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邂逅編/とびウサギ討伐

初心者の草原。

名前の通り、新人や初心者のプレイヤーの場所。

俺以外にもたくさんの人がいる。ウサギにリス、植物っぽい魔物?相手に戦っている。


「初戦闘、気合い入れていきますか!」


と覚悟を決めると早速ウサギがやって来た。


丸い足、丸い身体、白い毛に、赤い瞳。思ったよりかわいいな。


「ぎゅー!」

ピョン!


バリボギャ!


「?????」


ウサギが跳んだと思ったら、耳を疑う音を身体が奏でた。俺の身体はふっ飛んだ。何が起こったか認識するまでに時間がかかってしまった。


「痛ーっ!?」


かわいさに油断したことに反省しつつ、俺は槍を構え臨戦態勢をとる。


「きゅー!」


「来い!」


ビュン!

 

とびウサギに向けて槍を振り回すが、全然当てられらない……。回してみたり、薙ぎ払ってみてもウサギの動きに追い付けない。スキルがあっても、現実で槍を使ったことがないとこの程度になっちゃうのか…。


ドサッ!

ガブッ!


「おおおお!」


とびウサギに蹴られたり、噛みつかれたり。

……思ったより足にしっかり噛みついてるな。


俺は痛みを我慢して動きを止めて槍を構える。


「それっ!」


「きゅー!?」


丸々した白い身体に槍が刺さり、短い声があがる。

そして、とびウサギは光の粒になって消えた。

赤い宝石が転がる……!


魔物を倒すと宝石が出る。これは本当の情報だった。これを換金して装備を新調していく。新調した装備でお金を稼ぐ。この世界ではこのルーブでお金を稼げるんだな。


「一旦街に帰るか。槍の扱いにも慣れないとな……。毎回身体を噛まれる訳にはいかないし。」


達成感で胸がいっぱいになり、めでたしめでたし。と思っていたが……。


「きゅー!」

「きゅー!」


「…………」


ガブッ!


後ろから聞こえた声の主の正体に気がついたと思ったら、目の前がウサギの身体のように真っ白になった。

そして俺は街の門の前に立っていた……。



「依頼達成おめでとうございます!とびウサギ一匹討伐ですね!」


酒場の受付嬢は喜んでいた。


「依頼達成で、あなたは経験を積みました。魔物を退治したり、人の役にたってこの世界に慣れてくださいね!気が向いたらまた依頼の受注をお願いします。」


「一つお聞きしたいです。仲間を増やしたいのですが、ここにいる人たちって誘って良いんですか?」


今回の魔物退治で俺は力不足を実感した。仲間がいないとウサギ狩りすら荷が重い。できるなら連携のスキルで役にたちたいな。


「ここにいる人たちに頼めば協力してくれると思いますよ?声をかけてみてはどうですか?」


「分かりました。ありがとうございます。」


俺は早速酒場の人たちに声をかけることにした。

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