第18話: 「悪徳貴族に宣戦布告!異世界経済帝国、他国へ進出!」
「さて、今日も儲ける準備は万端!」
香織はニヤリと笑い、朝のコーヒーを一口飲んだ。彼女の経営コンサルスキルで、すでにこの国の経済は彼女の手中にあると言っても過言ではない。貴族も、王族も、彼女の影響力の前に屈服し、今や香織の経済帝国が動かしている。
しかし、まだ満足するわけにはいかない。
「この国は制圧したけど、他国も放っておく手はないでしょ!全世界を経済で支配するには、まず次の国へ…」
香織の次なるターゲットは、近隣の国々だ。彼女はその地図をデスクに広げ、考え込む。
「どこから攻めるか…やっぱり、悪徳貴族が蔓延してる国からかな?」
香織は、隣国「ガローナ王国」に目をつけた。この国は資源が豊富であるにもかかわらず、悪徳貴族が富を独占し、庶民は苦しんでいるという状態だった。
「ブラック企業の悪徳役員と一緒じゃん!ムカつくわね…よし、ガローナを経済でぶっ倒して、私のやり方を広める!」
まずは、ガローナ王国の主要な商業都市「ヴェルネス」に足を運ぶことにした。香織は商人たちと会談し、彼らに効率的な経済改革の提案を持ちかけた。が、やはり最初の反応は冷たい。
「そんな話、信じられるか?今の仕組みで私たちは何とかやっているんだ!」
「今の仕組み、ね…それ、貴族に搾取されてるだけでしょ?私のプランに乗れば、商売はもっと自由に、しかも利益倍増よ!」
香織はデータを提示しながら、流通の見直し、コスト削減、そして新規市場の開拓について具体的な話を展開する。商人たちは少しずつ彼女の話に興味を持ち始めた。
「本当に利益が倍増するのか…?」
「もちろんよ。実際に他国では私のアドバイスでみんな大儲けしてるの。試さない手はないでしょ?」
「…よし、わかった。まずはやってみよう!」
商人たちは香織の提案を受け入れ、次々と彼女のプランに基づいた改革を始めた。
数週間後、香織の予測は的中し、商人たちの利益は爆発的に増加した。しかも、貴族に依存せずに商売が成り立つようになり、商人たちの権力が増していった。
「こ、これはすごい…私たちだけでこんなに儲かるなんて…!」
「でしょ?だから言ったじゃない。この国の貴族なんていらないんだから」
商人たちは次第に、香織を絶対的なリーダーとして見るようになり、彼女の影響力は一気にガローナ王国全土に広がり始めた。
次のステップは、悪徳貴族を叩き潰すことだ。香織は、ガローナ王国の悪名高い「バロン・カルデス」をターゲットに定めた。彼は膨大な土地を持ち、その力で農民を奴隷のように働かせていた。
「ブラック企業の社長って感じね…絶対許せない!」
香織はカルデスに直接会うことを決意。彼女は彼の屋敷に乗り込んだ。
「お前は誰だ?私に何の用だ!」
カルデスは香織を見下ろし、冷笑を浮かべていた。しかし、香織は怯まずに言い放つ。
「私は香織、経営コンサルタントよ。あなたのやり方は非効率すぎるし、時代遅れ。今すぐやめるか、私に全部任せるか、どちらかにしなさい」
「何を…!貴様に指図される筋合いはない!私はこの国で最も偉大な貴族だぞ!」
カルデスは怒り狂ったが、香織は全く動じない。
「偉大?そんな古臭い権威、私が一瞬で壊してあげる。だって、経済で勝てないでしょ?あなたのビジネス、もう商人たちが私のやり方で全部独立してるのよ?」
香織の言葉に、カルデスの顔色が変わる。彼の権力の源である土地の価値は下がり続け、商業的な影響力も急速に失われていた。
「…私の、負けだ…」
カルデスはついに膝を折り、香織に降伏するしかなかった。彼の持っていた土地や資源は、すべて香織の手によって効率化され、ガローナ王国は香織の経済改革のもと、新しい繁栄の道を歩み始める。
「これで、この国も私のものね!」
香織はガローナ王国の商人たちや市民から絶大な信頼を得て、経済的に完全に支配することに成功した。悪徳貴族たちは次々と権力を失い、香織の経済改革は着実に他国へと広がっていく。
「さぁ、次はどの国を攻めようか…」
香織はさらに広大な世界地図を広げ、次なるターゲットを見据えた。全世界を経済で支配するその日まで、彼女の挑戦は終わらない。




