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第1話 お嬢様の不思議な命令

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・生放送、裏劇、各種使用OKです

・台本無断配布禁止

・動画制作、商用利用する場合は一度ご連絡ください

・文章改変、キャラクターの性別改変はNGです

・放送のどこかに作者名とURL記載お願いします


執事♂:

お嬢様♀:



執事「執事の仕事は多岐に渡る。だが私がお嬢様から受けた命令は……正直、辛かった」


お嬢様「第1話。お嬢様の不思議な命令」


執事「おかえりなさいませ。お嬢様」


お嬢様「ありがとう。いくら貴族の務めとはいえ、笑顔を崩さないでいるのは疲れるわ」


執事「お疲れ様です。お食事も出来てます。すぐ向かいますか?」


お嬢様「しばらく歩けないわ」


執事「それではそう伝えに」


お嬢様「待って」


執事「どうしましたか?」


お嬢様「あれがまだよ」


執事「いや、お嬢様、旦那様と奥様がお待ちでは」


お嬢様「あなたは誰の執事なの?」


執事「……お嬢様の執事です」


お嬢様「では、私の命令を聞きなさい」


執事「……私は、お嬢様の事が……」


お嬢様「事が」


執事「……好きです」


お嬢様「もっと」


執事「ですが」


お嬢様「もっと!」


執事「好きです。好きです。……好きです」


お嬢様「よろしい」


執事「はあ、毎回心臓に悪いですよ」


お嬢様「簡単な仕事でしょ、私に好きというだけの、簡単な仕事」


執事「私なんかに言われなくても、お嬢様なら沢山言われるでしょう」


お嬢様「分からなくていいわ。あなたはただ、仕事を遂行して」


執事「……分かりました」


執事「1日に1回以上お嬢様に好きと伝えるこの命令。最初はあまりに心臓に悪かったが、その命令は、強制的に終了の日が訪れた」



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