表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第一話 すべてのはじまり

初めて投稿させていただきます。

ぜひ見ていただけたら嬉しいです。



        時代は令和30年。


日本のアニメやラノベ文化は世界にも誇る文化として名を馳せていた。

そのなかでも異世界ものは数多く存在し、異世界に憧れを持つ人類が増えていった。



俺もその中の1人だ。 


剣城 晶 (けんじょうあきら)

俺は今年で22歳になる。

両親は離婚し、俺を1人で育ててくれた母親は去年病気で亡くなった。

コンビニのバイトをしながら飼い猫のタマとの2人暮らしを満喫している。



「おいおいっ!そんないいところで終わるのかよ…。いやぁ〜今回もアマリールは可愛かったなぁ」



今日も俺は深夜枠の異世界魔女アマリールを観ていた。


街は寝静まり、部屋にはテレビの音と俺の独り言が鳴り響く。

リビングのソファーに寝転がりながら俺は1週間に何度かくる至福のひと時をあじわっていた。



(…終わったしそろそろ寝るか)  



テレビのリモコンに手を伸ばし電源を消そうとしたときだった…。




『みなさんこんばんは!みなさんが待ちに待った第2回異世界転生イベントがついに開催決定いたしましたぁ!テレビの前のそこのあなた!!異世界転生してみませんか???異世界転生は抽選で選ばれた方のみ参加券を与えられますよぉぉぉ!こんなチャンス二度とありませんからねー!!

…それではみなさんの応募お待ちしていますね!』




「おいおいおいおい聞いてないぞ…。しかもこの声ってアマリールの声優さん!?イベントのホームページは…とっ…」



慌ててポケットに入っていたスマートフォンを手に取り検索をした…



俺は2年前のイベント抽選で落選した事がある。

(今回こそは当りますようにっ!!当たりますようにぃ!)

イベントの公式ホームページを見つけ、俺は無我夢中で利用規約に同意をし応募ボタンに触れていた。



足下にモフモフしたなにかが触れた。



にゃお〜ん。



「あぁ…ごめんなタマ。そろそろ寝る時間だったな。」



飼い猫のタマと寝るのが毎日の習慣だ。

俺はテレビを消し、足元に擦り寄ってきたタマを抱き抱えながら布団に入る。




―この時の俺はのちに起こる事を想像もしていなかった。




ピピピピッ


「朝か…。今日のバイトは12時からだったかな…。」

最後まで読んでいただきありがとうございました。

恐縮ですが、感想などコメントいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ