表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら…… 始祖の吸血鬼!?  作者: RAKE
一章 禁忌の森の吸血鬼
7/137

裁きの血剣

ゴブリン。

ファンタジーに定番と言っていいほど多く出てくるモンスター

それと今僕は対峙しています。


 遭遇してからひっきりなしに攻撃してくるけど、軽く首を捻ったり、横っ飛びに跳ぶだけで簡単に避けられる。


 前世の僕じゃ不可能な動きなだから、これも『ステータス』のおかげでできることなんだろうなぁ。(しみじみ)


「グギャギャギャャァ!?」

思ったよりも軽快な動きをする僕に驚いているのか攻撃が当たらなくて憤慨しているのか知らないですが奇声を挙げてます。


 それはもう耳を覆いたくなるような気持ち悪い奇声だよ。

うぅ……早いとこ片づけたいのですが、僕は気づいてしまったのです。


 コカトリスを腹パンで倒したときは血もあまり気になりませんでした。だけれども、緑色の皮膚を持つゴブリンを殴って倒すのはさすがに気が引けます。



腹パンせずに、このゴブリンを倒す方法。それは……


「深淵の彼方に堕ちし堕天使の忘れ形見。裁きの血剣(ブラッドソード)よ。我がスキルにおいて命ずる! 常闇の眠りから目覚めその力を解放せよ!」


『血液創造』

現れた。

というよりも僕の手のひらから生み出されたのはシンプルなデザインの漆黒の剣だった。


サイズは僕の背丈にちょうどいいことからおそらく60cmほどの短剣。


柄の部分は冷たそうな鋼鉄に見えるのにとても握りやすくて手に馴染みます。


刀身に刻まれた十字は鮮やかな緋色に染まっていた。

重そうに見える剣は不思議と軽く、まるで最初から体の一部だったようにさえ感じる。


うわっと!?

剣に見とれているとゴブリンが近づいてきちゃった。

「せぇいやぁ~!」

瞬時に間合いをつぶし、そのままの勢いで赤黒い剣。ブラッドソードを刺突の要領でゴブリンの胸めがけて突き刺すと、その体をやすやすと貫いた。


「グぎゃあ!?」

顔を苦痛に歪ませているように見えるゴブリン。

それを気にも留めずに胸に突き刺したままの剣を胸から肩にかけて切り裂く。


「ギャァぁァぁ……」

そのまま待っていれば一分もしないうちにゴブリンは事切れたようでうめき声も聞こえなくなったよ。



ゴブリンが死んだことを確認して裁きの血剣

ブラッドソード

のほうに視線を移すと、緑色の血が付着していたはずの剣先は赤黒い朱色に変色していた。



------------

『血液創造』

説明

 スキル保有者の意思に命じたものを世に現出する。

 保有者の思いのたけが強ければ伝説級の物よりもはるかに強靭で強力無比な物を創造することも可能。


このスキルは保有者の性格や状態に、性能。効果が大きく変動する。

また魔法を作り出すことはできない。

武器以外のものを想像するとき細かくは作れない。

------------


◆◆◆賞賛・渇望◆◆◆

我がブラッドソードの力の一端を垣間見た超越者たちよ。

我はそなたらがここまで辿り着いたことを誇りに思うぞ。


もしも我が小説の主人公クローフィーの『裁きの血剣』に共鳴の波動を感じたのならば……


我求める。★評価とフォローを。

っフ。この力が集まれば我が封印された魔力の開放も時期に訪れよう。


訳(評価していただけると大変励みになります。豆腐メンタルで感情が崩れやすい情緒不安定な作者に是非とも特効薬をお願いします)


ちなみに詠唱はあくまでノリで作者の厨二が暴走しただけなのでストーリーとは関係ありません。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ