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サポートする私(犬)

すみません、更新遅れました。


あ、でも本当は毎日更新の予定じゃないんです。


ですが、やれるとこまで頑張ってみます。


それはそうと、実は今日実力診断テストなんです。


『実力』を示すために無勉強で逝ってきます(笑)


今回、シュウさんの町長さんと秋原さん、YLさんの小梅先生をお借りしました。


前書きは長くなりましたが相変わらず短い本編をどうぞ。

いい町ね。


私がここに来て初めて思った感想はそれだった。


ここならご主人様も暮らしやすいかもしれない。


私のご主人様は目が見えない。


私達みたいに匂いや音を感じたり出来ればいいのに、人間はそれもできないみたい。


でも、しかたないわね。


私達だって目が見えなかったらなかなかうまく生活できないもの。


まあ、ご主人様には私達がいるから心配はいらないけどね。


それにしてもご主人様、目が見えないのに引っ越しなんて少しアグレッシブすぎないかしら?


なんでもこの町に友達が住んでて誘われたらしいのだけれど。


この町は最近ぐんぐん人が集まっているらしいわ。


それにすれ違う人達もみんな親切。


ちゃんとご主人様を気遣って道を空けてくれる。


前の町なんて避けようともせずぶつかって、しかも文句まで言ってきた人もいたのに。


そう考えるとこの町に引っ越すことにしたご主人様は間違ってなかったのかもしれないわね。


あれ?でもこの前ご主人様の住民登録に行った役所で町長さん秘書の人に色々言われていたような……


あと、スッゴく小さな女の人が中学生に『鬼』って言われてたような……


だ、大丈夫よね?


町長さんが駄目な人なら町に人が集まったりしないだろうものね。


小さな女の人もさっき私のこと撫でてくれたし。


なんでもまるで盲導犬みたいにご主人様の手伝いをしている私に驚いたらしい。


残念ながら私は盲導犬じゃないの。


昔、捨てられて箱の中で鳴いていたらご主人様が目が見えないのに私のところに来てくれたの。


初め急に棒で叩かれたときはなんて酷い人だろうって思ったけど、すぐに謝ってくれたわ。


ご主人様はその棒で前に障害物がないか確かめながら歩いていたそうなの。


それを聞いてすぐに許したわ。


私は優しいからね。


それでご主人様は自分のこともうまくできないのに私を拾ってくれたの。


て、あるとき散歩していたら商店街の電気屋さんのテレビで盲導犬のことについてやっっていて、それで私はご主人様に恩を返すのに盲導犬の真似事をするようにしたの。


しばらくは私も慣れてなかったしご主人様も気付いてなかったけど、慣れてきたある日私にご主人様が言ったの。


『楽になったよ。ありがとう。』って。


だから私はこれからもご主人様のお手伝いをする。


それは住む場所が変わっても変わらない。


拾ってもらったあのときから、私の全てはご主人様のものだから。


この子は普通のミックス犬です。


たまにいますよね?何も特別じゃないのに凄く賢いワンちゃん。


この子もそういう子です。


簡単なお使いまでこなせます。


ぶっちゃけハンパなく名犬です(笑)

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