魔女の館白峰さん?VS 暴力男
意味がわからない
「なんであいつがここに」
私の目の前にいるのは、魔女の館で出会った暴力男、ライオン頭のチャラ男をパンチ一発で交通事故のような惨状にした男その男の殺気に私達は、とんでもなくビビった。
その男が私の学校にいる
「あのどなたですか?」
クラスの一人が訪ねる
ダメこいつに話しかけては、
私の脳裏にはあの光景が甦る
男は訪ねる
「白峰優子てのは、誰だ?」
するとその子は白峰さんを見てしまう
それで男は、気付いた。
男は、歩き出すクラスのみんなは、男から道を開ける
「お前なにしてんの?」
白峰さん?は掴んでいた日向君の腕を離す
「あんた誰?」
「一緒に来てもらう、来い」
男は、白峰さん?の質問に答える気はないらしい
「やだと言ったら?」
「めんどくせぇさっさと来い」
男は、手を伸ばす
その時
パン!!
渇いた音が響いた
優子?が下がる
その時優子?は構えていた。
(ボクシングスタイル!!)
日向は、優子?が構えからジャブを食らわせたのだと推測した。
男の方は、
「あぶねえー」
そう言い左手で防いでいた。
優子が前に出て右のストレートを打つが
フィ!!
と音と共に優子が後ろにぶっ飛んだ
ガコガコと並んでいた机と椅子が乱れる
男は、前蹴りをしていた。
前蹴りは、かなりの速さだった。
しかし優子は、左腕で防いだのだろう
ぶっ飛んだが踏ん張って壁には激突しなかった。
その時女子が叫んで何人か教室に出る
先生呼んでとざわめく
優子は、気にせず飛んでさらに机も使ってさらに飛んで縦回転で男に跳び回し膝蹴りを男の頭に振り下ろした。
男は、地面に頭を打つんじゃないくらい頭を下げたがそこから起き上がり左のアッパーを食らわすまた優子は、ぶっ飛んだが優子は、何事もなかったように立つ
(当たったよな?あ!!)
日向は、アッパーがモロに入ったと思ったが
(漫画で見るあれだ、優子?は、自分から飛んだんだだから立っていられる)
日向また周りのクラスもそう思っていた。
(て言うかやべー、見たところ優子?の方がつえーまだあいつの攻撃が当たってねードンだけヤバい霊に取り憑かれてるんだ)
日向は、そう思っていた。
だが一人だけ真実が見えていた人が一人だけいた。
(あの男ドンだけヤバいのよ)
赤峰だけは見えていた
(あいつの前蹴り白峰さん?は、反応していたけど間に合わなかったどんだけ速いの!?それにあの跳び回し膝蹴り、蹴りを目で見てしゃがんでかわした。そんでアッパーあの男強すぎる)
そう白峰の攻撃は、一発も当たってなく男の攻撃は、まともに入っている
だが赤峰は、気になることがあった。
(てかなんであいつアッパー食らったよね?)
赤峰がそう思ったもちろん理由がある
(顎砕けてなかった?歪になってたし)
赤峰の目では白峰?の顎がかなりの変形しているように見えていた
(治った一瞬で?幽霊ってそんなこと出きるの?)
男のヤバさもそうだが白峰に取り憑いている霊に戦慄した。
その時だった。
ドタドタと足音が近づいて来た。
すると先生達が刺股を持って突撃してきた。
すると白峰?は窓から逃げる
「おい、待て」
男も追いかけようとするが
「ハァー!!」
ガタイのいい体育の先生が雄叫びをあげ男を突く
他の二名の男の先生が体育の先生の後ろから突こうとするが
男が振り向いて刺股を掴み逆に突く
すると体育の先生は「ぐへ」といいと面白いようにドミノのように三人は、倒れた。
それと同時にドアの近くにいた生徒が先生によって殆どが出ていた。
「おい」
男は、赤峰を呼び止めた、赤峰は足を止めてしまう
「えっ」
男は、懐から名刺を出し赤峰に投げる
「学校が終わったら名刺に書いてある住所に来い、いろいろ話すことがあるからな万理」
そう言うと男は、窓から出ていった。
「どういうことさっき万理って」
赤峰は、万理をみる
万理は、ブルブルと震えていた。
『あの~昨日話していた暴力男ってあの人のことですか?』
「そうよ」
赤峰は、周りを気にして小さな声で話す
『兄貴何しているの』
そう呟いた
「ん?」
「ん?」
赤峰と二人の話を聞いてた日向は、頭をかしげた
「「兄貴?」」
万理が答える
『あの人は、私のお兄ちゃんです。』
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「「な!」」
なに!!!!!!
と大声が出そうだったが
『おっと』
万理が二人の口をふさいだ
『二人とも落ち着いてあの人のことを話すから』
二人は、正気に戻る
「あんたの兄貴何者ヤクザか何か?」
『違うとは言い切れない、腕っぷし強かったからなー』
「あいつなんで優子を襲う?」
『それは知らないよ、兄貴に聞いて』
「聞くって」
『赤峰ちゃん名刺もらったでしょ行こうよ』
赤峰は、名刺をみる
鬼堂探偵事務所 所長鬼堂千理
と書いてあった。
住所は、近くのスーパーだった。
「あらー知ってるここから十五分くらいのところだ」
「どうする?無視する」
『いや兄貴なら探すよ僕に用があるみたいだし』
無視する選択はなかった
あんなのに追いかけられたら怖くて死ぬ
『それに白峰ちゃんのこと何か知ってるかも』
(そうだなぜあいつは、白峰さんに?)
謎が増えていくばかりである
『だから学校が終わったら行ってみよう』
私達は、鬼堂千理に会うことにした。