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転生したら…… 始祖の吸血鬼!?  作者: RAKE
二章 小さな村 サリエラ編
70/137

閑話 湯船に浸かる吸血鬼 〜男たちが夢見た世界〜

投稿が遅くなってしまい申し訳ないです。

ブクマ300突破しました。

ありがとうございます!

世に生きる全国全世界の男性諸君。

突然だが、一度でも自分が透明人間だったらと考えたことはあるかな?


僕はある。そしてその状況下に直面した時、真っ先に考えることは男なら決まっていると思う。


そう。堂々と女湯に突入する。

違ったとしてもなにかしらやましいこと邪念に満ちたことを思い浮かべることでしょう(威圧)


内なる心を解き放とうではないか!

恥も罪悪感も後ろめたさもなんにもない!

あるのはただ男として授かった本能のみ!


いざ出陣せよ。

男の夢見た桃源郷へ。

~男たちの情熱~

近日公開予定。



そんなわけでやってまいりました。

温泉ですよ温泉。

NOZOKIや乱入などしなくても女性である僕は合法的に男子禁制の地へと足を踏み入れることができるんですよ。


これが自分の能力を遺憾なく発揮するってことですよ。(たぶん違う)

いやー。すまんね。男子諸君。


でもさほら僕。

異世界に転生して結構死にそうになったじゃん。

だからそんな苦労を重ねた僕への神様からのボーナスステージだと思うんだよ。

右手をご覧ください。


見目麗しい美少女ソフィーが普段はローブで露出の少ない肌が生まれたままの姿でさらけ出されております。とても可愛らしく気づいたら顔を埋めてしまいそうです。……嫌われるからやらないけど




続いて左手をご覧ください。

……変態の癖に体つきだけはよいサフィアが裸体をさらしております。こちらは通常運転なので特にいうことはありません。

そんなジト目で見つめられても返す言葉はありません。はい。


四角い形をした広々とした浴槽。

そこにはありとあらゆるものが詰まっています。

しかし体を下から見てはいけない。体型だけよくて顔が……

あえて言わないでおきます。

差別じゃないです許して下さい。お願いします。


そういうわけで上から下にゆっくりとみていこう。

身体の上部から見つめ美人さんかどうかもしっかり確認する。

そして視線をだんだん下へと提げて胸、肩、お腹、ま


――おお!

「ちょっとソフィー何も見えないんだけど?」

「大丈夫なの。ソフィーがお姉ちゃんの分も目に焼き付けておくの」

ちょっとこの子。僕の心見透かしてませんかね。

僅か120年で以心伝心の術を会得してしまうなんて。


ソフィー恐ろしい子!(これが言いたかっただけ)

「舐めまわすような視線でしたね。グフフフとか言いそうな」

ちょっとサフィア!君も変態でしょうが。なにサラッと自分は無関係デースみたいな雰囲気さらけ出してるのさ?


「?私は主様と母様以外の女性にはこれといって興味はありませんが?」

睨みつける僕に帰ってきた返答は何とも意外なものだった。


マジか。仲間だと思ってたのに。

……あれ?

改めて考えたらそれって僕の体に欲情してるってこと?


……深く考えちゃ駄目な気がする。

変態は変態。僕はぼくだ。


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