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スキル進化

終わりにしようと思ったけどもう少しやるか。さっき出した血液を集めて槍を作り投げる。


木に血を刺した瞬間、木は音を立てて割れてしまった。なんと、血を操る力で物体を貫くことができるのだ。驚きと興奮が入り混じった気持ちで、俺はさらに新しい技を試すことにした。


「次は、血の鎧を作ってみようかな」


とつぶやきながら、血を体の周りに集め始める。次第に血の層が厚くなり、俺の体は鮮血の鎧で包まれていく。


「できた!」


俺は自分自身に血の鎧を纏ったまま走り回り始める。


ヒスイさんは目を丸くして見ている。


「すごい!まるでおとぎ話の血の騎士みたいだ!」


と興奮気味に言った。


「ありがとう。でもこれはまだまだ調整が必要だ。血が足りなくなる。」


と俺は真剣な表情で答えた。


自分の力を高めるために、俺は再び特訓に取り掛かることにした。血を操る力を極めるため、血の力を使った攻撃や防御の訓練を繰り返す日々が始まった。


時間が経ち、スキルの使い方は次第に洗練されていった。血の鎧の強度や形状を自在に操ることできるようになった。


ある日、再びクレハさんとの模擬戦が行われることになった。


「今度こそ勝つぞ!」


意気込みながら、俺は戦闘の準備を整えた。


クレハさんとの激しい戦いが始まる。俺は血の鎧を纏い、血の刃を振るいながら攻撃する。


クレハさんは俺の攻撃を全てかわすかはたき落として反撃してくる。


激しい攻防が続く中、俺は血の鎧を解除し液体に戻した。と言うよりも解除された。


『スキルが進化しました』

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