人物詳細他
注意
全てが正確で正しい内容とは限りません。絢に伏せられている情報、認識していない情報も存在します。
作品内に登場したこれからも登場するだろう人物(早見)
・古枝絢—主人公
・古枝洵—主人公家族
・古枝亮—主人公家族、ギルドメンバー
・辻本拓也—初代継承者(彼の方)(話の中で存在だけ出る)
・“ご主人”—当代継承者
・柳瀬琴子—ギルドメンバー(ギルマス)
・堀海斗—ギルドメンバー(サブマス)
・影山蓮—ギルドメンバー
・千田彩花—ギルドメンバー
・宮村慶典—ギルドメンバー
・天真爛漫な傷包帯少女—友達(絢は名前を聞くことを忘れている)
・執行官—黒装束に身を包んでいる(複数人いる)
・やすひさ(保久)—通称やっさん。一時期絢が所属していた【魂器組】組長
単語紹介
・継承者—スキル《分岐未来視》を所持し、命をすり減らして希望ある未来を求める者。
当代も条件付きにしたにも関わらずかなりの速度で命をすり減らしている。歴代継承者は長い者で数週間、皆があっという間に命を燃やし尽くした。
特殊な方法でスキルを継承しており、継承者にその意志がある事、次期継承者が継承者を殺めることの2つが条件でスキルが継承されている。
条件には理由が存在し前者はよからぬ者の手に渡らせない為。後者は少しでも多くを次の代へと渡す為。
力1つにしては重すぎる代償を払っているにも関わらず継承毎にスキルの力が失われている。
・魂器—肉体の生存が絶望的でも使えばとりあえず延命できる新たな肉体であり魂の器。
暗視機能がついていたりと便利な体ではあるが《交換》の中でも”世界交換”(星との取引)で得られる魂器の種類は下位魂器と中位魂器のみであり下位には隷属、中位には従属の腕輪がセットで付いている。
下位から中位にアップグレードしたとしても腕輪は下位の物が引き継がれたとえ上位にアップグレードしても一度付いたものは本質を理解しなければ解除は厳しい。
更に魂器使用中は色々と大切なものが抜け落ちて行き最終的に下位では簡単な命令を遂行するだけ、中位ではある程度難しい命令を遂行するだけと悲しい結末を迎える。
上位のものも存在するが数が少なく中位までのとは一線を画すものである。(現在日本国内上位魂器発見数2つ、内1つ使用中)
・迷宮—ダンジョンとも言われ中には魔物が多数存在する。中は場所ごとに構造が大きく異なる。空間に魔力が満ちている。
・魔物—人に危害を与えようとする危険で不思議な生き物。
・氾濫—迷宮から魔物が溢れ出す現象のこと。迷宮は発生から一定期間で必ず氾濫を起こし、その後も不定期に氾濫することが知られている。現状分かっていることは氾濫と同時に多量の魔力が地上に放出されること。
・技能—名前に沿った力を扱えるようにするもの。それまでに培って形にしたものが認められたもの。
・ギルド—複数人で構成された集団。一定の条件を満たすことで誰でも作れる。
貸与技能詳細
・自己鑑定—ステータスと呼ばれる。自分の力を分かりやすく可視化させるもの。
・交換—戦った分だけ得られるポイント(P)と自分が望む物を取引するスキル。ある時からスキルポイント(SP)を使ってスキルを購入、強化できるようにもなる。
・天秤—進化時に得られる可能性のあるスキル。早い時期に進化した者、あるいは珍しい種族に進化した者ほど回数が多く(最大3回)多くの人は持つことが無い。
作品内に登場した組織
・【先駆者】—日本最初の一般ギルド。実情は目的もあって半分公的なものになっている。最初の首輪付きでもある。(初代)
・【異変情報局】—文明崩壊前に突如現れた謎の情報系機関。秘匿する情報も多々あるが協会と全面的に協力し、悪く言えば情報操作を行なっている。(初代)(歴代)(当代)
・【日本冒険者協会】—文明崩壊以前から作られたダンジョンに向かう者、冒険者をまとめる組織。(初代)(半公)
・【自衛隊】—言わずもがな戦後から国防の大半を担ってきた組織。初動が異様に早かった事とそれまで身体作りに勤しんでいた事もあって強靭な戦闘集団となっている。人員募集停止。(初代)(公)
・【魂器組】—この世界の良心と言い切れない良心である魂の器を利用した者が集う組織。戦闘系と農業系に分かれその底なしの体力を利用して社会貢献をしている。段階的に自由は無くなり、それが望まれることも無くなる。協会と繋がっている。(初代)(公)
・【ゆりかご】—一瞬話に出した期間制戦闘教習所。ここに入っておけば戦闘により負傷率、死亡率共にかなり低くなる実績がある。(初代)(公)
・【近衛】—何よりも血統、そして国への絶対的な忠誠の下に増幅した力を持つ者が所属している。狂った世界で未だにものすごい人数が生き残っているのはここのおかげ。(初代)(公)
・【執行官】—組織としての名前は無く、その役目をもつ者たちの総称。殺戮を行う者、制裁を行う者、救済を行う者。あまりにも人を殺しすぎている為に恐怖の対象となっているが殺した者は、悪事を行いそれが正常に断罪されない人々であるか、殺すほどのことはしていないが国や世界を悪い方向に傾ける可能性が高い者たちである。日本最高峰の戦闘集団。(初代)(歴代)(当代)
・【審判官】—同じく組織としての名前は無く、その役目をもつ者たちの総称。特定系統のスキル所持と宣誓が条件で組織加入可能。もう無い裁判所の代わりに罪の裁量権を持つ。前時代と比べたらかなり重たい判決が下されるがこれは優しさだ。(初代)(公)
・【跳躍】—転移可能な者たちで構成された移動特化ギルド。代金は距離次第。首輪付き。(初代)
・【開拓団】—かなり高い条件を設けているが人気なギルド。なぜって?最新式の防具と武器が割安で手に入るからさ。【先駆者】の傘下ギルド。
・【冒険者育成学校】—これから先の時代に適した子供の教育方法を探している。移動しても良い若い芽と実は偉い人のご子息ご息女が過ごしている。洵は亮パワーのおかげでここに来れている。
マーク説明
・(初代)—初代継承者が手を出すなり指示を出すなり何かしら関わった印。
・(歴代)—歴代継承者が携わっていた印。
・(当代)—当代継承者が携わっている印。
・(公)—おおやけの組織である印。
言葉説明
・首輪付き—一般ギルドが状況次第で国の召集に応じるなど様々な契約をしていること。とは言ってもパイオニアはその人数にも関わらず行っている事業と保有する戦闘力が大きすぎて緩衝材にはし辛いようだ。
【先駆者】制服・戦闘服設定
制服
・軍服アレンジである黒を基調とし所々に金色が見られる。
・つばあり帽子、長めブーツ、ベルト、フルカバー革手袋、長いコートと結構おしゃれ。
・白のワイシャツ/ブラウス、両肩かけコートの裏地は濃紺、胸元の飾りチェーン、フリンジ付き肩章がある。後ろ2つは2人だけ。
戦闘服
・配色は黒と金のままだが装飾(金色)がかなり減らされている。
・靴がブーツと言えるおしゃれなものから半長靴という無骨なものに変わり、他もそれに合うような配色、デザインになっている。
・基本こちらを着る機会の方が圧倒的に多い。
(今はお金を停滞させるべきではないわ)
勲章設定
・スピアヘッド—迷宮を最初に攻略した者たちに贈られる。バツ字に十文字槍と刀が重ねられた意匠が施されている。
・ファーストペンギン—一定規模以上のイレギュラーを解決し生還した者に贈られる。海から飛び上がったペンギンの意匠が施されている。
(生きて帰って来られないのなら意味ないじゃない)
◇◆◇◆
・種族—そのまま種族を指す。何に進化したのか。
・性別—肉体性別、男か女かあるいは無いか(魂器は無しがデフォルト)
・年齢—その人の年齢。誕生日を迎えていなくとも今年度中になる年齢を記載。
・容姿—身長、髪型(難しすぎて作者のイメージと違う可能性があります。知識が足りない!)。
容姿の方向性や本人の印象。
※癒しの日の影響によりその日以前に受けた整形や脱毛、縮毛矯正。刺青やピアス、あるいは誰かから受けた傷などは基本無くなっている。
・備考—ちょっとした情報
・関係—主人公との関係性や強めの繋がりを持つ人を記載
ここからは絢含め多くの人あるいは現時点では知られていない情報
容姿について癒しの日の影響はどうなっている?
地域によって存在する大切な意味が存在するもの(本人も大切にしている)は消えていない。前提は長く存続する価値観である。
しかし落ち込むこと勿れ、大切なものはポイントを払えば本来よりも安価かつ永続的に戻すことができる。
表面的に消えたように見えても人間の魂の器たる人体に与えた傷は完全に消えた訳では無い。たとえ自分の体であっても軽い気持ちで大きく傷つけた者には残った傷や行った行為によってそれ相応の報いがある。誰か視点、馬鹿馬鹿しい理由であればばなお。
もし誰かに故意に傷つけられた傷であればその点においてはその誰かが当人に罰を与えることはない故安心するべし。
☆僕にとって一定の価値がある存在になれば全ての生物に機会を与えよう。
◇◆
主人公
古枝絢
・種族—魂生
・性別—女(魂在中性別無し)
・年齢—7
・容姿—通常姿は身長130cm無く小さいという言葉よりも先に幼いが来る
細身のかわいいの方向性に整った容姿。
髪はショートよりミディアム。たまに彩花が髪の手入れをしてくれている。
・備考—種族について。自身の核である魂のみで存在が可能な種族。実は複数の条件を踏まなければ選択肢が現れないレア種族。なお強くは無い。周囲で同族は耳にしたことが無い、と言うより種族存在自体が知られていない。ポ○モンで言うとメ○モンに似た生態。
性別について。《人形》については性別が存在し頑張れば切り替え可能。魂器では現在性別が無く、必要とも感じていない。
年齢について。元の肉体年齢は13だった。進化により精神が過ごした時間が年齢として記載されているが本人はそれに不満がある。しかし外見(身長)とはかなりマッチしている。
容姿について。身長の無変動は病及びそれを治すための治療結果である。小魚を食べたり牛乳を飲んだりと努力はしていたが残念ながら色々と成長は当時から変わっていない。スキルにより容姿程度は簡単に変えれてしまう。実は本体たる核は直径1cmほどしかない球状をとっている。
・関係—“継承者”に絶対の忠誠を誓い(元は強制)継承者の言うことにはよっぽどのことでなければイエスマン。歴代継承者とは全て隷属の関係だが状態がそうなのであるだけで健全な主従関係。当代継承者とは従属の関係。
初代継承者が集めた人全員を自分より上に見ている。逆に言うとそれ以外は継承者の役に立つか、そうでは無いかが大きな判断基準となっており大体を下に見ている節がある。しかし下に見るというのも庇護対象という意味合いも含んでいるので悪いことばかりではないのかも知れない。出会った人の数から言うと極少数ではあるが自分の意思で仲良くなりたいと思った人も存在する。
パイオニアメンバーとは基本仲良し。その幼い容姿を利用しチームの癒し枠になることを目論んでいる。ただ1人、琴子隊長だけは絶対的な恐怖の対象である。もちろん本人の前でそのそぶりは普通見せない。(彩花ちゃんから守ってあげたのになんで……)
彩花とは身長が比較的近いので親近感がわき、仲良しである。
亮以外の男性メンバーの中では慶典を一番好いている。理由は大体ご飯担当で美味しいものを作ってくれるというのもあるが何かと親身になって気遣ってもらえるからだ。(慶典は小さい子にとってのパーフェクトコミュニケーションをしている。例:しゃがんで目線を合わせる。いつもニコニコしている。優しい喋り口調と雰囲気など)
・技能—主なスキルは《変態》(宝珠)。現在は2つある体の姿形を自由に変化させることができる。本人は認識していないが実は性質も変えれていたり……。
家族
古枝洵
・種族—人間
・性別—男
・年齢—14(精神が過ごした時間は7年ほど)
・容姿—身長130cm突破。細身でどれに分類するかとするとマッシュウルフ。
かわいいと言ったら当然怒るがかわいい男の子である。
・備考—母が死んでしまったと知ってからずっと悲しみに暮れている。一瞬で親離れできる子供はそう居ないだろう。
・関係—精神分裂元であり現在は家族として良い関係(お互いに躊躇せずに本音でぶつかれる数少ない相手)にある。
・技能—特になし
古枝亮
・種族—半適応人間
・性別—男
・年齢—17
・容姿—中学時代に測った時は身長166.?で今は170あると願っているが確実にないもよう。
刈り上げサイドパートマッシュ。最近筋肉がつき体が大きくなってきている。
・備考—未だに女性にはトラウマから来る嫌悪感を持っているが良い人々と交流しているため少し良くなってきている。
・関係—洵と絢の兄であり絢と同じくパイオニアに所属するギルドメンバー。2人は死んでも守ると年齢の割に重すぎる覚悟を決めている。本当は絢にももっとある程度安全な環境で待っていて欲しい。
海斗と仲が良い。
・技能—魔力剣(宝珠),魔力武装
【先駆者】ギルドメンバー
柳瀬琴子
・種族—半適応人間
・性別—女
・年齢—26
・容姿—身長160cmはないがほぼそのぐらいだそうな。スレンダーかつ綺麗側の容姿で髪は綺麗なストレートに近いセミロング。ここ最近激務のせいか顔色が悪い気がする。
・備考—ギルドの長。紙業務を一手に担っている。
日常生活の動きの端々から上品さが醸し出されている。
意識しなくともスキルのせいで魔力を感じられ、意識すればかなり繊細に読み取れる。
設立ギルド【開拓団】—【先駆者】の下部組織である戦闘集団。才能溢れる人材を集め、サポートが行われている。
・関係—絢のことはかわいい子と思っている。怖がられていることを自覚していて内心少し寂しい。
メンバーである海斗にはなんだかんだ弱みを見せれる唯一の相手であり最も信頼している。
・技能—魔力感知(宝珠),反射
堀海斗
・種族—半適応人間
・性別—男
・年齢—22
・容姿—身長182cmの日本人としては超高身長。静かにしていればただのイケメンな爽やかツーブロック。綺麗な顔なのに残念な印象にしてしまう天才。
・備考—パイオニア副隊長でありギルド内で最も整った容姿をしている野鳥愛好家。
表得意技。甘える、騒ぐ、調子に乗る、甘やかす。顔芸しても全部顔がいいのが憎たらしい。(彩花談)
琴子のサポートを多くこなし負担を軽減している。掃除が完璧だったりと影の仕事人。
海斗が焼いたクッキーが美味しすぎて完成後一瞬で消える。いつでもどこでもティーセット完備。
戦闘でも探索でも生活でも求められるハイスペ。
女性関係でやらかしそうな気配をしているが遊んでいない。
設立ギルド【魔法研究会】(魔研)—一定以上の魔法能力を保有することを条件とし魔法技術の更なる発展を目指す。
・関係—つい最近絢から純度100%の尊敬の眼差しを向けられたので弟子入りを許可したがまだ何も教えていない。
パイオニア女性陣にめっぽう甘く甘えることもできる人たらし。
男女共に誰とでも仲良くできているとんでもないコミュ強。
・技能—形状記憶(宝珠),行動記憶,火魔法(?),風魔法(?),水魔法(?)
影山蓮
・種族—半適応人間
・性別—男
・年齢—25
・容姿—身長177cmで不健康そうな顔をよくしている。男性陣でもっとも筋肉が薄い。髪が目にかかるのが嫌なのでショートヘアだが髪型にこだわりは全くない。
・備考—基本寡黙であり無表情。どちらも発動している時の目は結構怖い。
ギルド随一の料理下手。関わらせてはいけない。
ギルドの資金源。
設立ギルド【絡繰り】—魔道具製作者を集め、冒険者に限らず生活を支える魔道具を作る。
・関係—絢はただのギルドメンバー
慶典とは分野が違うが作る者として会話が楽しいと思っている。
蓮は好きでは無いが大した人だと認めている。
・技能—魔道具作成(宝珠)
千田彩花
・種族—半適応人間
・性別—女
・年齢—24
・容姿—身長151cmで細身。しかし初めて会ったガリガリの時よりは肉付きが良く(まだ細い)なっている。
優しめ癖っ毛ボブ。少し気が強そうな雰囲気。実際強め。
・備考—病によって残り僅かだった人生が動き始めた。初代継承者に恩義を感じており彼が残した指示を遂行できるようにと努力している。
癒しの日の影響か身長が少し伸びた模様。
設立ギルド【跳躍】—転移系スキル保有者を集めたギルド。ワープはこちらまで。
・関係—自分は本当はいなかった人間ということで勝手に周囲と距離を置いている。だからこそ同族である絢を妹分のように可愛がっている。
最初に拒否感を向けられた亮には同じように返したため仲はよろしくない。
蓮は嫌いだけど蓮が焼いたクッキーは好き。
・能力—空間転移(継承)
・技能—空間魔法
宮村慶典
・種族—半適応人間
・性別—男
・年齢—20
・容姿—身長173cmで肩幅が広く恵まれた体格をしているのにも関わらず軽い猫背で自信なさげに見える。
ちゃんとした時には七三分けにするみたいだがいつもはサイドパート。
背筋を伸ばして視線を少しあげたらもっとかっこよくなるのに!(絢視点)
・備考—お花大好き。小学生の時から将来の夢は花屋だったが実際の仕事を調べてみると仕入れ運搬と想像のほんわかしたものでは無く、なかなかハードな職種だと分かったためそれ(高2)以降筋トレに励んでいる。実はその幅広の背には筋肉が詰まっている!自己肯定感低め。
設立ギルド【植育】—食料確保のため土、水、種のあらゆる方面から植物に対するアプローチやその活用を研究する。料理や農業知識の存続も目的にしている。
・関係—自分でも分かるぐらいに絢に懐かれているけど自分でその理由に気がついていない。懐かれる分には嬉しい。
蓮と仲が良い。小鳥っていいよね。
・技能—植物魔法(宝珠)
占い所
当代“継承者”
・種族—半適応人間
・性別—女
・年齢—20代後半から30代前半と思われる
・容姿—お子様がお腹に居られることが一目でわかる。毛先に癖をつけたロブ。
・備考—命の価値は平等では無い。それは今も昔も同じ。ただ決定的に違う点がある。それは誰からしても明確な自分の価値を上げられる方法がある点だ。この世は既に完全とは言えずとも平等な世界である、と考えている。
占い所を開設している。
・関係—あの時視た最善に近い未来を絢は自分の出来る範囲で提供する。それは非常に救われることだった。世界の命運に自分含め数千数万数十万程度どうということはない。継承者は絢にさせたことの後ろめたさは全く感じて無い。
ダンジョン発生から時間経過で起こった事象
3/31
ゲート出現。
不可思議な発光現象の後、人間に限らず多様な生物に状態の回復が確認。同時に過度な衰弱が見られる生物の大量死も確認された。それらのことからこの日は“癒しの日”あるいは“選別の日”と呼ばれることになる。
4/1
ゲート始動。ダンジョン入場可能に。
4/4
人種分離。日本から外国人、帰化人、ハーフ(1/2)、クォーター(1/4)、ワンエイス(1/8)の人間が居なくなる。
4/22(ゲート始動から丸3週間後)
ダンジョンからモンスターが初めて溢れる。(氾濫)
後に下級下位と呼ばれる数多くのダンジョンが同時に氾濫を起こした為第一次大規模氾濫と呼ばれた。
周辺人口(中範囲)1~3万弱の地域に多く下級下位のダンジョンが分布している。(この時期には知られていない)
しかし氾濫箇所は全て田舎も田舎だったので多くの人は深く考えることは無かった。
この時は何も考えていなかったがこの日から毎日、程度の差はあれど空が曇るようになった。
5/13(ゲート始動から丸6週間後)
下級中位と呼ばれるダンジョンが同時に氾濫を起こす。第二次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口(中範囲)3~5万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
ゲート周辺の人工物の消失を確認。
6/3(ゲート始動から丸9週間後)
下級上位と呼ばれるダンジョンが同時に氾濫を起こす。第三次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口5~8万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
消失の広域化を確認。
6/24(ゲート始動から丸12週間後)
下級最上位と呼ばれるダンジョンが同時に氾濫を起こす。第四次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口(中範囲)8~10万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
前時代の物体の異常な耐久性の低下を確認。
7/1
中級下位と呼ばれるダンジョンが同日中(午前9時から次の日午前9時前まで)に氾濫を起こす。第五次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口(大範囲)10~25万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
遂に近代人工物が完全消滅。しかしながらよっぽど古い建物は残っているらしい。
10/1
中級中位と呼ばれるダンジョンが同日中に氾濫を起こす。第六次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口(大範囲)25~50万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
次年1/1(予測)
中級上位と呼ばれるダンジョンが同日中に氾濫が起こる予測がされている。予測通りであれば第七次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口(大範囲)50~75万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
次年4/1(予測)
中級最上位と呼ばれるダンジョンが同日中に氾濫が起こる予測がされている。予測通りであれば第八次大規模氾濫と呼ばれる。
元周辺人口(大範囲)75~100万の地域に該当ダンジョンが多く分布。
迷宮入り口に関する小情報
ゲートを囲むように傷つけることも取り外すこともできない大きめの石がはまっておりその石は氾濫を予期するかのように石の色が暗色に変化する。そのことから“時限石”と呼ばれる。
時限石は迷宮の規模や難度を示す指標にもなっており3角形ならば初級、四角形ならば中級、6角形ならば上級と呼ばれる。数もそれぞれ1~4まで確認されておりそれぞれ下位、中位、上位、最上位と呼ばれる。
略称として時限石の角-個数というように呼ばれることもある。
例:初級中位であれば3-2
氾濫に関する小情報
なぜ氾濫が起こるのは9時なのか?
理由としては本初子午線(グリニッジ標準時)から日本が9時間分ずれた位置にあるからです。
初級は全世界同時に、中級においてもロンドン時間の0時から23時59分までに起こります。
質問がございましたらぜひぜひ感想にお願いします。今答えて良いものでしたらお答えさせていただき、お返事後には本文に情報を追加いたします。
一度まとめられると分かりやすくて良いですね。忘れていたところに提案をくださった方、ありがとうございました。
「面白い!」「続きを読みたい!」「連載頑張れ!」などと思っていただけた方は、ぜひブックマーク、⭐︎評価などよろしくお願いします。
作者のモチベーションが上がり作品の更新が継続されます。
誤字脱字、違和感のある箇所など教えて頂けたら嬉しいです。




