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1年目:夜会1
会場を見て、
「…有力な貴族はほぼいるようですね。」
「そのようね。私たちは御挨拶に行きましょ?」
「はい、もちろん。」
と、にこやかに笑う2人が…恐ろしく見えたのは、秘密だ。
「じゃ、俺らはどうする?」
「…例の、王様へ挨拶しに行かなければいけないのでは?」
「お〜、忘れてたぜw…まぁいいんだよそんなの」
…うちの家族、ご機嫌取りなんてしないよね。
すると、先代の挨拶が始まるらしく会場は静まりかえった。
「本日は、参加ありがとう。
私の息子はこんなにも臣下に想われていて嬉しい限りだ。
(中略)
今宵は華やかで美しい夜会をぜひ楽しんでいってくれ。」
「…国王からの挨拶はねぇのか…。」
「…無難ですわね。父様が苛立っているのに気付かれていますし。
それにしても国王は一体どこに…」
扇で顔を隠し、少しだけ微笑みながら辺りを見回すが
やはり会場内にはいないらしい。
ざわ…
「「…?」」
ふいに、会場が騒がしくなった。
結論:国王はいないようです。
あんのくs(ry…もとい、馬鹿はどこでしょう。




