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おれはお前なんかになりたくなかった  作者: 倉入ミキサ
第十三章:風太と美晴と菊水安樹
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いじめられっ子の末路


 *


 「ふぅ、食った食ったー。あんなにご飯食べたのも久しぶりだなぁ」


 長い旅を終え、風太はやっと自分の家に帰ってきた。

 帰宅後、真っ先に向かったのは風呂場だ。シャワーを浴びながら、鏡に映る自分の裸体が男子のものであることを何度も確認し、風太は改めて男子として生きられる喜びを噛み締めた。その後、久々に守利マモリの手料理を存分に味わい、リビングのじゅうたんの上で気が済むまでゴロゴロしたあと、二階にある自室のベッドへと移動し、気が済むまでたくさんゴロゴロした。


 「はあぁーーーー……」


 想い出の全てが詰まった家。

 天井のシミを見たり、床の冷たさを肌で感じたりして、ゴロゴロと転がっているだけでも、風太の脳内のうないには懐かしい記憶がアルバムのように表れた。


 「帰ってきたんだ……! おれはおれとして、おれの部屋にっ!! うぅおおおーーっ!! おれは帰ってきたぞーーーっ!!!」


 かんきわまって、大声で叫んだ。手を広げ、足を広げ、大の字になって天井を見ながら。これぞまさしく、「雄叫おたけび」だ。

 ドタドタドタ……バタン! その叫び声を聞きつけ、守利はあわてて息子の部屋の中へと侵入した。


 「今の声なに!? 何かあったの!? フウくん大丈夫っ!?」

 

 しかし、そこにはびっくりしている息子がいるだけで、他には何もなかった。

 思わず声をあげたくなるような害虫がいちゅうなどもいない。


 「うわぁっ、母さん!? 勝手に入ってくるなよっ!」

 「あら……? 何事もないのね。じゃあ、今の叫び声はなぁに?」

 「なんでもないよ。ちょっと叫びたくなっただけだから」

 「フウくんったら、最近いつも変なことやってるわねぇ。でも、ご近所迷惑だから、突然叫んだりするのはもうやめなさい。分かった?」

 「分かってるって。今のは反省する。ごめん!」

 「それから、その右手。まだ安静にしてなきゃダメよ」

 「分かった!」

 

 痛みは全くなく自由に動かせるが、右腕のギプスはまだ外してはいけないようだ。

 風太は大の字で寝るのをやめ、勝手に腕を折りやがった「あいつ」のことを思い浮かべながら、首から提げているペンダントの青い宝石をじっと見つめた。

 

 「あら、キレイなペンダントね。だれかにもらったの?」

 「えっ? ああ、母さんには関係ないよ」

 「むっ! フウくんのくせに、生意気なまいきでムカつく。教えてくれたっていいじゃない。ねぇねぇ、それ誰かのプレゼント? 女の子から? ずっと身に着けてるけど、そんなに大事なものなの?」

 「あー、もうっ! しつこいな! このペンダントについての質問は、一切受け付けてない!」

 「あ、分かった! ミハちゃんでしょ、ミハちゃん。ミハちゃんにもらったんでしょ。フウくん、最近ミハちゃんと仲良しだもんねぇ」

 「ちっ、ちち、違うっ!! もう黙れよ母さんっ!!」


 守利の“カン”は、半分くらい的中していた。

 これ以上ペンダントについて聞かれるとマズいと判断し、風太は話題を変えることにした。


 「それより、おれが『最近いつも変なことやってる』って、どういうこと?」

 「へっ?」

 「さっき言ってたじゃん。最近のおれ、そんなに変だった?」

 「うん、すごく変よ。もしかして、自分で気付いてなかったの?」

 「いや、その……。き、記憶があいまいでさ。最近のおれがやってた変な行動、全部教えてほしいんだけど」

  

 風太は、美晴が自分に成りすまして今まで何をやっていたのかを、さりげなく守利に尋ねた。


 「そうねぇ。びっくりした時に、『きゃあっ!』って悲鳴をあげるクセがあるかも。この前、部屋に突然クモが出た時なんか、大騒ぎだったわね。涙目になりながら『お母さん、早く来てっ!』って」

 「……他には?」

 「姿見をやたらと眺めてるわね。最近ずっと鏡見てるでしょ、フウくん。いろんなポーズとったり、服を何度も着替えたりして、モデルにでもなるつもりなの?」

 「ほ、他には?」

 「宿題を早めに終わらせて、読書をする習慣がついたみたいね。うん、それはすばらしいと思うわ。あと、お手伝いも進んでやってくれるわね。偉いわよ、フウくん」

 「他にもまだある……?」

 「ええ。その他にも、ご飯を食べる時の一口が、おちょぼ口みたいに小さくなってたり、自分の小さいときの写真をアルバムで見て『えへへ』って笑ったり、テレビの動物特集でネコやウサギなんかが映ると『かわいい……かわいい……』ってつぶやいたり、それから、それから……」

 「も、もういいっ!! 分かったっ!!!」


 聞いていられなくなり、風太は守利の言葉をさえぎって終わらせた。

 想像以上に、美晴は色々とやらかしてくれたようだ。


 「母さん、聞いてくれ!」

 「え? なぁに?」

 「今日からおれは、『きゃあ』なんて絶対言わないし、鏡もあんまり見ないし、読書も手伝いもしないし、ご飯を食べるときはでっかい口開けるし、アルバムなんて見ないし、テレビを見て『かわいい』なんて口が裂けても言わないっ!!!」

 「え……?」

 「最近の変だったおれのことは、もう忘れてくれ!! おれは今日から、また生まれ変わるっ!!」

 「そうなの? 私は、最近の変なフウくんも好きだけど。っていうか、読書やお手伝いはやめなくていいのに」

 「嫌だ! 本なんて読まないっ! おれは男らしく、風太らしく生きるんだ!」

 「まぁ、好きにすればいいけど……」


 風太は守利の前で、決意を表明した。もう二度と『美晴』にはならないという、強い意志を持った宣言である。

 そんな風太の熱い言葉を聞いていた守利は、うまく理解できずに首をかしげながら、部屋から出ていこうとした。


 「あっ、母さん! 待って!」

 「なによ。まだ何かあるの?」

 「話は変わるんだけど、雷太ライタにいちゃんって、まだ帰ってきてないの?」

 「えっ、ライくんのこと?」

 

 最後に質問を一つ。

 「雷太兄ちゃん」というのは、ひよこ高校に通う風太の兄のことである。この家に帰ってきてから、風太は一度も「雷太兄ちゃん」の姿を見ていないことに気が付いたのだ。雷太は高校生なので、遅い時間まで部活をしていることも珍しくないのだが……。


 「な、なんていうか……久しぶりに雷太兄ちゃんの顔も見てみたいなって思ってさ」

 「何言ってるのフウくん? ライくんなら、もうこの家には帰ってこないわよ」

 「えぇっ!? それは、どういう意味……!?」

 「あの子、一人暮らしを始めたじゃない。今はもう、高校の近くの学生寮が、ライくんのお家よ。2週間ぐらい前にこの家を出ていったのに、忘れちゃったの?」


 忘れちゃった、のではない。美晴と入れ替わっている間に起きたことなので、風太は知らなかったのである。

 家族がまた一人、この家を出ていった。今ではもう、この家で暮らしているのは、自分と母親の二人だけ。食卓に並ぶご飯も、美晴の家みたいに二人分だけ。永久の別れではないが、知らずのうちに消えてしまった兄弟に、風太は寂しさを感じていた。


 「そっか……。雷太兄ちゃん……」


 * 

 

 同時刻。

 ところ変わって、ここは高級感が漂う白い邸宅ていたく。6年2組の学級委員長、五十鈴イスズが暮らす家だ。

 五十鈴は今夜もココアを片手に、広々としたバルコニーで夜空を眺めていた。彼女にとってこの時間こそが、諸々の不安を和らげる安らぎのひとときである。


 「~♪」


 スマホの着信音が鳴る。

 五十鈴は通話ボタンをタップし、静かな声で電話に出た。


 「もしもし?」

 「あ、もしもし? 五十鈴ちゃん?」

 「蘇夜花ソヨカね。こんな時間に、わたしに何か用?」


 電話の相手は、小箱こばこ蘇夜花ソヨカ

 誰もが認める優等生であり、6年2組で行われている「学級裁決イジメ」の主犯である。


 「いやぁ、最近ずっと大人しくしてたからさ。いい具合にストレスも溜まってきたし、そろそろ動こうかなって」

 「ということは、美晴にまた『刑』を?」

 「『刑』かぁ。『ハリ裂けミミズ』、『デメ』、『彷徨い人魚』、『バニーガール』……どれでもいいけど、何かキッカケがほしいね」

 「キッカケ?」

 「そう。“タイギメイブン”って分かる? 五十鈴ちゃん」

 「大義たいぎ名分めいぶん? 正当性を持たせるための道理ってことかしら?」

 「うんっ! つまり、『あいつが悪いんだから、みんなで攻撃してもいいんだ』っていう空気を作らなきゃいけないわけ。ささいなことでいいから、何かしらのキッカケがないとね」

 「なるほど、チンピラのように難癖なんくせをつけるってことね……。相変わらず、独特な理論を展開するわね」

 「えっ? そうかなぁ。どんな人でも、自分が悪人にならないように立ち回ってると思うけど」

 「……」


 まず一度、五十鈴は黙った。黙って、ひと呼吸置いた。

 そして覚悟を決め、いよいよ核心かくしんにせまろうとした。


 「ねぇ、蘇夜花」

 「ん? なぁに? 五十鈴ちゃん」

 「あなたは……何者なの?」

 「えっ? いきなり何?」


 蘇夜花の正体。五十鈴はそれを知りたがった。


 「あなたがうちのクラスに転校生として現れた日から今日まで、あなたはほとんど自分の素性すじょうを語ってない。あなたの家族のことや住んでいる家のこと、家では普段何をしているのかも、誰も知らないわ。ある日突然6年2組に現れ、『学級裁決』という名の結束をクラスにさずけた、謎の女」

 「あれ? わたしって、そういう印象なんだね」

 「そして、あなたが行う『刑』も……普通とは少し違う。理論に基づいて、しっかりと計画を練ったうえで行ったり、やたら自分のカメラで映像を残すことにこだわったり……なんていうか、まるで何か“研究”してるみたい」

 「“研究”かぁ。うーん、確かにそうかも」

 「もしかして、あなたは……誰かに見せるために『学級裁決』をやってる?」

 「えっ……」


 五十鈴は真剣だった。今の言葉も、冗談で言ったつもりはない。

 しかし電話の向こうで、蘇夜花は吹き出して笑った。


 「ぷっ、ふふっ! 面白いこと言うね、五十鈴ちゃんは」

 「あら、違うの?」

 「やりたくてやってるだけ……なんて理由は、今となってはうすっぺらいかな。まぁ、わたしが自分のことをあまり話さないっていうのは、その通りだね」

 「じゃあ、今からあなたの素性すじょうや考えを、全て話してくれる? このままだと、気になって夜も眠れないわ」

 「えぇー。どうしようかなー。全部話すと長くなるよー? 通話料がもったいないよー?」

 「いいわ。朝が来るまで付き合ってあげる」

 「あはは……じゃあ、少しだけなら語ってもいいよ。五十鈴ちゃんはお友達だから、特別にね」

 「……!」 

 

 五十鈴は即座にメモ帳を取り出し、一言いちごん一句いっく聞き漏らすまいと、ペンを構えた。

 

 「えーっと、まずミサとヨミコちゃんの話は覚えてる?」

 「ミサとヨミコちゃん……。ええ、前の学校であなたと同じクラスだった子たちの名前ね」

 

 月野内人権週間の全校集会で、蘇夜花が語ったことだ。

 

 「それが一つ前の学校の話。わたしがそこを去ってからは、ミサはヨミコちゃんたちの裁決を受けている」

 「ええ、知ってるわ」

 「もう一つ前の学校でも、同じようなことをやってたの、わたし。標的ひょうてきになったのはミユナちゃん。わたしが転校した後、彼女は不登校の引きこもりになったらしいよ」

 「もう一つ前って……えっ?」

 「さらにその前の学校の話。標的の名前はハユリちゃん。わたしが去った後も裁決を受けて、心をんだハユリちゃんは、精神せいしん病院びょういん隔離かくり病棟びょうとうに送られたってさ」

 「ちょ、ちょっと待って……!」

 「そしてその前の学校でね、標的の名前はリノンちゃん。美晴ちゃんみたいに大人しい子だったよ。最期さいごは橋の上から身を投げて自殺じさつしちゃったけど」

 「じさっ……」


 言葉を失い、五十鈴は思わずペンを落とした。 ペンはコロコロと床を転がっているが、それに意識を回している余裕などなかった。


 「つまり、わたしは今まで色んな学校で同じようなことをやってきて、去る時は必ずそこに『学級裁決』を残していったの。もちろん、大人にはバレないようにね」

 「な、なんでっ!? どうして、そんなことを……!?」

 「ためしてるんだよ。自分の力が、どこまで通用するかどうか。さて、美晴ちゃんは最期にどうなるかなぁ」

 「でも、そんなに何度も転校を繰り返すなんて……!」

 「あはは。わたしの家庭は、ちょっと特殊とくしゅだからね。後は、五十鈴ちゃんの想像にお任せするよ」

 「想像に、お任せ……? そんなこと言われても……」


 すぐには飲み込めない。蘇夜花という女の「根っこ」は見えたが、それでもまだほんの一部らしい。

 これ以上、蘇夜花の正体を暴こうとするには、まだ心の準備ができていないということに気付き、五十鈴は踏み込むのを思い留まった。一度電話を切って、まずは脳を整理しなければならない。

 

 「五十鈴ちゃん?」

 「何? 蘇夜花……」

 「今の話、あんまり気にしなくていいからね? わたしの素性や考えなんて、五十鈴ちゃんには関係ないんだから」

 「分かってる。とにかく、今はあなたのことじゃなくて、美晴のことに集中するわ。話を元に戻しましょう」

 「さすが五十鈴ちゃん。切り替えが早いね」


 五十鈴は小さく深呼吸し、改めて蘇夜花に尋ねた。


 「それで結局、どうするの? 美晴に『刑』やるの? やらないの?」

 「うーん、美晴ちゃんの様子を見てから考えようかな。とりあえず、準備だけはしておいて」

 「分かったわ。詳しいことは、また明日学校で話しましょう」

 「そうだね。おやすみ、五十鈴ちゃん」

 「おやすみ、蘇夜花」


 五十鈴は通話を切り、スマホをそばのテーブルに置き、もう一度夜空に光る星を眺めた。

 このまま何事もなく、平穏な日々が続くといいなと、そう願いながら。


 (たのむわよ、美晴。蘇夜花に目をつけられないように、大人しくしていなさい……)

 

 *


 そして、時計の針はくるくると回り、現在は夜中の12時。

 再びここは、二瀬ふたせ風太フウタの部屋。照明しょうめいは消え、部屋は真っ暗になっている。

 

 「うぅ~ん、むにゃむにゃ……」


 まさに快眠。久しぶりの自分のベッドということもあり、風太は非常に気持ちよく眠っていた。気持ちよく、心地よく、夢を見るくらいに。真っ白で何もない、不思議な夢を見てしまうくらいに……。


 ────


 「ん? ここはどこだ?」

 

 きょろきょろと、辺りを見回す。

 しかし、上下にも前後にも左右にも、何もない。物体と呼べるようなものが周りに何もない世界に、風太はやってきてしまった。


 「夢……かな? 多分、これは夢だな。おれ、さっきまで布団の中にいたハズだし」


 右腕には、相変わらずギプスがついている。


 「夢の中くらい、ケガが治っててもいいのになぁ。まったく、夢のない夢の世界だな。おーい、誰かいないのかー?」


 風太は夢の世界で叫んだ。

 すると、空からヒューンと何かが落ちてきて、風太の目の前でドスンと着地した。


 「うわっ! ドーナツだ! ドーナツが降ってきた!」


 それは確かに、浮き輪のような巨大ドーナツだった。

 夢の世界は、欲望よくぼうを実現する世界なのである。おそらく現実世界の風太は、おなかいているのだろう。


 「へぇー。夢の世界って、こういう感じなんだ。じゃあ、今度はもっとすごいものを出してみようかな」


 欲望からイメージすれば何でもできる、自由でクリエイティブな世界だ。それにいち早く気が付いた風太は、「ダークネスドラゴン……ダークネスドラゴン……」と唱え続け、暗黒あんこく邪竜じゃりゅうを召喚しようとした。


 パタパタ、パタパタ……。

 悪魔のような羽根をはばたかせ、こちらに何かが近づいてくる。


 「おっ、ドラゴンが来たのかな?」


 残念ながら違った。

 悪魔のような羽根、悪魔のようなツノ、悪魔のようなしっぽ。つまり、それは悪魔だった。しかもそいつは、風太がもっとも嫌いな「あいつ」の姿をしていた。


 「はぁーい♡ 今日も遊びに来たよー♡」

 「げぇっ!? 美晴っ!?」

 

 美晴ではない。あいつは『美晴デビル』だ。

 しかし風太は美晴デビルなんて知らないし、美晴デビル側も『風太』が本物の風太だということを知らない。この二人は初対面である。


 「ご主人様ー♡ 今日もラブラブしようねー♡」

 「うわっ、変な美晴がこっちに飛んでくるっ!」

 

 美晴デビルはさらにパタパタと飛び、そして容赦なく風太に飛びついた。


 「うーん、好き好きー♡ ご主人様、大好きー♡」

 「ぎゃあっ!!? 離れろ、この大バカ野郎っ!!」

 「え?」


 風太は力を込めて、その気持ち悪い美晴をドンと突き飛ばした。

 

 「あうぅっ……!!」


 美晴デビルは背中から着地し、白い地面を転がった。

 

 

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