俺の即答に笹森さんの顔が引きつった

「神月……お前な」

「事実だろ?」

「いや違うっしょ!?」

 違うとわかってるのはお前だけだから、他の人から聞いたら妄想話しだから

「……どんな話し?」

 この人すげぇ、妄想話っていうどん引きレベルの答えを出したのにめげずに話しかけてきたよ

「えっとだな……」

 そのめげるない態度に敬意を評して話そうとした瞬間にチャイムが鳴った

「あ……チャイム鳴っちゃったね。私、席に戻るね」

 と言って残念そうに席へ戻っていった。

 そして瀬川はその後ろ姿を眺めていた。

 ……これはあれか?

「お前、笹森さんのこと好きだったりするのか?」

 って聞いたらなんかえーって顔をされた

「お前……気がつかんのか?」

「何にだ?」

 と聞いたら今度はため息吐かれた。意味わからん

「いや、だからモテないんだなぁと……っと最初は数学だったけか、黙ってようぜ」

「……へーい」

 色々言いたかったがとりあえず瀬川の言葉に素直に頷く、数学の先生(名前忘れた)は超が付く真面目で有名で私語禁止、時間ぴったりに来るのが当たり前なのだが……

「……来ないな」

「うん……」

 今日は来ない。どうした?休みか?

 教室がざわつき始めた辺りに突然横開きの扉がガラッと音を立てて開いた。

 みんながやっと来たか、と言った感じに扉の方を向いてさっきと違う意味で黙って。

 開いた扉から出てきたのは全身真っ白なローブっぽいものを着て真っ白なフードを被った『怪しい人』を体現したような奴が入ってきた

「おい、誰だあの人?」

「いや、俺に聞くなし」

 瀬川と小声で会話をする、生徒たちも小声で話しているが全員がそうしているから結果ざわざわしている。

 みんながざわざわしている中、中心人物である白い人(今命名)は手を三回鳴らして注目させた

「皆さんこんにちは、私を怪しいと思っているでしょう。そうです、私は怪しい者です」

 何言ってるんだこいつ?読めない状況下でも全員がそう思ったであろう、たぶん

「怪しいついでに更に怪しい話しをしましょう。これから皆さんには、異世界へ行ってもらいます!」

 みんなはこの瞬間に頭が覚めて頭のおかしい奴が学校に入って何か言ってると思っただろう、しかし俺と……恐らく瀬川もか、体が強張った気がした

「その他説明は向こうでします、それでは行ってらっしゃいまし」

 白い人がそう言い手(白い手袋着用)を上に向けて一気に振り下ろすと突如俺たちの座っていた椅子と床が消えた

「なっ……!?」

 突然のことに何も出来ずに四十一名全員が落とされた


クラスメイトは四十一名います、が、正直全員を出せる自信がありません

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