表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

15 学び直し MOS Wordアソシエイト編

好きなもの以外の勉強もしてみました。

 タイトルどおり、MOS(Microsoft Office Specialist)のWordの試験に合格しました。


 受験を決めたきっかけは今年3月いっぱいでまえの職場をやめたことです。まえの勤め先がある企業への業務委託に切り換えたため現場に携わるスタッフ全員がお払い箱になってしまいました。

 早い話が『雇い止め』です。


 4月になると見事失業者になりました。それまでにも仕事は探してしたのですが、田舎で業種も限られてコロナの影響もあり難航。


 事務の求人票の必要資格は「パソコンの基本的な操作」と書かれているものが多く、特にWord、Excel、PowerPointの三種を扱えれば尚可とありました。WordもExcelもある程度かじったことがあったのですが、


 問題はPowerPointです。ネット検索してどんなものかはある程度わかったのですが、わたしにとっては未知の世界。

 色々思うところがあってキャリアカウンセリングを受けた結果、強みになる資格を取ろうと決めました。


 これは自分の資格コンプレックスとも関係しています。


 じつは、ビジネス業界で使える資格を持っていなかったのです。

 学生時代に漢字検定とか色彩検定とか、試験には合格したものの兄からは「それってなんの役に立つの?」と言われて答えに詰まりました。デザイン系の仕事なら有効かもしれないのですが、一般事務では可でも不可でもないのです。


 自分に自信をつけるために、精進しなければ……というわけで、知名度もあるMOSの試験を受けようと思ったのです。

 パソコンは使えるけど、どれくらい使えるのかの目安が伝わらないというか……本来なら雇う側が具体的に提示してくれれば問題ないのですが。

 堂々と「基本はできます」と言いたいがために挑戦しました。


 以前、パソコン教室で最低限の操作を学んでいたわたしは、「Wordはできるに決まってるじゃん」と高を括っていました。


 しかし、それも二十年近くまえの話です。OSが世代交代するのと同じで、アプリケーションも新しい機能が追加されていったわけですよ……知らない操作方法に愕然としました。


「わたし、全然できてない!」


 日ごろ小説執筆をしているから入力はできます。ページ数も挿入できるし、同人使用に段組もできる……けど、段組の詳細設定とか行間の詰め方とかはまったくわかっていなかったのです。ちょっとかゆいところに手が届きそうで届かない。じつに中途半端な状態に陥っていました。


 四苦八苦。

 七転八倒。


 参考書を購入して学習し直し、なんとかMOSWordアソシエイトの受験にこぎつけたのです。

 この年齢で学び直しって結構つらかったです。十代や二十代とちがって記憶力が維持できないのです! 詰め込んだはずの知識がぽろぽろとこぼれ落ちてしまうし、問題文章にくせがあってパニクってしまう!


 語り尽くせない時間を経て、なんとか合格しました。


 今回の受験で気づいたですが、わたしは資格以前に受験が苦手な小心者だったのです。

 振り返ってみれば、小学生のころに珠算検定とか、緊張のあまり落ちてたよな……と。試験になると本来の実力が半減するタイプです。


 小説を書くための勉強はできても、手間のかかることから避けていたような……興味がないものには身が入らないというやつですね。

 

 せっかくなので、MOSもExcelの資格もとれたらいいなと考えています。ですが、小説も並行して書きたいのでやはりまったりペースになるでしょう。


 それとMOSに限らず、資格取得の受験経験のある方のお話とか聞けたらいいなと思いました。合否にかかわらず、いろんな経験が積んだ方のお話は聞いていてもためになるからです。


 ……忘れるところでしたが、わたしの『パワポ』ことPowerPointへの挑戦は続きます(笑)。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ