21話:母の突然死
那覇を出て、基隆に向かう途中の20日、日曜のフォーマル・ナイトのアトリウムではシャンパンタワーのイベントがありました。アトリウム吹き抜けの手摺や階段には沢山のドレスアップした人達が多くシャンパンタワーにシャンパンを注ぎたい人達の順番待ち人の列が長かった。
クルーズ、最後の夜のディナーの時、デザートの頃シェフやスタッフ達がローソクを灯したデコレーションケーキを捧げ持ち、大きなハンカチを振りながらピアノの横で歌う男性歌手の歌声に乗って客席の間を練り歩いた。
それを見ていた各テーブルの客たちも自分の白いひざ掛けを振りながら、歓声を挙げて、パレードを迎え、ダイニングは、盛り上がり、感動的なシーンが、繰り広げられた。
やはり最後の夜、21時半からはアトリウムでバルーン・ドロップ・パーティーが催されました。吹き抜けの上部には、ネットが張られ色とりどりの風船がぎっしりと積まれた。それを見るためアトリウムの広場や吹き抜けの階段には多くのお客さんが来ていた。
そして、カウントダウンとともに無数の風船が一斉に。お客さん達の頭上に落ちて来た。皆でその風船を突き上げたり突き飛ばしたり両手で捕まえて割ったりの大騒ぎとなった。2015年1月にパリで風刺週刊紙の事務所が、襲われた。
襲ったのは、国際テロ組織アルカイダに共鳴するイスラム過激派の集団でらった。この襲撃事件以降、過激派組織「イスラム国」などによる大規模テロが各地で多発した。チュニスで3月に起きた博物館襲撃では、日本人3人も犠牲になった。
10月にはアンカラで自爆テロがあり、エジプトではロシア旅客機が爆破された。11月もベイルートの自爆テロに続き、パリで同時テロが発生し130人が死亡。いずれも過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
米国でも12月にカリフォルニア州で過激思想に染まった夫婦による銃乱射事件が起きた。 パリ同時テロを受け、英仏がシリアのIS拠点への本格空爆に踏み切った。こうした米主導の有志連合に加えロシアもアサド政権を支援する立場からシリア空爆を9月に開始。
ISに対する国際的包囲網が強まった。過激派組織「イスラム国」は2015年1月、シリアで行方不明になった湯川遥菜さん「当時42歳」とフリージャーナリストの後藤健二さん「当時47歳」を人質に取り、殺害した。
過激派組織「イスラム国」は、それまで欧米人を殺害したとする動画を公開してきたが、邦人が犠牲になった事件は初めて。過激派組織「イスラム国」は、安倍晋三首相がIS対策として2億ドルの人道支援を表明した後、2人の殺害を警告するビデオ映像を公開。
72時間以内に同額の身代金を支払うよう要求した。期限切れ後、ISは湯川さんを殺害したとする画像をネットに投稿し、要求を身代金からヨルダンで収監中のイラク人女死刑囚の釈放に切り替えた。
日本政府はヨルダンなどに協力を求め人質解放に努めたが、その後、後藤さんを殺害したとする動画が公開された。外国人観光客激増と爆買い。2015年1~11月の訪日外国人数は、日本政府観光局の推計で前年同期比47.5%増の1796万4400人に達した。
円安に加え、日本発着の国際航空路線の拡充、査証「ビザ」発給要件緩和などを背景に、過去最高だった14年の年間実績「1341万人」を既に上回った。15年年間では1900万人台に達する見込みだ。
この年も元気に過ごしていた、柳生敦夫の母、律子さんが、2015年8月10日、朝起きてこないのを不思議に思い、奥さんの梅子さんが、律子さんの部屋に入ると、エアコンが止まっていて、律子さんが、寝たままだった。
そこで、声を掛けて、次に体を少しゆすったが、反応がなく、口の前にてをやると息をしてないようで、とっさに脈を測ると、脈を打ってないように思えた。そこで、大声で、敦夫を呼んだ。敦夫が脈をとると反応はなく額に手をやると冷たくなっていた。
念のために、近くのけいゆう病院に電話すると、少しお待ちください、若い先生を行かせますと言うので待つと、5分位で、若い先生が来て、母の脈、首の大動脈、瞳孔を見て、ご臨終ですと告げた。




