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禁術使いの還元者  作者: モリヤスハルキ
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〜世界観おさらいと予習〜

作者自身用の資料も兼ねて……

 ◆青きエンジュ王国:主人公セツナが仕えている山間の小国。大国であるエカド皇国を南西に、同じく大国であるウェルギス王国を北東に臨み、両国それぞれからの侵攻によって度々戦火に晒されてきた。人間の王を戴いた王政を敷いてはいるが、その任命権を持つのは、奥院と呼ばれる王宮の奥に広がる小さな森に住まうエルフ達の長である。


 ◆魔法:大気中に遍く存在する魔力(マナ)を用いて様々な現象を引き起こす技術。術式の励起に際して術者の魔力(オド)を――基本的には術者の血液を媒介にして――消費する。燃焼作用における酸素の存在と同様に、魔法を連発すると周囲の魔力(マナ)は枯渇していく。


 ◆魔力(オド):万物に宿った力、実体を得た魔力(マナ)。この世界においては精神、魂とも同義。魔法の発現に際して主に魔力(マナ)に指向性を与えるために用いられる。長い時間をかけて物質が塵芥にまで分解されその形を失う時、そこに宿る魔力(オド)魔力(マナ)となる、と言われている。


 ◆“還元”:物質を即時に分解・消滅させ、そこに宿る魔力(オド)から魔力(マナ)を取り出す技術。魔法の機序とは逆の作用ともいえるため、一部研究者の間では反魔法(アンチマジック)とも呼ばれる。その仕組みは未だに解明されておらず、大陸に数える程しか存在していない”還元”の精霊との契約によってのみ行使が可能となっている。主人公セツナと契約している”還元”の精霊の名は「アスト」。


 ◆”還元”の精霊:契約者に”還元”の能力を(もたら)す太古の、そして最後の精霊。複数おり、大陸に点在する所謂霊脈・地脈といったものをそれぞれ分割する形で担っており、その影響下でしか力を発揮できない。そのため、土地を離れると契約者は”還元”を扱うことができなくなる。


 ◆還元者:”還元”の精霊との契約によって”還元”の能力を得た者、またそれを用いる役職者としての総称。現在大陸には8名存在しており、その半数以上がエルフである。その性質も相まって何らかの国家に属しているのが常であるため、他の還元者と区別して”〜〜国付きの還元者”、と呼ぶのが一般的である。

 

 ◆二つ名:”銀影”、”瞬刃”、”蒼炎”など。剣と魔法が飛び交うこの世界において、強者は得てして格好の良い二つ名で呼ばれがちである。そういった強者や偉人をモチーフにした蒐集(トレーディング)札遊戯(カードゲーム)も存在しており、非常に人気を博している。


 ◆ランク呼称:C級←兵威級、B級←将威級、A級←王威級、S級←天威級 にそれぞれ対応する。

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