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第11話: 「王族に通貨を認めさせろ!経済支配の最終局面!」


「さて、次は王族だね!」


香織は通貨の普及が順調に進んでいることを確認し、いよいよ次なるステップに進むことを決意した。商人や市民の間では、すでに香織が発行した紙幣が流通している。しかし、貴族や王族がまだこれを完全には認めていない状況だった。


「でもまあ、あの無能王子なら簡単に説得できるでしょ!」


香織は王宮へと向かう準備をしながら、自信満々に笑みを浮かべていた。


王宮に到着した香織は、すぐにお馴染みのアルバート王子の元へ向かう。相変わらずドヤ顔で待っている彼に、香織は笑顔で話しかけた。


「お久しぶり!ちょっと今日は提案があって来たんだけど…」


「おお、勇者香織!またオレに頼みごとか?オレは偉大なる王子だから、なんでも任せてくれ!」


「いや、勇者じゃなくて、経営コンサルタントね。でもまあ、今回は王子にとってもメリットがある話だから聞いてちょうだい」


「ふむ…」


アルバート王子は少し首をかしげたが、興味を示している。香織はさっそく本題に入った。


「実は、今、国中で私の銀行が発行している『紙幣』が広まってるの。商人も市民も、みんなこの紙幣を使って取引しているんだけど…問題は、まだ王族や貴族が認めていないってことね」


「紙…幣?」


アルバート王子は一瞬呆然としたが、香織は慌てずに説明を続けた。


「そう。軽くて便利な通貨よ。金貨よりもはるかに安全で、取引も簡単。で、これを王族も使うようにすれば、国全体がさらに効率よく回るようになるの」


「ふむ…便利そうではあるな。でも、オレが使うとなると、どうも伝統が…」


「そこで提案!この紙幣に、王族の紋章を刻印して、公式に『王室公認通貨』として発行するのはどう?」


「おお!?それならオレの名前も広まるし、皆に尊敬されるかもしれない!」


「そうそう!王室が公認すれば、紙幣はさらに信頼されるし、経済も安定する。それに、王子の人気もアップ間違いなし!」


「さすが香織!オレのことをよくわかっているな!」


アルバート王子は喜び勇んで賛成し、その場で紙幣に王族の紋章を刻むことが決定した。これにより、王室公認の通貨として国中に広がる道が開けた。


数日後、王室公認の紙幣が発行され、国民たちはさらにその信頼を深めた。


「これで王様のお墨付きがついたってわけか。香織、やるなぁ!」


「さすがだよ、紙幣があればもう金貨を持ち歩かなくて済むし、取引もスムーズだ!」


商人や市民たちは感謝の声を上げ、香織の紙幣は国中で大成功を収めていた。銀行に預けた金貨を元にして発行される紙幣は、今や国全体の取引に欠かせない存在になった。


しかし、香織はまだ満足していなかった。


「ここまでは順調。でも、この世界の経済を本当に掌握するには、まだやるべきことがあるわ」


香織は次の戦略を練り始めた。それは、異世界初の「株式市場」の設立だった。


「経済を動かすには、みんながお金を投資する仕組みを作らなきゃ。紙幣だけじゃなくて、投資で国全体をもっと豊かにしていくのが次のステップね!」


香織は自分の会社の株を発行し、市民や商人たちに株式を提供することで、さらなる利益を得ようとしていた。


「さあ、次は株で大儲けだ!」


次回!「異世界初の株式市場開設!?香織の金融帝国がさらに拡大する!」

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