あおむけに死んでいる?酔っぱらいの(笑)
ワンコ?をピリピリさせているカロンさん?に
『あの、カロンさん?
お仕置き中、申し訳ないのですけど今、なんて言いましたでしょうか?』
恐る恐る声をかけて見る。
聞き間違えかもしれないから、もう一回聞いて見ないと。
振り返ったカロンさんから、先程の怒りのオーラは感じられず。
代わりに感じるのは、何処と無く哀れみを感じさせる、そんな気配・・・
これはマジか?
『申し訳ない。残念だが
此処に生者が入り込むことは、想定していない』
いや、だって、よく三途の川からおばあちゃんが手招き、っての聞くよね?
あの世って言うなら、おんなじじゃないの?
『あれは魂のみ、此処に紛れ込んで来たものだ。肉体を持って来た者はいない』
えっと・・・
じゃ、どうすればいいの?
『存在する現界以外ならば、渡ることは出来る』
それってもしかして、異世界!!
『そのようにも言うな、存在する時限の違う世界だ』
えっ!
異世界行っちゃうの♪マジスッか!
いいの?
行くよ!行っちゃうよ‼
『?』
だって、もう仕事しなくてイインダヨネ♪
カバンも無くしたし、もう何も考えたく無いし。
最近テレビも観てないし、ここん所呑みにだっていってない。(´・ω・`)
毎日、家飲みばかり。
ここは、新しい世界で酒を!!
カロンさんから、呆れた気配がする。
そう言えば、オレ声に出して無いのに、カロンさん答えてるね?