HEY!come on!status!!
「ゴホン...先ほどは変な所を見せてしまって申し訳ない勇者様達よ、あなた方勇者様たちにお願いがあり召喚したのです。」
国王は咳払いをして冬馬達に説明を始めた。
「この世は魔族により平和を乱されております、ココ最近激しく魔族共が動き出し魔王が復活したのでは無いかと言われており...」
「ちょっ!まってよ!まさか私たちにその魔王とか言うのを倒せとかいうの?!」
卯月が国王の話を切り、話し出した。
「その通りだ、その為に私たちは勇者召喚をしたのだからな。直ぐに魔王を倒してほしいとは言わない、まずはこの城で訓練を受けてからだ。」
すると勇気が
「もし私たちが勇者で無い可能性もあるのではありませんか?勇者と言われても僕達は理解出来ないのですが...」
「ふむ...それならば[ステータス]と口に出して言ってみるが良い。そうすれば勇者かどうかわかるじゃろ。」
勇気達は各々口に出すのである。
「「「「ステータス」」」」
すると4人の目の前に文字列が現れたのだ。
冬馬の目の前には
トーマ・カザマ 17歳 男 レベル:1
職種:異世界人
HP:27
MP:15
筋力:16
耐性:8
魔力:11
敏捷:21
運:13
スキル:不明
「え?どーなの?これ」