表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王様未来でも頑張ります。  作者: モンスター男
1/1

はるか昔、神々を食らう竜神がいた。竜神は全ての神を食らい世界から神々が消えて、全ての種族が絶望した。だが、そこに一人の人間の王が立ち上がった。王は全ての種族を集めて神を食らう竜神に戦いにいどんだ。おそらくこの戦いは歴史上で一番の戦いだっただろう。そして見事に王が率いる連合軍は竜神に勝った。たちまちその王は全ての種族達に英雄と崇められて、全ての種族に代々語り継がれた。その英雄の名前はアーサー・ペンドラゴン。


「王!しっかりしてください!」

「泣くなマーリン。私はもう70年生きた、ずいぶん長生きをしたほうだ。もうじき死ぬ」


ベッドで寝込んでいる王を心配して、世界中からあらゆる種族が城に来た。それほどこの王は皆に愛されていた。


「そんなこと言わないでくださいよ…王がいなくなったら、誰がこの国を守るんですか!?」

「やはりハーレム何て言ってないで、愛する者と子供は作るべきだたな」

「こんな時に何を言ってるんですか!?」

「すまん、すまん。マーリンよ」

「何ですか?」

「天国はどんなところだと思う?」

「…わかりません」

「天国はすごくいいところらしい。 だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから…先に行ってる」

「…王?…王様?王様!?」


アーサー・ペンドラゴン、ここに眠る。


そして、時代は代わる。


騎士は軍人になり、剣は銃に変わる。馬は車に竜騎士はパイロットなった。時代が変われば国も変わる。そして魔法も変わる。魔道士は少なくなり、変わりに魔法具が開発された。時代は変わる。だが歴史は語り次がれる。


そして今でも…







「何がアーサー・ペンドラゴンは、一万以上昔の王様だよ。俺は今でも生きてるよ!お~い!酒だ!酒を持ってこい!」

「あんた、いいが現にしないと死ぬよ?」

「うるせ!俺は客だぞ!俺は死ぬまで飲んでやる!」

「はぁ~、勝手にしな」

「俺をこんな訳のわからん未来に連れてきて何がしたいんだよ!?おい!責任者出てこ~い!」

「…はぁ~、何言ってるの?」


アーサー王は生きている。






設定


アーサー・ペンドラゴン。


本作の主人公。一万年前の王様で、寿命で死んだと思ったら未来に転生していた。


「ごく!ごく!プハ~!ねぇ~ちゃん、酒~」

「あんた、いつまで飲む気なの?こんなに飲んでるけど、ちゃんと払えるんだろうね?」

「払う?金なんて1円もねぇよ」


死んだと思ったら、ある程度若返って未来に飛ばされたんだぞ!いや転生かな?輪廻転生?まあ、どうだっていいや。そんな事を考えてると女の店員の眉がピクピクと動いていた。


「何だよ?ねぇーちゃん怒ってるのか?美人な顔が台無しだぞ」

「あんた、金がないって払わない気?」

「ああ?これから死ぬのに金なんて払えるかよ。ねぇーちゃんビールも追加ね」

「……だったら」

「何?」

「……だったら本当に殺してやるよ!」

「ああ?何言って、ゲハッ!?」


喋っている途中なのに顔面を殴られてそのまま壁まで吹き飛んだ、他の客も俺達を見て固まった。まあ、店員が怒って当たり前か。飲んどいて金を払わないってふざけてる事を言ってるんだからな。でもめちゃくちゃ痛い!?トロールのパンチ並みに痛いぞ!?何お前?人間だよな?しかも女!


「あんた、タダ飲みして生きられると思うなよ?」

「…ご、ごめんなしゃい!」


さっきまで死ぬと決めていたけど、あまりにも恐怖に先程の決意が一瞬にして消えてしまった。彼女は俺の胸ぐらをつかみ、そのまま片手で持ち上げた!?ちょと!俺の体重100キロ近くあるぞ?それを片手で持ち上げるって!?


「謝るなら最初から飲むんじゃないよ?違うかい!?」

「はい!全くその通りでございます!」

「だったら!何をされても文句は言えないよな!?」

「そ、その!…」


俺は思わず助けを求めるように回りに視線を送ったが、皆両手を合わせて拝んでた。待って!俺はまだ死んでないよ!?いや?一回死んだのか?


「歯!食いしばれよ!」

「ぎゃぁぁああああ!!!!」


その悲鳴が町中に聞こえたとか聞こえなかったとか。







設定


アーサー・ペンドラゴン。


本作の主人公。一万年前の王様で、寿命で死んだと思ったら未来に転生していた。



ランドルフ学園


100年前ランドルフ・カイザーが創立した学舎である。今は少なくなった魔道士を育成するために立てられた学園。魔法に才能あるものだけが入学できる。そして同時にこの学園に入学できた、魔道士は将来を約束されていて、ここを卒業と同時に軍に配属される。


二等兵~曹長。

普通の一般人でもなれる階級。


少尉~大将。

軍の学校を卒業しないとなれない階級。


魔道士。

ランドルフ学園を卒業するともらえる特別な階級。



魔法騎士。

魔道士の階級を持ってる人だけが受けれる試験で、そのテストに合格すると魔法騎士と言う階級をもらえる。今は世界に100人もいない。


大魔導師。

そして一番上の階級「大魔導師」世界に3人しかいない人外で、国の軍隊を一人で相手にできると言われている。


魔王。

千年前突如魔界と呼ばれてる異世界からやって来て、世界を侵略しようとしたが、そこに勇者が現れて封印された。


魔族。

魔界に住む種族で、魔王がいない今でも人間と戦争をしている。


種族。

エレフやドワーフ、 ケンタウロス。人間以外にも多数の種族が存在する。


勇者。

千年前に最終決戦で魔王と共に封印。


王器

アーサー王が竜神の死体を使って12の強力な武器を作り出した。それを王器と言う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ