詩 優しさ
掲載日:2026/04/01
優しいのは、痛みを知っているから。
自分と同じ痛みを味わわせないように、他人に接している。
自分を愛せ。
自分を可愛がれ。
そう思うこともあるのだが、何故か自分には厳しくしてしまう。
どうしてだろう?
他人にはできるのに、自分には無理なんて。
甘えなさい。甘えたい。
本音はそれなのだから、答えは簡単だ。
でもじっと我慢する。
自分が甘えて傷つけないように、傷つかないように。
誰もがそんなことを思っているわけではない。
ただ、やさしさの裏返しで、怒らせると怖い。
ずっと我慢した分、爆発してしまうのだ。
その力は凄まじい。
誰も止められなくなる。
「優しいをちょうだい」
それだけなのに。
いつも求めて、さまよっている。




