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異世界転移、ご利用にはお気を付け  作者: 生涯半端者
海原の怪物
10/10

厄介ごとに巻き込まれ


「……深夜2時17分、チーム【(スペル)】全チーム。目標地点である怪獣トードディナの焼死体現場に到着」


 トードディナの焼死体。

 その近くに防護服とガスマスクを着用した集団があった。

 体形的には人だが、異世界においてそれは役に立たない。


「簡易確認。我々αは怪獣の細胞を採取、βは例の異世界竜人(ドラグーン)の捜索。以上、それぞれ作戦に移行せよ」


「「「了解」」」


 短い説明の後、彼らは粛々(しゅくしゅく)と与えられた任務をこなしていく。

 怪獣トードディナの皮膚、管、眼球、舌、内臓や肛門周りの細胞まで至る所を余すことなく、可能な限り収集していく。焼けただれていようと、問答無用にだ。


「こちらβ、異世界竜人(ドラグーン)発見」


「状態は?」


「呼吸はしています。例の少女も近くにいます」


「そうか。であれば第二段階に移行されたし」


「了解」

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