第16話: 「国を超えた野望!他国も巻き込んでさらに大儲け!」
「ふぅ…よし、今日は一段と大きな計画を立てるか!」
香織は朝のコーヒーを一口飲み、デスクに並んだ書類の山を眺めながらニヤリと笑った。これまで順調に事業を拡大し、ついにこの国を経済的に支配するに至った。銀行業、不動産投資、株式市場、製造業のすべてが成功を収めており、今や貴族や王族さえも彼女のアドバイスに耳を傾ける状態だ。
しかし、香織の野望はここでは終わらない。
「国一つじゃ物足りないでしょ!次は…他国を狙ってみるか!」
異世界の他国にも目を向け、彼女の経済支配をさらに広げていくという壮大な計画が始まろうとしていた。
まずは、近隣の国の経済状況を調査するところから始めた。香織が狙ったのは、交易に依存している「ルドラ王国」。その国は商業で成り立っているが、運送の遅れや商品の品質管理の甘さなどで多くの損失を出していた。
「うわっ、これまた非効率な国だねぇ。しかも、商人たちは無駄な時間をかけて取引してるし…これはチャンスだ!」
香織は早速、ルドラ王国に乗り込むことを決めた。
ルドラ王国の商人ギルドに到着すると、香織は彼らに自分の「効率化プラン」を提案した。最初は、ギルドの商人たちは香織の話を聞く気がなさそうだったが、彼女は余裕の笑みを浮かべ、商人たちの目の前に驚くべき数字を見せた。
「皆さん、今やっている商売、私のプランを使えば売上は2倍どころか、3倍、4倍に増やせます。時間も半分、コストも削減。どうです?」
「3倍!? いや、そんなの信じられるか…!」
「まぁ、そう思うのも無理ないけどね。そこで私の『お試しプラン』!まずは1ヶ月だけ、私の提案通りに動いてみてください。それで儲かったら正式契約、どう?」
商人たちは、香織の自信に満ちた態度に惹かれ、半信半疑ながらも彼女の提案を試してみることにした。
1ヶ月後。
「こ、こんなに利益が出るなんて…本当だったのか!」
「香織さん!もっと取引を拡大したい!どうか引き続きアドバイスを!」
商人ギルドは大成功を収め、彼らは香織に全面的な協力を申し出た。香織の「物流効率化プラン」により、商人たちは無駄なコストを削減し、商品の流通スピードを飛躍的に向上させることができた。
次に香織が狙ったのは、ルドラ王国の政府との契約だ。
「どうせ商人を動かしたなら、政府を巻き込んで経済全体を支配するのが一番効率的でしょ?」
彼女は王宮に呼び出され、国の財務大臣との会談に臨んだ。大臣は最初、香織のような異国の者に懐疑的だったが、彼女の手腕を見せつけられ、次第に興味を示すようになった。
「我々の国の経済も、改善の余地があるのは事実だ。しかし、どこから手をつければよいのか…」
「お任せください!まずは税制改革を行い、富の再分配を整えましょう。それに、公共事業を進めて雇用を増やす。私がこれまでやってきた手法で、国全体の経済を動かせます!」
香織は財務大臣を説得し、ルドラ王国との契約を取り付けた。これで、香織の影響力は国を超え、他国にも広がり始めた。
そして、ルドラ王国の経済が香織の手によって活性化されると、他の近隣諸国も彼女に注目するようになった。
「香織様、我々の国も改革をお願いしたい!」
「どうか私たちの国にもアドバイスを!」
次々と他国からの依頼が殺到する。香織は次々とその国々の商人や政府を巻き込み、持ち前の「経営コンサルティング」スキルを駆使して、さらにお金を稼いでいく。
「ちょっと待って、これ…本当にヤバくない?通帳の残高、毎日増え続けてるんだけど!」
香織は大笑いしながら、自分の急成長する財産を見ていた。今や彼女は、複数の国をまたにかける巨大財閥を築き上げつつあった。
「でも、まだまだこれからよ!最終的には、世界全土を経済で支配する!」
香織の野望はさらに大きく膨らみ、次のステージへと進んでいく。




