78.第七次大規模氾濫
12月31日。大晦日にパイオニアは現地入りをする。氾濫が予想されているゲート周辺の地形の確認と作戦会議が行われ、その日の晩は豪華な食事でお腹を満たし人々は次の日に備えた。
そして夜が明ける。今回絢は最新の氾濫という危険状況での初となる戦闘要員でもあるが別の重要な役目があった。その役目とは記録係である。
これから始まろうとする戦闘の全てを渡された魔宝具に記録する。上空からなるべく多くを映し歴史の1つとして残すのだ。
1月1日、午前9時。沖縄某所にてこの島に存在する2番目に大きいゲート、中級上位のそれは予測通り氾濫を起こさなかった。
少人数が戸惑う。『今日ではなかったのか』と。しかし自分達の対策をされているのに白昼堂々暴れ始めるものがどこにいるのだ、ということだ。
ここは夜に氾濫する。それは大勢がうっすらと分かっている、一部にしか伝えられていないほぼ確実な未来だった。
時間が過ぎる。『今緊張しても意味がない』と緊張をほぐしゆったりと座る者。『いつ来るか分からないのだから』と最大限の警戒をゲートに向け続ける者。多くの者がいるがどちらかというと緊張をほぐしたように見える者がここには多かった。
各地の最前線を渡った歴戦の冒険者は過剰に緊張し続けて良いことは何も無いと知っている。しかしそれは緊張を解いたことと同義では無い。彼らは程よい緊張感で安心を装いながら交代で仮眠をとった。
日が沈み冒険者に緊張が増す。そろそろ始まりそうだと呼びかけられる。
約2時間後ようやく氾濫が始まる。魔道具の明かりが灯る箇所以外を完全な暗闇が支配するその空間を強烈な風圧と魔力圧が揺るがした。
ゲート直上に巨大で奥が見えない球体が出現しそこから魔物が溢れ出す。
奇妙な翼を持つ魔物が真っ先に飛び出しゲートから離れようとするところを魔法に狙われ半数ほどが撃ち落とされ残りは攻撃を躱しながら戦場へと魔法を打ち下ろし、地上には人よりも2回りも3回りも大柄な角を持つ二足歩行の魔物が人々に向かって疾走する。
用意された障害物を飛び越えたり、破壊する度に速度を落とす魔物にそれを迎え打とうと射撃の魔道具と多くの魔法が打ち込まれるがあまり効いているようには見えず地上部隊と激突した。
前線部隊とゲートとの間に用意されたちょっとした仕掛けは障害物だけでは無い。
「のりチャンお疲れ〜」
海斗はサムズアップして前線から退いてきた慶典に労いの言葉をかける。
「個人的に思っていたよりも効果が無かったのでちょっと凹みました」
戻ってきた慶典の反応は芳しく無かった。
「あれは分かってる反応っぽくない?さすがすぎるわ」
パイオニアが防衛を行う側の緩衝地帯には罠も仕掛けられていた。
これまでは当たり前のようにトラップへ巻き込まれていたが、今回はその仕掛けを認知し避けようとする行動が魔物に見られたのだ。
「明らかに避けてましたよね」
「そそ」
「今日は少し厳しい戦いになるかもしれません」
難しい顔をしていた海斗が頭を抱える。
「あー!堕とされてもーた。いや今回マジやばいわ。母鴉失ったの痛いわー」
どうやら地上を俯瞰するために飛ばした魔法が破壊されたらしい。
「うるさい」
「彩ちゃんごめんな?緊張せずリラーックスしてこ。亮もガッチガチじゃんどした?」
「いえ、あそこに絢がいると思うと、危ない危ない横横!ふぅー、助かったぁー」
亮の目線の先にはちょうど他の冒険者に助けられた絢がいた。
「ほんとに絢を連れてくるのは違うじゃないですか。しかもなんで空に。頭で分かっても本当に怖いですって」
「占いは大丈夫って言ってたんしょ?なら我慢して待っときや〜」
「亮、いつも通りね?」
ここで何を思ってももうどうにもならない。
わざわざ隊長が口を開いたということはそれだけ自分が“いつも通り”でなかったのだろう。
「……ふぅっ!了解」
終わった時に自分が死にましたでは笑えない。
軽くジャンプし息を吐き出した。
集中しなければ。前線部隊から活力が失われていくのを感じる。そろそろ交代だ。
「すごい……」
口から溢れた一声が戦場をの様子を物語っていた。
発射された魔法は受け止める、相殺する、打ち返すといったように対応され魔物も当然といったように防ぎ反撃を行う。魔力光が地上、そして上空を照らす。大量の魔力が内包された飛刃が飛び、それをそれぞれが躱す。そして両側の飛び抜けた強者が相手を下していく。
もちろん観戦に邪魔は入り続けるが盾の足場活用と浮遊を使った高機動で攻撃し魔物を地上に落とす。
「全く……下に人が居ないと良いのですが」
「下は気にせんでええですよっと。落とさな被害増えますからねぇ」
シールドを活用し空で戦う者が言葉を返してきた。
「分かりました」
「ま、なるべく俺らで片付けるんでね。あんまり前には出んでくださいよ?」
「よろしくお願いします」
空は飛べずとも空戦ができない訳では無い。魔力の盾を利用する空の部隊が飛ぶ魔物を落としていた。
物凄い速度で戦場を駆け回る者、強力な魔法で相手を殲滅する者、無手で暴れ回る者、巧みな武器と魔力の利用によって相手を負かす者達。集った冒険者は絢が知らない力で次々と魔物を殲滅し、魔物に斃されていく。
魔法があるとは言え、放出系は消耗が激しいために長期戦が予想される盤面で戦士はそれを使いたがらなかった。その結果、激突前の攻撃以降、前で戦う部隊で射撃や飛刃を使う者は少なく、行われている事だけを見れば古い時代の戦のようだった。
刀を打ち合わせ、距離を取る、と見せかけて武器を薙刀に変形し魔力を巡らせ魔物を両断する。
自分と相手の範囲を管理し、自分のペースを押し付ける。
範囲を読み違えば傷を負う。一部に集中すれば距離感を惑わされるから相手を全体的に見る、一部ではなく肩を、脚を、目を。その時の視野の限り満遍なく見れなければ、相手に呑まれれば——死ぬのは自分だ。
「——フッ」
吐き出す息と同時に武器ごと切断する。無駄を省いた一瞬の強化。対応に遅れればこうなるのは人間。
戦場では刹那の遅れが命に直結していた。
空ももう記録などとは言ってられない状況になっていた。
数が少なすぎる空の部隊は少ない中でも交代して空を守る。しかし多すぎる魔物に魔力を消費させられ地上に墜落する者もいた。
「もう無理だ!地上に戻るぞ!」
部隊の指揮官が撤退を命令する。絢は命令を聞かなかった。
「お前も下に行くんだよ!」
冒険者が一斉に高度を落とす中、絢に声をかける者がいた。
「私はまだ戦えます。先に戻っていてください!」
「馬鹿なことを」
「——ぐあぁ!」
声をかけた者に飛び掛かる魔物を防ごうと別の男がその者を守る。魔物の強化された爪は男の肩口から心臓までを引き裂いた。
「せんぱ……」
傷を負った男は地上まで真っ逆さまに落ちていった。
「ガキが、勝手に死ね!」
「うるさい!」
敵は待ってくれない。待つ時は明らかに有利かつ相手を甚振ろうとする時だけだ。
暗闇の中、極限状態で戦う戦士にいつもの余裕などない。それは絢も同じだった。
時間経過と共に戦況は人間不利になっていく。空戦部隊も魔力切れにより地上へ戻ったことで処理速度が増加速度を大きく超えていた。命が眼下で失われていく。それなのに絢には助けることが出来なかった。
こんな時に出し惜しみする理由がどこにある。
飛行する魔物は続々とゲートから溢れ続ける。既に人々による有翼への攻撃はされなくなっていた。一方的に地上へと攻撃を降らす魔物に絢は——。
魂器は常に魔力が漏れていた。下位のものほどその傾向があるが絢が使うそれも例外ではなかった。むしろ何もされなければこちらの方が漏れる量は多いだろう。その魂器は内臓された膨大な魔力の制御補助をしていた。しかし絢も当然、それで満足する事なく溢れる魔力を抑えていたために魔力操作の練度もかなりのものとなっていた。その練度から漏れ出る魔力を大幅に減らしていた。
今、それをする必要は無いだろう。魔力を放出する。
漏れ出た魔力は魔物を誘き寄せると知っている。だから、放つ魔力を知覚する。
「私が相手だ!」
放出された魔力に反応し離れた場所を飛んでいた魔物がそれに目を向ける。
これまで近づかなければ害はなく、下の獲物よりも旨みが少ないくせに攻撃が命中してもなぜか死なない。優先すべきは後続の味方との合流。ならば放っとけば良いだろう。そう思っていた獲物が突然魔力を放出し、こちらを威圧する。『一匹で何ができるのだ』傲慢な獲物を早い者勝ちだとでも言うかのように空を飛ぶ獲物に襲いかかった。
飛行速度は完全に負けている。故に勝つしか道はない。
混戦の上、空の戦いは続く。
「《射撃》!」
絢の攻撃は当然と言うように回避される。攻撃の厚みが全く足りない。
ならばと剣身にこれまでにない程に長い《物質化》で補う。一撃で切り落とす意志から消耗の激しい武器に魔力を纏う、纏魔を行い魔物に斬りかかる。
地上で武器が長いことは良いことばかりでは無い。スペースの問題でフレンドリーファイアの危険性が上がるからだ。しかし既に味方がいない空中において、それは考慮するべきことでは無かった。
射撃のみでも斬撃のみでもダメだ。どちらも使って敵を殺す!
出遅れた魔物は思う。『今からあの獲物にたかるよりも下の獲物達を殺す方が良いだろう』と。しかし様子がおかしかった。近づく同胞が次々と落とされていくのだから。
これはいけない。
迫る敵から距離をとりつつ魔法を放つ。相手に着弾し火炎を散らすが敵はそのまま距離を詰めて来る。
こいつ、止まらない。
仲間と意思疎通をとり、追いかけられてる風を装い誘導しいくつもの魔法を叩き込む。確かに敵は当たっていた。そのはずなのに傷口から魔力が溢れるだけで仲間がさらに斬られていく。
魔法を浴び、急ぎで修復する。同時にダミーを再生成。魔力に敏感な個体への対策をとった。
攻撃は爪、体当たり、各種魔法のみであると思われる。剣身を異常に伸ばし重量も増した為、絢の一撃一撃は遅い。その隙をつき、敵も普通なら必殺の一撃を放つ。以前ならば受けても構わないと全受けして反撃をするところだったが《人形》で活動していたことにより痛みを嫌って攻撃をなるべく躱そうとする。
躱すそぶりを見せるだけで相手の攻撃は薄くなる。攻撃が散らされ当たっても致命打となる可能性が下がった。
浮遊解除、斬撃、盾機動、浮遊、斬撃。アレンジを変えながら魔物を落とし続ける。
この場に居続けるのは良くない。同族も粗方出きった。べつに獲物はここでなくとも大勢いるのだから、下の旨そうな獲物を我慢して離れた方が良いだろう。
離れた場所で同族を殺すそれを見て群れの長が決定を下す。その一声により群れはゲート付近から離れていった。
翼を持つ魔物が数組に分かれ遠くへ飛び去って行く。魔力放射をやめ、延長した剣先、その物質化を解除する。
「疲れた……下は……大丈夫、持ち直してる」
魂器は肉体的疲労を感じさせないはずなのに絢はどっと疲れていた。
自分が人ではなく魂生で、体への攻撃が直接的な死に繋がらないと言えど命をかけた確率ゲームなんて恐怖を感じないはずがないのだ。
新たに溢れ出る魔物を殺しながら記録を続行する。敵味方、地に伏す屍は数えきれず。一層大きな個体を取り囲み攻撃をしていた。
それも遂に討伐しゲートが破壊される。ようやく終わった。
「これで記録完了で良いのかな。……どうやって止めれるの?」
体内に埋め込まれた魔宝具の止め方を絢は知らなかった。それと同時に思い出し血の気が引いていく。
「悪い言葉使っちゃった。どうしよう、記録に入っちゃってる!怒られるかな、大丈夫かな。怒られる。怒られるに決まってるよね」
絢は肩を落とす。
「とりあえず情報局さん探さなきゃ……」
浮遊を解除し自由落下を始める。そして地上1メートルほどでふわりと浮かびゆっくりと着地した。大地の安定感がとても頼もしく思えた。
戦場の空気は重たかった。勝ったことは勝った。だが被害も大きすぎた。
魔物は解体され、燃やされる。戦死者は集められ弔われる。
それだけでは終わらない。周囲に散った魔物のなるべく多くを討伐するまでが仕事なのだ。
しかしそれは後日のこと。今は死した仲間を見送る準備がされるのだった。
仲間を見つけるために忙しない戦場跡を駆け回る。絢は仲間が生きているか心配でしょうがなかった。
「お嬢さんお疲れさん。誰か探しているのかい」
黒と灰色がまばらにされた布地に返り血がベッタリと付いた服を着た中年手前ほどの男性が声をかけてくれたのですかさず質問をする。
「仲間を探してるんです。この服装の人を誰か見ませんでしたか?」
「うーむ、ちっとわからんなぁ。作戦本部近くのテントで待ってたら誰か来てくれると思うがどうだろうか」
顎髭をじょりじょりと言わせながら思案するもどうやら彼の記憶には無いようだ。このまま1人で動くのも心許ないので同行を持ちかける。
「……仲間を見つけるまでご一緒させてもらっても良いですか?」
「別に構わんが……離脱したくなったらいつでも言ってくれよ?本来は子供に見せるべきものじゃあないんだ」
「全部見てましたから」
「そうだよなぁ」
男は困ったような顔をする。
「あと私記録中なんです。情報局の方から魔宝具をいただいておりまして見たもの、聞いたもの、感じたもの。全てを記録しています。なのでなるべく全てを見せていただきたいです」
「そうか、それじゃあついておいで」
同行が許可された。
「はい、失礼します」
1.5メートルほど浮遊し男に追随しながら人の動きを目に収めようとする。
移動中、男は終始話しかけてきた。
「飛び続けるのは辛くないかい」
「うーん、辛いと言うよりも動きを一定にするのが意外と難しいです」
絢を気遣っているようにも感じた。
「随分と魔力があるんだね」
「特殊なスキルを持っていて体を交換できるんです。こっちは魔力がたっぷりある方の体なんですよ」
だから絢も『私は大丈夫』と会話を通じて伝える。
「じゃあ実は中身は結構年齢いってたりする?」
「まさか、まだ10代ですよ」
「10代って……振れ幅でかいなぁ」
「中学生です」
「……そうかい。上の戦いを見てたよ。助かった」
『こんなに強い人に感謝されるなんて』と嬉しくなりながら勧誘する。
「よかったです。皆さんコツが分かれば飛べるので頑張ってくださいね!」
「そいつは厳しそうだなぁ」
あわよくば『私の負担を減らして』なんて期待を込めて話してみたが感触はよくなかった。
「早く飛べるようになって貰わないと私のお仕事が多すぎて大変になってしまいます」
「そうかぁ。その飛ぶのはオーブじゃないのかい?」
「自分で獲得したスキルですよ」
「ほう、そいつは頑張るしかないなぁ」
自力で得たスキルだと言うと少し頑張ってくれそうな雰囲気をしていた。
「応援していますよ!……皆さん苦しそうですね」
「勝ったと言ってもこれだけ被害が出ちゃあな。厳しいもんだ」
響く嗚咽は鳴り止むことが無かった。ようやく戦いが終わり、振り返れば仲間を失っている。
彼らにかける言葉が見つからなかった。
「今回こちらに集まった方はどのくらいでしょうか」
話題を変える。
「地元民を除けば5000かねぇ」
「5000人いてようやく少し余裕が残った程度ですか」
「余裕か、上から見てたらそう思ったのかい?」
「はい。指揮官とそこを守る部隊が無傷です」
「そこを動かす必要がでちゃあもう負け戦だろうに」
「そういうものなのですか?」
なぜそうなのか分からずに質問するとと説明がされる。
「安全な場所から冷静な指揮が行われ、それが部隊に正しく届く。この規模になるとなくちゃならないな」
「なんであんまり強くない人が全体の指揮をするのか私には分かりません。強い人が前に出て指揮をしながら味方を鼓舞する。私はそれがいいと思います」
「そういう前線指揮官は居たら嬉しいが、個人の強さと部隊の強さは別なんだよ。1人で戦局を変えれる英雄は多くない。英雄が部隊を動かすことが得意とは限らない。何より戦闘中にその中で適切な指揮を取るのは難しいんだ。だから頭で戦える人を指揮官に据える。全く戦えない訳じゃあ無いし現場も知っている。それで十分じゃないかい?」
継承者を思い浮かべる。もう彼女は冒険者の中で最高クラスでは無い。それ以前の継承者も全員が一度だって当時の最高クラスでは無かった。適材適所、そう言われると頷くしかなかった。
「……そうですね」
「お、若いのに分かるかい?」
「納得できました。それに無傷ではありますが消耗していない訳では無いですからね」
「そうだなあ」
「あの人たちなんか不思議なことしてたじゃないですか。何をしてたか分かりますか?」
「あぁ、ありゃあ軍団魔法だな。集団で魔力を集めてでかい一撃を入れるんだよ」
「あれはそういうものだったのですか。今度じっくり見たいです」
何かしている、程度にしか分からずにいた絢はますますそれに興味を持った。
「気になるかい?目の前に着弾する様子はすごかったぞお?」
通る道の隣では冒険者が人の亡骸から何かを探していた。
「皆さんは今何をしているのでしょうか」
「ああ、タグを外してんだ。冒険者証あるだろ?あのプレートを家族にな」
「ご遺体は帰れないですからそうなりますか」
「その人の努力の記録が詰まっているからな。お、あそこの人達がそうなんじゃないかい?」
指された指の方向にはパイオニアの面々がいた。
「あ……いました。ここまでありがとうございました」
みんな生きてることが確認でき安心する。
「おう、元気でな」
「はい、きっと」
魔物の死体から素材となる場所を剥いでいる仲間の近くへ着地する。
「絢チャンおかえり〜。下から活躍見てたよ?すごかったねぇ」
戦場に出ない蓮以外のそれぞれが笑顔と温かい声をかけてくれる。
「怪我は無い?」
「にいに、この体だから大丈夫だよ」
「それもそっか」
「みんな無事?」
「もちろん。みんな無事だよ」
「よかった。情報局の人探してるんだけど知らない?記録の魔宝具止めてもらわないと」
「あー、作戦本部に1人は居ると思う。あっち」
「じゃあ行ってきます」
彩花から巾着袋を受け取って、『生存確認ができたのは良いが結局あっちなのか』と思いながら作戦本部方面に移動を始めた。
最近誤字祭りでまた誤字ありそうで怖いです。
確認はしましたが時間が時間なので頭が働きません。
たっぷり(?)7000字。ストックが、消えかかってます。
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作者のモチベーションが上がり作品の更新が継続されます。
誤字脱字、違和感のある箇所など教えて頂けたら嬉しいです。




