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3話:敦夫が、店で商売、マイコンショップで金儲け

 そのため、父の柳生敏夫と奥さんが双子ちゃんの面倒を見て忙しかった。敦夫も18時には、家に帰り双子ちゃんを風呂に入れた。その他、夕食の支度をしたりして手分けして家事を手伝った。やがて1975年が終わり1976年を迎えた。


 そんな時、敦夫の務めていた商店主が、金を作り町中の店舗を借り商売をすると宣言。そのため、敦夫に、この店を任せたいと言い出した。店の賃料、月10万円を払えば良いと言う条件だった。もちろん仕入れ在庫管理、販売、全て、敦夫の金でやるのが、条件だった。


 そこで、父の敏夫に相談すると、両親が手伝うと言うので引き受けた。そして、母と奥さんに、天ぷら、揚げ物を作って半日してもらい。敦夫は、この頃、流行し始めた電化製品の販売に注力したいと考えた。


 携帯ラジオ、ラジオカセット、ステレオ、白黒テレビ、カラーテレビの設置、アンテナ設置をサービスした。それにより電球の取り替え、電化製品の相談などを一手に引き受けて繁盛していった。


 特にカラーテレビを買ってもらった、お客さんにはアンテナを無料設置が好評だった。その後1980年までの4年間で1千万円の預金が、出来た。儲かった分だけ、もちろん、忙しかった。


 特に利益率の高いのは、揚げ物で、地元でとれる、芋、キノコ、川魚の塩焼き、タケノコの天ぷら、山菜のおひたし、山菜おこわ、赤飯、菓子パン類の儲けが大きかった。


 敦夫が、以前から思った通り、日本電気からNEC8001という日本発のパーソナルコンピューターが1979年5月9日に発売された。直ぐに、日本電気PC8001の特約店になり簡易言語ベーシック講座を開いてマニアを集めた。


 1台、168000円と高く、ほとんどの人が、月賦払い、ボーナス併用払いであり敦夫が10台まとめて現金割引でこうにゅうした。そして、月賦の利子を全部もらう格好で、儲かった。


 その後、敦夫が、夕方から、パソコン教室を開催してBASICでゲームを作る方法を教えた。その当時、記憶装置は、カセットテープで書き込みと読み出しをしていて、頻繁に読み込みエラーを起こしたのを思い出す。


 機械が温まってから、始めるとエラーが起こらないとか、誠に勝手、理屈をこねたりしていたが、諦めて、正常に動くまで待ったいたのを懐かしく思い出す。CPU「中央演算ユニット」は、 μD780C-1「Z80-A互換」4MHだった。


 また、PC8001の月賦を払えなくなって手放す人や他の理由で金が必要になりPC8001を手放す人がいてそれを再販するのも儲けが大きかった。コンピューター言語は、最初、ベーシックであった。


それもエヌ・-ベーシック「マイクロソフト24KベーシックBASIC」バージョン1.0として発売1981年4月に文字欠け等を修正したエヌ・-ベーシック・バージョン1.1に乗せ換えて発売された。


 その後、1983年3月に、後継機として、PC8001マークⅡが、123000円で発売された。その話題をパソコンマニアに情報を教えた。1981年、日本のパソコン第2号として日本電気のライバル富士通からFM8「マイクロエイト」が発売された。



 FM8には、6つの特長が、あった。1つ目が、モトローラ8ビットCPU6809を2個搭載「メイン用とサブ用」。2つ目が、世界で初めて大型機並みの64キロビットDRAMをマイコンに採用「64キロバイトの主記憶」


3つ目は、漢字キャラクタROM「JIS第1水準漢字2965種,オプション」による日本語表示。4つ目は、高解像度「640*200ドット,1ドット当たり8色指定可能」のカラーグラフィクス


 5つ目は、FーBASICに加えて,UCSDーPASCAL,FLEX,CP/M「Z80カードオプション要」などのOSを提供、6.外部記憶としてバブルメモリ「発表時 容量32キロバイトのバブルカセット。後に128キロバイトのカセットを追加」をパソコンで初めて採用


しかし、「これは普及せずFM-7では標準機能から削除された」その後、富士通では1982年11月には,FM-8の上位機FM-11「エフエムイレブン」と普及機FM-7「エフエムセブン」が発表された。

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