転生後:舞踏会5
「ミアンナ・ランダ。伯爵令嬢、15歳。
趣味は裁縫、読書と公にはあるが実際はいびりと悪口。
最近、やけに俺とディアルにくっついてきやがるのは…狙っているんだろ、どうせ」
流石基本は馬鹿だけど情報に関しては超ヤバイ、フェディ兄様!
「…鬱陶しいんですよねぇ。勘違い女って。
自分は男になら振られないという自信があるのでしょうか…。
開き直ってくるといっそ清々しいですよ」
ディアル兄様、いつもの数倍怖い。
これはキてますわ。
「叩き潰しませんの?兄様達の為なら一肌脱ぎましてよ」
扇でついにやける口元を隠しながら首を傾ける。
あ、もちろんあくまでも私を悪女(or極悪女)にするためだよ?
「…いえ。
リーナをそんな些細な蠅がいるからと巻き込む事はできません。」
…ディアル兄様…。
「なら…見捨てまして?」
それもこの状況ではどうかと思う。
「…私が行ってこよう。あの令嬢にいびられている子は良くして貰ったし。」
「…リネシア、頼んだ。徹底的に叩きのめしてくれ」
「結婚しようなんて気も起こさないくらいにお願いします。」
…この人達、怖い…。
「それもそうだな!やろうじゃないか…リーナと一緒に今日は帰ってくれ。」
「了解!」
フェディ兄様の顔がかなり清々しいわ…アハハハハ
ご愁傷様デス。
「…では一足先に帰りますわ。
リネシア姉様のお手並みは…また今度お聞かせくださいませ」
結論:うちの家族が連携すると最凶。
むしろ世界の終わりみたいな…?




