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実話怪談

【実話ホラー】ドンドンバンバン!

作者: 七宝

 数年前、うちの猫がいつもお世話になっている動物病院の前の交差点で起きた出来事だった。


 その時私は信号待ちをしていて、前には軽自動車がいた。


 特に何をするわけでもなくただ前を見ていると、突然動物病院から大きな黒人が4人飛び出てきて、前の車を取り囲んだ。


「@☆&%#÷÷%%!!!」


「ジャミボリッチョ!!!」


 なにかを大声で叫びながら窓を叩いている。運転席の女性(?)はビクともしない。

 咄嗟の出来事でわけも分からず震えているのか、身に覚えがあるがゆえのその反応なのか。


「マンショモポス!!!」


「サンバサンバブンバボンバ!!!」


 相変わらず知らない言語で叫びながら、今度は蹴りも入れ始めた。4人の蹴りでみるみるうちに車体が凹んでゆく。安全靴でも履いているのだろうか。


 ドンドン! バンバン!


 ドアを引っ張る、運転席の窓を殴る、車体を蹴る、殴る、などありとあらゆる暴力が私の目の前で繰り広げられた。


 やがて信号が青になり、前の車は発進した。

 1人がドアにしがみついて少しだけ走ったが、すぐに離してその場に倒れた。


 私も早くその場から離れたかったので、ゆっくりと動き出した。

 その時、倒れていた男が私を睨んだ。


 キンタマがキューってなった。

 後ろで見てただけでもめちゃくちゃ怖かったので、本人は死ぬほど怖かったんだろうなって思いました。おわり。

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