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魔女狩り探偵の怪奇事件簿  作者: 桜 壱俉
4/18

魔女の館恐怖

遅くなりました。忙しい過ぎて全然書けませんでした。今週から元に戻ります。

 今私達は、魔女の館の前に立っている。

魔女の館は、二階建てで館と言うだけあってかなり大きい家だ

「魂取られるなんてちょっと怖いわね」

「嘘だと思うがどうしてそうなったか調べるんだよそれがオカルト研究会だ」

「えっ入るのやっぱり」

いざ目の前になると少し怖くなった。

「『それじゃ、レッツゴー!!』」

二人は、元気だ。

私達は、館を入った。

中は、やはり荒れていた。

ゴミが散らばっているし落書きまである。

玄関から目の前は、大きな階段があり十字型に通路になっている

「じゃあまず左から」

と言い左に部屋を開けようと向かう

怖くないのか先え先えと行くそれを日向翔が追いかける

「おい、待て迷子になるだろ、小さいんだから」

「誰がチビだ!!」

どうやら白峰は、背が小さいのを気にしているらしい

館の中は、学校みたいに部屋が並んでいる

白峰は、一つ一つ部屋を調べるが全くドアが開かない

ドアが壊れている部屋もあって調べたが霊は、いない部屋の鍵もない

左側は、なにもなかった。

「じゃあ右側調べよう」

そういい白峰は、右側に小走りで走る

中央の階段を通りすぎたときだった




ギィ ギィ ギィ ギィ



「ん?」

「ストップ」

白峰も気づいたのだろう二階から誰かが降りてくる



ギィ ギィ ギィ ギィ ギィ ギィ 

 ギィ ギィ ギィ ギィ ギィ ギィ



足音が増えた!?


「翔ちゃんカメラ」

「あいよ」

日向がカメラを構える

今時インスタントカメラかよと思ったが私達は、動かず身構える

手すりから腕が見えた。





























































ただの男女四人組だった。


「ん?うお!?」

先に降りた人が私たちに気づいて驚いた。

後の三人が「なんだよ」と聞いてくる

「ビックリした!お化けかと思った」

「はあー」

私も溜め息が出る


男女四人組は、陽キャな感じて男二人女二人だった。

三人は、普通にファション雑誌にありそうなコーディネートだが

男の一人は、髪を金髪に染めてライオンみたいにフサフサしている

下手したらヤンキーみたいだ。

「君たち何してるの?」

ライオン頭が訪ねる

「チョ」

調査といおうとしたのだろうが日向が手で口を塞ぐ

「いや、あれですよ、心霊スポット体験です。」

「へーそうなんだー」

ライオン頭じゃないほうが言う

「じゃあ一緒に体験しないそのあとご飯でも」

男二人が私を見るなんでだ?

女は、日向見てるし

女の一人が

「ちょっと浮気ー」

「違うって」

そう言いながら勝手に盛り上がる

こういうのり私は、好きじゃない疲れるだけだ

このまま流されると面倒だ。

私と日向がアイコンタクトをして帰る合図を送り会う

「いや、俺達帰ろうかと」

「そうそう、今帰るところだったんです。」

「んーんー」

白峰がまだ口を塞がれながら暴れるが気にしない

てか万理静かだな

私が見渡すと万理がいない

「あれ?万理は、?」

思わず口にしてしまう

「あれ?誰かいないの?」

しまった万理は、幽霊なんて言えない

「じゃあ探してあげようか?」

一人の女性が心配してくれる

「もう帰ったんじゃねえ」

男がそういうがそれはない断言していい

あのオカルトマニアがめちゃくちゃ行きたがっていたから尚更だ。

考えられるのは、一つあの野郎勝手にどっか行きやがったな

「大丈夫です多分帰ったんじゃないかな」

男女四人が顔を見渡す

「大丈夫か?」

「今から連絡したら」

「あっあーそうですね」

どうしよう、そうだ連絡するふりしよう

その時だった。


ガチャ


私達の近くのドアから誰かが出てきた。

一瞬万理かと思ったが違う男の人が出てきた。

よく考えたら万理は、幽霊だからドア開ける必要がない

でもよく見たら万理に少し似ている

男は、私達を見つける

「おい」

男は、ドスの聞いた声で話しかける

少しヒヤと怖くなった。

男は、続ける

「この部屋にあったペンダント知らねぇか?」

「ペンダント?」

「なにそれ」

日向と白峰が顔を会わせる

そりゃそうだ私達は、まだ男が入った場所に入ってはいないのだから

他四人も

「えっなにそれ」

「そんなのあったか」

「いや」

「青いペンダントなんて知らないよな」

!!待って今ライオン頭の人

「おい」

男も気づいたのだろう

「お前なんで青いペンダントって知っているんだ?」

「バカ!?」

ライオン頭の仲間のチャラ男が慌てる

どうやら全員グルか

「返しな、それ」

男は、手を出す

「ハァー」

ライオン頭が頭をかいて近付く

「やーだよ」

そう言い男を殴る

その時だった。


バギァァァァン!!


ライオン頭がぶっ飛んだ

しかも顔が凹んでいる

ライオン頭が殴ったと同時に男が殴ったのだろう

ライオン頭もガタイはいい方だが男のパンチは、異次元だった。

その時私は、思った。

クラスのヤンチャな奴らがケンカをしている所を見たことがある

その時、痛そう、暴力はやだな

そう思っていた。

間違いだった。あれは、お遊びだ

今起こっている事が本物の暴力だ。

ライオン頭は、ピクリとも動かない死んだんじゃないかと思った。

こいつは、人を殺せる人間、裏の人間かと思った。

赤峯は、震えて動けなかった。出口は、すぐそこにあるのに一人の男の暴力が怖くて逃げられない

「おい」

男は、チャラ男に向かう

「ペンダントは?」

そう言うと

アンモニアの臭いが立ち込める

四人組の一人の女性が粗相をした。

「クセェ、てめえ殺されてえのか?」

男が女性を睨む

殺されてえのか?この一言がとても恐ろしい

「ご、ご、ご、」

ごめんなさいと言いたいのだろう言葉が出ない

「ご、ご、ご、ご、」


ドザ


女性は、白目を剥いて倒れた


「ハァー」

男は、溜め息を吐いた。

「たく」

男は、ライオン頭の髪を右手で掴み持ち上げるそしてポンポンとポケットを探る

ペンダントを探しているのだろう

「ねぇな、お前か?」

男がチャラ男を指差す

「違う!!俺持ってない!!」

あの反応多分ホントに持ってないと思う

ズボンは、パツパツのジーパンだしバックもない上着もただの落書きみたいなTシャツだし

「あの!!」

もう一人の女性がバックからペンダントを出す!

男が女性を睨む

「お前が持っていたのか?」

「は、はい、あの、そのわたし、ジュエリー店で働いていてペンダントに付いている宝石が本物と気づいて、あの、状態もいいし大きいので、あの、売ろうと」

たどたどしいが女性が説明する

男が女性に近付く

殴られるそう思った。

「あっそ」

男は、乱暴に受け取る

するとすぐにスマホを取り連絡する

「俺だ、依頼は、完了だ」

そう言いスマホを切る

男は、私達に向き

「この二人さっさと連れていけ」

「「はっは、はい!!」」

二人の男女が二人を担いで逃げた。

そして男は、私達三人に

「さっさとここから出ろ」

そう言い館から出た。

男が去って少しして

私達は、一気に気が抜けた。

「怖かったー」

「なんだあれ?なんだあの男」

「わたしが聞きたい、なんで心霊スポットでヤクザに絡まれるような恐怖を体験しなきゃいけないのよ、怖がったー何かやって怒り買って殺されるのかと思ったー!」

「ほんとな、ん?あれ?優子?おい?あっやべ、優子あまりの怖さで立ったまま気絶している」

「白峰さん大丈夫!?」

「おーい!戻ってこーい!」

私達は、そう言い白峰の頬をペチペチ叩いた

「はぁ!!大好きだったひいおばあちゃんと川で会ったような」

「ビビり過ぎて三途の川わたりかけてるんだけど!!お前のひいおばあちゃんもうとっくに死んでるから!!」

「あ、そうだった、あ」

「ん?どうした?」

「あってなに?」

「トイレ行きたい」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・」

エッこのタイミングで

私達は、そう思った。

「ごめん、我慢出来ないかも」

「マジかよおい」

「仕方ない」

私達は、再び魔女の館に入ることになった。



あれ?なんか忘れているような?


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