第19話: 「魔王の誕生!? 経済支配で異世界全土を牛耳れ!」
「さて、今日は何億稼ぐかな?」
香織は優雅に紅茶を飲みながら、異世界の経済を動かす準備をしていた。自分の会社が国を超えて広がり、すでに複数の国を経済的に支配する勢いだ。彼女の「経営コンサルティング」というスキルは、もはや「異世界経済の魔法」そのもの。
だが、まだ終わらない。香織の野望は異世界全土を支配することにある。
「悪徳貴族どもを一掃して、私がこの世界の経済をすべてコントロールするんだから!」
香織が次に目をつけたのは、強大な軍事力を誇る「グラヴィア帝国」。この帝国は武力で他国を支配してきたが、経済運営は全くお粗末なものだった。
「軍事力で威圧しても、結局お金が回らないと国は成り立たないのよねぇ。よし、私が経済の力でこの帝国をひっくり返してやる!」
香織はグラヴィア帝国に乗り込むことを決意。彼女の狙いは、帝国の王族や貴族たちに「経済改革」を導入させ、最終的に帝国を彼女の手で支配することだ。
まず香織は、帝国の財務大臣に直談判を申し込んだ。
「何だ、貴様は?帝国の経済を語るとは、生意気な…」
財務大臣は香織を一目見てすぐに不機嫌そうな顔をしたが、香織はお構いなしにニッコリと笑う。
「いやいや、別に喧嘩しに来たわけじゃないの。ただ、あなたの国、かなり無駄が多いなって思ってね。私なら、その無駄を全部カットして、利益を爆増させてあげられるわよ!」
「…ほぅ、口先だけの小娘が何を言うか。」
香織は財務大臣の机に広げた資料をさっと示し、具体的な数字を見せた。無駄な軍事費、労働力の非効率な運用、そして滞る貿易。香織はこれらの問題点を次々と指摘していった。
「あなたたち、軍事ばっかりにお金を使って、国民を見てないでしょ?経済が回らなければ、結局戦争に勝っても意味ないじゃん!」
「……」
大臣は最初は反発していたが、香織の冷静かつ的確な分析に、次第に口をつぐむようになっていった。そして、ついに彼は観念し、香織の提案を受け入れることにした。
「これで第一段階クリアね!」
香織は帝国の財政を握り始めると、次は貴族たちに目を向けた。帝国の貴族たちは膨大な資産を持ちながらも、経済の知識は皆無で、ただ浪費するだけの存在だった。
「このままじゃ国が滅びるって分かってないんだなぁ…もう、救ってあげるしかないでしょ!」
香織は貴族たちを次々と集め、彼らに「投資」の概念を教え始めた。もちろん、最初は戸惑っていたが、香織が過去の成功例を示し、貴族たちに巨額の利益をもたらす方法を提案すると、彼らは一気に飛びついた。
「な、なんだこれは!?ただ金を預けただけで、倍以上になって返ってきたぞ!」
「香織様…いや、魔王様…我々をどうか導いてください!」
そう、香織はついに「魔王」と呼ばれるようになっていた。異世界で次々と国を支配し、経済を動かす姿は、まるで「魔法」で世界を牛耳る悪の支配者のように見えたのだ。
「いやいや、私はただの経営コンサルタントなんだけど…まぁ、魔王でもいいか!」
香織は自嘲気味に笑いながら、次なる一手を考えた。貴族や王族が次々と彼女に降伏し、香織はますますその影響力を広げていた。
最終的に、グラヴィア帝国は香織の手中に落ちた。軍事力で威圧する帝国だったが、彼女の経済力の前には無力だった。
「これで、この国も私のものね」
だが、香織の野望は止まらない。次のターゲットは、異世界の全土。彼女はこれまでの成功に満足せず、さらなる拡大を計画していた。
「まだまだこれからよ。異世界全土を支配するまで、私の挑戦は終わらないんだから!」




