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特異点な我(ハエ)

今回ハエです。厨二病です。


そういう話を読むと古傷が疼くという方はご遠慮下さい。危険です。


なお、もしこの話を読んで傷を抉られた方が出たとしても当社は一切の責任を負いかねます。

フッ、この世界は俺にとって小さすぎる……


愚かな人間どもめ。


その程度のスピードでこの世界の特異点たる我を仕留めることが出きると勘違いしているとは……


そんなスピード、我には止まって見えるぞ。


なんとも救いようのない愚か者どもだ。


先日は我が友、人間どもに言わせればGの家族が世話になったそうだな……


だがGよ、落ち込むことはない。


お前の家族は殺されたのではないのだから。


お前の家族は解放されただけだ。


この薄汚れた世界から。


この小さすぎる世界から。


誰も我らの邪魔をする者のない世界へと。


所詮、人生など死ぬまでの暇つぶしだ。


そのことに気付くことなく死んでゆくのがこの世界では普通なのだろう。


しかし残念なことに特異点たる我は気付いてしまったのだ。


この世界など小さな器にすぎないということを。


この肉体は仮初めのものでしかなかったということを。


そういえばこの前我と名を連ねることのできそうな特異点の人間がいたな。


確か奴は『中学校』などという人間の大人達の作った檻の中に閉じ込められていた。


特異点たる奴は周りに友と呼べる者がいなかったようだ。


いや、恐らく『いなかった』のではなく『作らなかった』のだろう。


特異点は特異点としか合わさることは出来ない。


一般の者共と我ら特異点は闇と光のように相容ることの出来ない存在なのだから。


そう。我とGのようにな。


ふぅ。どうやら今日は随分と話し込んでしまったようだ。


……これもまた世界の意志か。

なぜか最近キャラが暴走する。


今回のハエは予定どうりにできました。


実はハエはクマのとき使った七つの大罪における『暴食』を司っているのですが無視してこんなキャラにしました。


だって皆さん、食いしん坊なハエって書きたいですか!?


自分は嫌です!!


あ、そうだ。Gは厨二病に絡まれる一般虫です。たまにいますよね。そういう関係のやつ。


あと、ハエが見つけた中学校の特異点は普通に友達がいないだけです。良ければ誰か友達になってあげてください(笑)


ではまた次回!!

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