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変な訪問客

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:変な訪問客


新しくマンションに引っ越してきた時のことだった。

決まって夜の9時になると、部屋のドアをノックする人がいる。

そんな夜9時に来る人なんて…

と思いながら始めは無視していたのだが、

だんだんそれが気になり、

リビングから玄関に足を運ばせるようになっていた。


でもその人、3回ほどノックした後で必ず帰るのである。

何の用事かもわからない。

ただ3回ノックした後で、必ずその場から消える。立ち去る。


「…何の用があって…?」

もちろん始めはただの変質者かなぁなんて思ってたけど、

こんな男の一人暮らしの部屋に

こんないたずらをして一体何が楽しいのだ?

それに何の得があるのか?

なんて思うと、やっぱりちょっと不思議になる。


俺は別にこう言うのが怖くなかったから、

大家や警察に言うなんてこともせず、

必要なら直接相手と話し、

「やめてもらえませんか?」を言おうと思っていた。

でもやっぱり会えない。


その人とのコミュニケーションはノックだけで、

決まって用事をしていたり、

気分が億劫な時に限ってノックして来るものだから、

ふと躊躇して、ノックされて

これまですぐに出ることができなかったのだ。


でもある夜。また同じように9時頃にノックされた時、

その日はその人のことを考えていたので

すぐに出てやった。でも…


「…あれぇ?なんで居ないの?」

ノックされて数秒で出てやったのに、

今ノックしてそこに居るはずの人が居ない。

足音も何もせず、そこから立ち去る気配も無く、

それなのに誰も居ないなんて。


「っかしィなぁ…」

なんて思いながら少し奇妙を感じ始め、

俺は何を思ったか。

その時ドアのスコープが少し気になり、

部屋の外、つまり廊下側から部屋の中を覗く形で

ドアスコープを見てやったのだ。普通なら反対の形。


その直後、

「うわあ!」

心底から恐怖した。もう恐怖と言うしか無かった。

なんとスコープの向こう側から

見たこともない男の変な顔が

何かを訴えるようにこっちを見ていたのだ。


もちろん部屋に戻ったら誰も居ない。

そいつは多分、スコープの中だけに生きる

霊だったらしい。



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=aKXYY-nHaq0

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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