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悪運少年と闇堕少女  作者: 試作2号機
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7話 真相

 激しい攻防が続く。しかし、それに水を差すようにフィールドが変形した。

 「な…何これ!?聞いてないわよ!」

 向こうにとっても予想外なのだろうか。地形がどんどん変化す───駄目だ。これは…

 地面と地面に挟まれ、潰れる。

 ここでシステムは正常通りに戻る。

 アリーナに戻ると、疲れ果て、ぐったりした真尋がいた。

 「真尋!大丈夫か!?」

 慌てて駆け寄る。

 「あれ…ここは…?」

 真尋は虚ろな目で辺りを見回す。覚えていないのだろうか…先程の戦闘を…

 「さっき戦ってただろ?」

 「え?…わたし…家で寝てたはず…」

 …つまり、さっきの真尋は魔力が暴走した状態だったのだ。その中でも最も重度の狂暴走状態(ブレイク・バーサーク)だった。

 正常状態の彼女にどういう経緯でこの能力になったのか聞いてみた。

 まず、魔力上限の解放をしないか、と声をかけられ、教わりに行ったそうだ。そこでは、様々な器具を使い、魔術のトレーニングが出来るようになっていた。

 そして、魔力上限を解放した時、同時に半暴走状態(ノーマル・バーサーク)になったそうだ。その影響なのかそのトレーニング施設のせいなのか属性が変化してしまったらしい。しかも驚きなのは、光もまた得意属性なのだそうだ。

 そこからは記憶が曖昧で、特に戦闘中…血液魔法を使ってからははっきりしていないらしい。二重人格のようなものだろうか。いや、もしかしたら、先程の魔物が寄生していたのかもしれない。

 それからしばらく真尋に魔力を供給し続け、回復を促す。魔力量と回復速度は比例の関係にある。擦り傷程度ならば魔力残量が半分ほどあれば半秒あれば回復する。

前回のお話どんなだったかな〜って人は見返してください。

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