勇者パーティーの魔法使い
ついつい書いてしまいました
どうも、皆さん
私の名前はマーニー
名字はないのかって?
ないわよそんなもの
だって私平民だもの
そんな平民私が何をしているのか?
1、死にかけてる
2、仕事をしてる
3、仲間の所に急いで向かっている
正解は
3、仲間の所に急いで向かっているよ
なんで急いで向かっているっかってそれは数時間前に遡ることになるわ
数時間前
「見つけたぞ!勇者パーティーよ!」
「お前は魔王軍四天王の一人グライス!」
数時間前私は魔王軍四天王最強のグライスに足止めされてた
なんで平民の私が魔王軍四天王最強のグライスに足止めされてるって?
それは私が勇者パーティーの魔法使いとして同行してからよ
なんで勇者パーティーに同行しているかって?
質問が多いわね
まあ仕方ないから答えてあげる
それは私は昔から誰かの為に何かをするっていう事が好きだった
だから魔王を倒そうと思って勇者パーティーに同行したの
なんで誰かの為に何かをするっていう事が好きなのかって?
それは昔、私が同い年の男の子が
「マーニーは人助けをする時、本当に生き生きしてるね」
と言われたからかな
もうそれはいいから進めろだって?
まったくせっかちね
まあいいわ
じゃあ進めるわ
「勇者よ、魔王城に進みたくばこの私魔王軍四天王最強のグライスと私直属の部下5000人を倒してみろ!」
「5000人だって!?」
「そんなここまでなの?」
「ちくしょーっここまで来たのによ!」
この時、私は絶望してた
5000人も相手してたら絶対に魔王にたどり着く前に死ぬって思ってた
そう思ってた時、剣士が
「おいお前ら何下向いてんだよ」
とふざけた事を言い出した
すると勇者が
「もう無理なんだよこんな人数に囲まれたら勝てるわけがないんだっ!」
と言った
そう勇者のもう無理だと私はこの思ってた
その時剣士が
「まったくよお前は勇者なんだからつねに前を向いとけよ、ここは俺が食い止めるからよ」
と言い出した
それを聞いた勇者は怒りを露わにしながら
「そしたらお前が死んじまうだろう!」
と大声を出した
剣士はまるで死ぬ事を気にしないように
「はぁお前はそんな事気にしてんのかそんなもん気にせずここ俺に任して先に行け!」
と言い私達に背にしてグライスに向かい合った
そして勇者は覚悟を決めた顔をして
「分かったよフウ、僕達は魔王城へ行って魔王を倒してくるだからそれまで死ぬなよ!」
と言い残して
私達は魔王城に急いで向かった
それが剣士の最後の生きた姿だとはこの時思っていなかった
その1時間ぐらいして魔王城にたどり着いた
そして魔王を数時間かけて倒し私達は剣士の所に向かった
これが数時間前の出来事
そして私達は剣士と別れた場所にたどり着いた
そこにはグライスとその直属の部下達の死体がそこら中に散らばっている
周りを探してみると大きな木の根元に剣士が倒れていた
この時私は自分の気持ちにきずいた
私は勇者のことが好きだと思っていたが本当は剣士の事が好きだったんだと
昨日、告白されてもあんたなんか嫌いよなんて言い邪魔者を見るような目で見た事を後悔した
今思えばあの同い年の男の子が剣士の事だと今やっと思い出した
人は本当の気持ちに気づくのは何かを失った時なのだと今わかった
この日とある魔法使いは自分の本当の気持ちに気づいた
END
このような駄作を読んでくださりありがとうございます
前回の短編の魔法使い視点のお話です
感想や意見があれば待ってます
やっぱり短編小説は難しい